
表層攻略の軸となるメガバスの大人気シーバス用ルアー、カゲロウのミッドダイバー版となるカゲロウMD。先にカゲロウMD 125Fが登場し、そのダウンサイジング版となるカゲロウMD 98Fが新たにリリースされる。新たなサイズの登場により、シルエットの違いでローテーションを組むことも可能となった。詳細を見ていこう。
→《KAGELOU MD 98F》のスペックと価格&カラーラインナップ
●文:ルアマガプラス編集部
カゲロウオリジナルシリーズの一段下のレンジを的確にトレース!
表層を意識した大型シーバスに対して絶大な威力を発揮することで、多くのシーバスアングラーが愛用するカゲロウシリーズ。オリジナルのカゲロウには100F、124F、155Fの3サイズがラインナップされている。
左からカゲロウ100F、カゲロウ124F、カゲロウ155F、そしてミッドダイブ版のカゲロウ MD 125F。ここに新たにカゲロウ MD 98Fとなる。
この表層を担当するオリジナルシリーズに対して、少し下のレンジ攻略の軸となるルアーとして開発されたのが、カゲロウMD 125Fとなる。表層までには出ない、セレクティブな大型シーバスに対して、レンジを入れることで口を使いやすくさせたミッドダイバー。ここに新たに加わるのが、ダウンサイジング版となるカゲロウ MD 98Fである。
最大潜航深度は0.8mに設定。サイズの違いでバイトを引き出す
カゲロウ MD 98Fの最大潜行深度は0.8mに設定されている。この深度の設定は、特徴的な部分であるスポイラービルの設計がもたらすものだ。そして、このレンジ設定はカゲロウ MD 125Fと同様となる。表層までは出てこないが、確実に魚はいるというシチュエーションで、絶妙なフィーディングレンジ設定のミッドダイバーとして重宝する。
KAGELOU MD 98F(カゲロウ MD 98F)[メガバス]
●全長:98mm
●自重:12g
●タイプ:フローティング
●潜航深度:最大0.8m
●フック:#5×2本
カゲロウ MD 98Fもカゲロウ MD 125Fも、深度設定が同じにされていることで、サイズやシルエットの違いでアピールすることが可能になった。これまで取り切れなかったシーバスにもリーチできる可能性も高くなるだろう。
スポイラービル
カゲロウのオリジナルシリーズよりも一段下のレンジを攻略可能とする。最大潜行深度は0.8mとなっている。
重心移動システム「LBOll」を搭載
カゲロウシリーズでは、オリジナル含め最小のサイズとなるが、もちろん、メガバス独自の重心移動システム「LBOll」は搭載されているので、あらゆる状況下でも確実にスポットへと届かせる飛距離の向上を実現する。
[LBOllの特徴]
●LBOシステム搭載により最長飛距離20%UP
●超低抵抗ウェイトが生み出す、慣性インパクト
●瞬時に泳ぎだす脅威のアクションレスポンス
カゲロウ MD 98Fのカラーバリエーション
カゲロウMD 98Fは全部で12色をラインナップする。いずれも美しくクオリティの高い仕上がりを見せる。カゲロウMD 125Fにあった「初回限定」といったカラーは設定されていないようだ。












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