東京湾名シーバスガイド・アンリミテッド黒川船長直伝!22秋のランカーシーバス事情!!【ビッグベイトを投げ続けることが最大のチャンス!?」

東京湾ボートシーバスで定番化した秋のビッグベイトゲーム。ランカーシーバスが狙える大人気の釣りだが、ここ数年は過熱気味!? 「アングラーの多さからかプレッシャーで簡単に釣れる状況ではありません。でもチャンスはあります!」。2022年最新事情を交えた攻略法をレジットデザインフィールドスタッフであり、大人気シーバスガイド船「アンリミテッド」の船長でもある黒川さんが伝授していただきました!

●文:ルアマガプラス編集部

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黒川寿希(くろかわ・じゅき)

東神奈川にある東京湾ボートシーバスガイド船のアンリミテッドに在籍。若手ながら釣りの技術は高く、さらに丁寧な対応で人気のフルタイムガイド。レジットデザイン・フィールドスタッフ。

ランカーシーバスのスタートは「早まる」傾向にあり!?

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――「ビッグベイト」でランカーシーバスを狙う。この釣り方自体は秋の東京湾ではかなり定番となりましたが…フルタイムでガイドする黒川さんは近年どのような変化を見受けられますか?

黒川「そうですね、秋に大型化するコノシロの群れに付いているランカーサイズのシーバスを、大型のトップウォータールアーで狙っていく釣りになるのですが、エキサイティングな釣り故、年々『シーズン前』に釣りをする人が増えています」

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――ベストシーズンは9月後半から12月くらいまでと言われていますよね…?

黒川「9月より早く、8月後半からやっている人もいます。なぜかと言うと、シーズンの走りは叩かれていないから『フレッシュな個体』が多く、反応が良かったりするんですね。

あと、皆さんSNSにいち早く乗せたいというちょっとした競争心もあるみたいですね(笑)。さらに12月後半になるとシーズン的に終盤にはなりますが、コノシロの入ってくる数によっては2~3月まで釣れる時もあります」

朝マヅメだけじゃない!? 昼の時合いも見越して「投げ続ける」べし!

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――シーズン以外に最近の傾向ってありますか?

黒川「朝も暗いうちから出船する傾向にあると思います。やはり釣り人が多くない、プレッシャーが掛かる前の状況の方が反応も良く、釣れることが多いです」

――朝マヅメのチャンスタイムをより精度を高めて釣りをするアングラーやガイド船は多くなってるということですね。ちなみに昼の時合はあったりしますか?

黒川「朝は日が昇りきってしまうと落ち着きやすい。でも、昼にいきなり喰い出すときがあるんです」

――朝マズメや夕マズメ以外にも「昼の時合い」があるとのこと。どういうタイミングなんですか!?

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黒川「分かりやすいタイミングだと潮の変わり目や、コノシロの群れの動きかたでも時合が来ることがあります。予想できそうな時もあるのですが、原因が特定できずに急に日中に連発したりすることもあるんです」

まったく動きがなかったコノシロの群れに、突然シーバスがアタックしている様子が魚探に映ったり、ルアーへ反応することがあるという。

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黒川「潮やベイトの反応で明らかに分かりやすく時合が来る場合もありますが、反対にいつ喰い出すかわからない状況もあるので、基本的なことですが、やると決めたら『ビッグベイトを投げ続ける』ことです。これが今シーズンの一番重要なポイントになります」

喰わないときはコノシロの群れを外したキャストも有効!

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東京湾でのビッグベイトシーバスの代表ポイントとして挙げられるのが河口部のオープンエリア、河口部にいるコノシロの大群にランカーシーバスが付いています。当然、この群れへビッグベイトをキャストしていくののがセオリーですが…。

黒川「おっしゃる通り、基本はコノシロの群れの周りに向かってキャストし、ルアーをアクションさせてアピールしていきます。でも、喰わないときは群れから『あえて外す』アプローチも効果的です」

――群れから外す、その理由とは何でしょう!?

黒川「コノシロの密度が多すぎると、シーバスが『ルアーを見つけられない』こともあるんです。なので、群れを外してルアーを引くことで、群れから外れた個体をイメージさせ目立たせるようににする。意外にこれに反応して喰ってくるパターンは結構あるんです」

少ないチャンスをモノにするバレにくいロッドが必須!

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黒川さんは状況にアジャストさせるため、ロッドも使い分けているという。今シーズンのランカーシーバスを獲るために必要な「ロッド性能」とはなんでしょうか?

黒川「まずひとつが、オープンエリアで使うので、ビッグベイトをストレスなく遠投できること。そして2つ目に、一日中投げて大きなルアーにアクションを掛けていくので、硬いだけじゃなく良く曲がり操作性が高いことも重要ですね」

時には5ozを超えるようなビッグベイトをキャストし、連続的にアクションをつける。ダイナミックさだけでなく繊細さも兼ね備えた釣りだが、重量級ルアーが主体だけに一日中釣りをすると身体への負担もある。そこで、キャストやアクションを付けやすい“柔らかさ”も重要だという。

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黒川「良く曲がるロッドであれば、魚の動きに追従してくれるのでエラ洗いの際もバレにくいんです」

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いきなり訪れる昼時合いが多い今シーズンは、バレにくいロッド性能が釣果を左右することもある。そんな黒川さんが、ガイド時からプライベートまで使用するの3本のスクアドビッグベイトモデルを、それぞれどんな使い分けをしているのか詳しく解説してもらった。

スクアドSKC511XH-SEABASS-Technical Big Bait Special

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黒川「SKC511XHは水面が近い和船タイプでもアクションが付けやすい長さ。でも、良く曲がってくれるから遠投が効いて、ルアーアクションも付けやすいです。5ozまで扱えるのでルアーの幅も広く、僕のメインロッドになっています。これにヒュージペンシル(デプス)のドッグウォーク、あとはビッグバンディット(マングローブスタジオ)のジャーキングで良く使っています」

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【スペック】

●全長:1.80m
●標準自重:158g
●適合ルアー:145g(5oz)MAX
●ライン:フロロ30lb/PE4号
●価格:3万5750円(税込み)

スクアドSKC64XXH-SEABASS-Big Bait Special

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黒川「ミヨシに立つときに良く使っている長めのベイトロッド。511よりも柔らかめなので、スムーズに魚の引きをいなしてバレにくい。特に超ランカーサイズは首を振って暴れやすい。デカいのが掛かってからの安心感がありますね。あと、6.5ozまで使えるのでメガドッグ(メガバス)も余裕で振り抜けます」

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【スペック】

全長:1.93m
標準自重:173g
適合ルアー:185g(6.5oz)MAX
ライン:フロロ30lb/PE4号
価格:3万6300円(税込み)

スクアドSKS73M++-SEABASS-Middle Bait Versatile

黒川「フォローとしてアマゾンペンシル(エバーグリーン)を投げるときにスピニングロッドを使っています。ティップでチョンチョン…と、キレのある細かいドッグウォークをすると反応するときもあって、このアクションは圧倒的にスピニングの方が付けやすいんです。また、少しだけ沈めると喰ってくるパターンもあるので通常のS字系ビッグベイトなども良いと思います。疲れにくいのでインターバル的にあると便利なロッドです」

【スペック】

●全長:2.21m
●標準自重:120g
●適合ルアー:10-45g
●ライン:PE1~2号
●価格:3万4100円(税込み)

黒川さん的!スクアドビッグベイトシリーズベストマッチルアーはこちら

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●ヒュージペンシル ウォーカー/スケーター(デプス)
●ビッグバンディット(マングローブスタジオ)
●ダヴィンチ190(エレメンツ)
●アマゾンペンシル (エバーグリーン)

スクアドビッグベイトスペシャルの実釣模様は「SKUAD TV」でチェック!!


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