神技を駆使するバスプロといえばまず挙がるのが青木大介の名前だろう。今シーズンでのトーナメント活動の休止を発表したが、ひとたびフィールドに浮かべば鋭いセンスと状況判断の速さはあいかわらず。霞ヶ浦&利根川水系を舞台に冬のフィールド攻略のヒントを教わった。今回は青木大介さんにとっての「神ルアー」をご紹介。
●文:ルアーマガジン編集部
青木大介さんのプロフィール
青木大介(あおき・だいすけ)
ディスタイル主宰。JBトップ50はもちろん、陸王やバサーオルスタークラシックなど、あらゆるコンペティションを制してきた職業バスプロ。ここ数年はアメリカでのトーナメントを中心に活動してきたが、来季からは再び国内での活動が本格化予定。
青木大介さんにとっての「神ルアー」とは!?
本当に信頼できるものしか投げないから、おおげさに言えばボックスに入っているすべてが『神ルアー』ですよ。日本とアメリカでも違うし、状況によっても変わっていく。
ただし、場所や時代を問わずに釣れ続けているものもありますね。その代表格がゲーリーワーム。なかでも4inヤマセンコー、3inファットヤマセンコー、5inスリムヤマセンコーはバランスが『神』だと思う。レッグワームは言うまでもないです。
5inスリムヤマセンコー【ゲーリーヤマモト】
3inファットヤマセンコー【ゲーリーヤマモト】
4inヤマセンコー【ゲーリーヤマモト】
レッグワーム2.5in【ゲーリーヤマモト】
レッグワームが釣れる秘訣は「コンパクトなのに強い」こと。青木さんの強さの源泉である速いフィネスには不可欠なアイテムだったD.Sカマーのテールはレッグワームより弱め。穴の内側をカットするとさらに微弱にできる。
D.Sカマーのテールはレッグワームより弱め。穴の内側をカットするとさらに微弱にできる。
他にも……
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。