淡路島での実釣取材中、大物に効くワームカラーの話になった。「え？ そんな色あるんですか？」という記者の問いに対して、トミーさんと、地元ロコアングラー・石井裕さんが口を揃えて言ったのが、なんとも以外な色だった…。大型アジの攻略法と合わせて紹介していく！
●文:ルアーマガジンソルト編集部
トミー敦
とみー・あつし 本名：冨永敦（とみなが・あつし）。小誌の名物企画「アジング王バトル選手権」の初代王者。イベントなどで全国各地をめぐりながら、様々な海域でアジを狙い続ける旅するアジンガーとしても知られており、メディアへの露出も多い人気者。
トミーブルーと呼ばれたギガアジキラーのワームカラーは「青」
淡路島の実釣にかけつけてくれた石井裕さん。彼もまた、ブルーのワームでいい思いをした経験があるそうだ。この日もブルーカラーのワームで良型アジをキャッチ！
ギガアジに効くカラー。答えは「青」系でした。こちらは実釣時にトミーさんが使っていた新作の「アジボッコ」。カラー名は「銀粉ジャコブルー」。
――でかアジを狙う際に注意点はある？
トミー「もちろん試行錯誤して釣ることも重要なのですが、もっと大事なのは、ヒットした後だと思います」
――ファイトということですか？
トミー「そうです。使用しているラインの素材にもよるんですが、ファイトに時間をかけるとフッキングした穴がどんどん広がってしまいます。バラさないためには、なるべく時間をかけないことが重要。あとはゼイゴ。大型のアジになると、体側のゼイゴがカミソリみたいに鋭利になります。当然ラインブレイクの可能性も高くなりますよね」
――それはタックルセッティングなどで回避できる？
トミー「ほんとにデカイアジを狙うときは0.4号のPEに1.2号のリーダーを組んだりします。エステルの場合はドラグの調整が重要になってきますね。とにかく、サイズが大きくなると習性も変わってくるので、万全の準備で挑んでください！」
確かにアジは青物の一種。大型になると想像以上のファイトを楽しませてくれる。
石井「あとは色ですよね。今回、僕のヒットカラーもブルーだったけど、ブルーって、なぜかでかアジに効くんですよね。それこそ、トミーも過去に大物を釣り上げた時は“ブルーカラー”のワームが多いんですよね。“トミーブルー”なんて言われていたこともあったよね」
トミー「ありましたね！ 釣り人には不人気だったけど（笑）、よく大物が釣れているイメージがありますね。過去に釣った50アップを筆頭に、ドラマチックな魚はことごとくブルー。もちろん、新作のアジボッコにも採用しています！」
不思議と大物が釣れるカラー。何かの偶然ではなさそうだ…。
ト「地域によっても大型が釣れるワームカラーやタイプ、時合いも異なるので、ぜひ傾向を見つけ出してメモリアルフィッシュをキャッチしてください！」
四国で釣り上げた51cmのギガアジ
こちらは過去にトミーさんがキャッチした、圧巻の51cm！
トミー「四国での釣果ですが、大型が接岸する秋の夕マヅメのタイミングに、大型が定位するであろうボトム付近をメバスタ3.5g＋ブリリアント2.5inで探るとヒットしました。ワームカラーは銀粉ジャコブルーUVでしたね。とにかく興奮しました！」
トミーさんが四国でキャッチした51cmのギガアジ。よく見ると、ガイドにブリリアントのブルー系カラーがついている（銀粉ジャコブルーUV）。
淡路島の良型アジにもブルーが効いた！
新作ワームにも「ブルー」を採用！『アジボッコ（ティクト）』
アジがボコボコに釣れる!? スローで強波動のニューカマーは福袋に同封!?
周辺の突起に気泡を纏うことで、同サイズのワームよりスローなフォールスピードを実現した新作ワーム。波動も強めなので、パイロットワームとして使うのも効果的だ。2.5inは2月発売予定。
1.2inは春先の発売になるそうだが、年末年始の「ティクト福袋」に同梱されるらしい！ ちなみに“アジがボコボコに釣れる！”ことから、「アジボッコ」というネーミングが採用されている。
アジボッコにも「銀粉ジャコブルー」カラーを採用しているぞ！ ギガアジ釣れちゃうかも!?
【スペック】●サイズ：1.2in、2.5in●入数：8●価格：未定
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