《幻の超希少生物》見た目は虫やんけ! 食べたら絶品、海に感謝ッ!

突飛な見た目だが伊勢海老よりも美味しいと囁かれる、滅多に市場へ流通することがない「ゾウリエビ」。名前の由来は、見た目が草履に似ているから。流通量が少ないこともあり、高価なエビだ。

→《ゾウリエビのお造り》めっちゃ美味そうやんけ!

●文:ルアマガプラス編集部

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ゾウリエビ

ゾウリエビの体長は15cmほどで、とても平たい体型をしている、名前の通り「草履」に似ており、顆粒状突起と短毛が密生してつやがなく、堅い外骨格に覆われている。

房総半島から九州までの太平洋岸と南西諸島、台湾まで分布しているゾウリエビは、浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息しおり、イセエビなどと同様の生活しているようだ。昼は岩陰に隠れて動かず、夜に活発に動いて貝類や甲殻類などの小動物を捕食する。

流通が少なく市場に出れば高価

イセエビなどと同様に刺し網などで穫れることがある。しかし、市場流通することは稀。それゆえに市場に出れば大きさの割に高めになる。

見た目に反して味は絶品!

ゾウリエビのお造り。

見た目は草履で正直、食欲をそそらない。しかし、口にすると絶品、味の良さからイセエビ以上と称するひともいるほど。

そして特筆すべきは捌きやすさだ。下処理さえしてしまえば殻は簡単に剥くことができる。さらに余った頭は良い出汁がでるのでお味噌汁などにするのがオススメ。冷凍しておけば必要なときに凍ったままお湯に入れれば、すぐに利用可能だ。

捌き方は上園歩美のYouTube動画を参考にするのがオススメ!

上園歩美さんのYouTube動画では貴重な生きている状態のゾウリエビが登場。捌こうとするとピチピチ跳ねる新鮮さは、スーパーなどでは目にする機会がまず無いので必見。ゾウリエビが入手した際は是非参考にしてみてください。

【珍獣】ゾウリエビをさばいてみた


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