『釣ろう、京都。』海の京都を「釣り」で満喫!【その2】

丹後半島を中心とした北部沿岸地域「海の京都」が、なぜ豊饒の海と呼ばれているのかが理解できたところで、ココでは具体的にどんな釣りモノが生息しているのか、季節ごとにどういった魚が釣れるのかを紹介していきたい。地元の釣り情報に精通しているショップ「フィッシングナカジマ」の中嶋氏協力のもと、ローカルオススメの岸釣りスポットも併せて教えてもらったぞ。

●文:ルアーマガジンソルト編集部

フィッシングナカジマに聞く「丹後半島エリア」最新釣り事情

海の京都で何が釣れるのか? 釣りのことは地元の釣り具店に聞くのが一番だ。特に今の時期、冬の京都府北部は寒い。ところが海の中の魚たちは意外にも元気で釣り人の期待に応えてくれるらしい。冬の海の京都で釣れる魚を教えてもらった。

【釣り具店】フィッシングナカジマ

スタッフの中嶋和輝さん。 [写真タップで拡大]

中嶋和輝

なかじま・かずき 海の京都をこよなく愛する「フィッシングナカジマ」スタッフ。小笠原諸島でのイソマグロゲームから丹後半島地磯でのエギングまで、ショアを中心に様々なスタイルに精通する若き二代目。

  • 住所:〒629-2251 京都府宮津市須津67−1
  • TEL 0772-46-2077

営業時間

期間営業時間
4月〜11月 平日・土曜6:00~20:00
4月〜11月 日曜・祝日6:00~19:00
12月 平日7:30~20:00
12月 土曜6:00~20:00
12月 日曜・祝日6:00~19:00
1〜3月 全日7:30~19:00

定休日/4月~11月=第1火曜日、12月~2月=毎週火曜日
※セール期間・祝日に重なる場合、振替いたします。

京都縦貫自動車道与謝天橋立ICのすぐ近く。タックルやエサ、最新情報を手に入れるのに便利なロケーションにある。 [写真タップで拡大]

店内には海の京都の釣りに対応したタックル、ルアー、エサが充実のラインナップ。 [写真タップで拡大]

冬の海の京都は釣りものが豊富で型が良い

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初めてのフィールドに釣りに行ったら、地元の釣具店でご当地ルアーやエサを買いつつ情報を仕入れるのが釣果を出すための近道。釣りが盛んな海の京都、訪れたのは宮津湾近郊の釣具店「フィッシングナカジマ」さんだ。取材は晩秋。まずは、これからの季節に狙える魚種をうかがった。

中嶋「ショア(岸釣り)と船でも違うし、丹後半島の外湾(西サイド)と内湾(東サイド)でも魚種が変わります。手軽に楽しむならショアですね。観光の合間に防波堤でサオを出せば、トップシーズンではアジやキスなどが釣れる。ここは釣りをするにはすごく恵まれた環境です」

――では、これからの時期、冬のショアのターゲットでいうと?

中嶋「内湾は北風が吹いても比較的穏やかなのでビギナー向けですね。メバルやガシラ(カサゴ)、アジが狙えます。冬の外は海が荒れる日が多いですが、波のない日は磯でメバル、シーバス、青物、あとマダイも出ます。メバルは尺(30cm)オーバーが狙えます。外でも漁港ではアジのサビキ釣りが楽しめます。船だと寒ブリ、ハマチ、サワラが人気で、内も船なら同じような魚種が狙えますよ」

約34cm。丹後半島では30cmを超える巨大メバルが狙える。 [写真タップで拡大]

――寒くても魚種は豊富ですね。

中嶋「ヒラメも良いし、ほかにも釣れる魚は居ます。サビキやルアーで手軽に狙えるアジは冬場になるとサイズも良くなりますし。とくに宮津を代表とする湾では、小さいイワシが湾内に入って、でかいアジがそれを捕食するために付いてくる。なので、尺アジも狙えますよ。冬の丹後半島周辺は寒いですけど、実は釣りモノが豊富で型も良い。釣りには良いシーズンなので、ぜひお越しいただきたいですね。ひとつ、北の京都の冬はことのほか雪が降ります。車の場合は四駆がオススメです。また、スタッドレスタイヤを履くなど冬場対策は万全にしてきてくださいね」

中島「京丹後エリアをざっとピックアップしていきますね」。こちらのリクエストに対してパパッと出てくるところはさすがロコ。頼りになります! [写真タップで拡大]

海の京都・四季の主な釣りモノターゲット

中嶋さんに、四季の主なターゲットも教えてもらった。まずは春から。

中嶋「春は丹後半島の外側はヒラマサが釣れ始めます。メバルや青物系も冬に続いて釣れますね。また、アイナメやクロソイなどの根魚も狙えるようになります。内側は、メバルにアジにチヌですね」

――夏はいかがでしょう?

中嶋「外側も内側も豆アジが手軽に狙えるようになります。ファミリーフィッシングに最適なシーズンです。サーフエリアではキスも良くなりますよ」

――釣りモノが多い秋は?

中嶋「夏に続いて内・外ともに同じような魚種が狙えます。加えて、ヒラマサなどの青物やグレ、尺アジなども。アコウも良いし、磯や波止場からはアオリイカも人気です」

――天候厳しい冬はどうですか?

中嶋「外はメバル、シーバス、青物、マダイ、アジ。内はメバル、ガシラ、アジなど。あと地元の人は馴染みすぎてあまり狙いませんが、他県の方々にはマゴチも人気です。季節は春から秋で型が良いかな。70cmクラスが出ますよ~」

年間通して、サーフから磯、波止場まで様々な魚種が狙える素敵な環境が整っているのが、海の京都の魅力でもあるのだ。

丹後半島周辺は夏のケンサキイカ、春秋のアオリイカとイカ釣りも盛ん。ショップオリジナルのイカ醤油も販売中! [写真タップで拡大]

丹後半島のオススメ釣り場を東サイドと西サイドに分けて紹介!

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丹後半島・東サイド(内湾)

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【伊根】足場の良い波止で多彩な魚種が狙える

舟屋で有名な伊根も釣りの好スポット。足場の良い波止でアジからサゴシや青物の大物まで季節に応じて様々な魚が狙える。大西駐車場と七面山駐車場は釣りでも利用でき、駐車場のすぐ目の前が釣り場だ。 [写真タップで拡大]

【天橋立】天橋立周辺などのサーフはキス釣りが有望

南北に渡る天橋立はサーフビーチが続き、投げ釣りのフィールドとしても実は人気。メインターゲットはキスだ。 [写真タップで拡大]

【宮津港】宮津駅からのアクセスも良い波止釣り場

宮津港は湾の最奥に位置し比較的波も穏やかなため、初心者でも手軽に釣りができるスポットとして人気。ガシラやアジなどのライトゲーム中心。近隣の漁師町には「ととまーと」という海鮮メインのフードコート施設がある。 [写真タップで拡大]

【宮津市海洋釣り場】栗田(くんだ)湾に作られた人工釣り場

アジやメバルなどの定番ライトゲーム系からチヌ、シーバス、カワハギ、そして季節によってはアオリイカまで狙うことが可能な人工釣り桟橋。*12月~4月中旬までは休業 [写真タップで拡大]

【舞鶴親海公園】海釣り護岸完備の公園

舞鶴市にある舞鶴湾に面した公園で、園内に海釣り護岸を整備。釣り人を受け入れている。レストランも併設されているのでファミリーフィッシングに最適。観光の合間のちょい釣りも楽しめる。 [写真タップで拡大]

丹後半島・西サイド(外洋)

【中浜漁港】アジを中心にライトゲームが楽しめる

京丹後の漁港の中でも、割と奥まった場所にある。アジの他にはシーバスなどを狙うことができる。常夜灯があり夜釣りも可能。シーズンによってはアオリイカエギングも。 [写真タップで拡大]

【立岩周辺】立岩~後ヶ浜のサーフでキス狙い

立岩の東側は昔からキス釣りポイントとして地元のアングラーに愛されてきた。西側の河口周辺はシーバス、そこから続く磯エリアなどはチヌやグレなども狙うことができる。 [写真タップで拡大]

琴引浜鳴き砂で知られる観光地もサーフポイント

有名な琴引浜も投げ釣りで人気の浜だ。キスを中心に、カレイ、ヒラメ、マゴチなどフラットフィッシュを中心に狙える。夏場は海水浴場としても解放されるので、釣りの際は周りに注意しよう。 [写真タップで拡大]

【浅茂川漁港】ファミリーで気軽に釣りが楽しめる

京丹後市網野町にある漁港。トイレなどの施設が充実し、女性や子供連れでも安心。港内でアジのサビキ釣りなどが楽しめる。丹後町の中浜漁港、間人漁港も同様だ。漁港で釣りをするときは漁業関係者に迷惑をかけないように釣りを楽しもう。 [写真タップで拡大]

*釣りをする際はルールとマナーを守って楽しい釣りを心がけましょう。


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