メガバスから、シーバスのバチパターン攻略のための新しいルアーが登場する。早春から春にかけてのシーバスゲームで欠かせない主軸となり得るルアー、VATISSA(ヴァティッサ)の特徴をチェックしていこう。
●文:ルアマガプラス編集部
極小ヘキサリップが生み出す微細波動とロールアクションが特徴!
ヴァティッサは、メガバスから新しく登場する、バチパターン攻略用のスリムルアーで、115mmと93mmの2サイズ展開となる。
最大の特徴は、極小のヘキサリップだ。大きすぎるアクションを嫌う傾向にあるバチパターンのシーバスに対して、あえて水流を受け流す極小リップにより、大きすぎないアクションと、微細な波動で効果的にアピール。
リップが小さいと、アクションの立ち上がりが不安になるかもしれないが、水流に対してレスポンシブルに反応するよう設計されているため、リトリーブによりロールアクションを生み出すことが可能。
また、リトリーブ速度とロッドの角度を調整することで、まるでバチのような、絶妙な引き波を発生しながらアクションさせるような使い方もできる。
ヴァティッサは、リトリーブ速度の違いで機能が変化! 3つの特徴を解説!
では、バチパターン攻略や細身のベイトパターンにとことん特化したスペシャルモデル、ヴァティッサの3つの特徴を見ていこう。
「デッドスロー」リトリーブ:ウォブリングを排除した、微細ロールアクション
デッドスローリトリーブでは、ウォブリングの要素を徹底的に排除した、スローロールアクションを発生。波動を出しすぎず直線的な軌道で泳ぐ、ゴカイやイソメなど、バチの動きにマッチしたアクションでシーバスに対して違和感なくアピールする。
「スロー〜ミディアム」リトリーブ:細身のベイトパターンに対応したアクション
ヴァティッサは、バチパターンの攻略の他に、シラウオやサヨリなど、細身のベイトパターンにも対応。スローからミディアムのリトリーブスピードで、ピッチの細かいローリングアクションを発生。スリムなベイトを意識したシーバスが思わず口を使うようなイメージで使用できる設計だ。
「ファスト」リトリーブ:パニックベイトを演出
リトリーブ速度をさらに上げると、水面から飛び出すことなく、水面直下のレンジをキープしながら漂うように泳ぐ。しっかりとレンジをキープしながら、軸がブレないローリングアクションを披露。回転角の大きいロールアクションは、同時にフラッシングも発生させ、パニックベイトを演出できる。
ヴァティッサ カラーチャート・価格(スペック)
ヴァティッサは、2サイズ共通で全13色で展開する。カラーラインナップは下の写真を参照してほしい。
【VATISSA 93F・115F スペック】
品名 | 全長 | 自重 | タイプ | その他 | 本体価格 |
VATISSA 93F | 93mm | 6g | フローティング | フック:#8×2 | 1,500円 |
VATISSA 115F | 115mm | 9g | フローティング | フック:#8×3 | 1,600円 |
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