バスプロ100人が投票「あなたの好きなバスアングラーは誰ですか?」ランキング発表!

バスフィッシング界で活躍する20代から70代のプロアングラー100人(ルアーマガジン2023年2月号『バスプロ名鑑掲載』)。彼らに好きなアングラーは誰かを聞き、それをランキング化。「好きな」という言葉には、いろいろな意味合いが含まれている。子供の頃に映像で見て憧れていた、いつも関わっている上で多大な影響を受けている、など、理由はさまざま。プロフェッショナルが認めるプロフェッショナルは一体誰なのかを、カウントダウン形式で発表!

●文:ルアーマガジン編集部

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バスプロ投票ランキング第7位(6名)

金森隆志 TAKASHI KANAMORI

岸釣りアングラーの新スタイルを作ったのがカナモ!

岸釣りの概念を変えたスター、金森さんもここにランクイン。20代でメディアプロを目指すアングラーは、彼のスタイルや立ち振る舞いに大きな影響を受けている。読者・視聴者を楽しませるエンターテイナーは、同時にプロをも魅了する。

村上晴彦 HARUHIKO MURAKAMI

自由に釣りを楽しむ姿はプロにも人気

孤高の天才・村上晴彦さんをあげるアングラーも多かった。とくに30代のアングラーはまさに直撃世代。オカッパリをメインに活躍するアングラーが村上さんの名を出しており、等身大で釣りを楽しむ姿に影響を受けているようだ。

ラリー・ニクソン LARRY NIXON

バスフィッシングの礎を築いた生きる伝説

50代以上のアングラーからの指示が多かったのが、バス釣り界の生ける伝説ラリー・ニクソン。来日した際の釣行はテレビ放映され、それが初期衝動のように大きな印象を残している。実際に会ったアングラーはその人柄の良さも評価。

奥村和正 KAZUMASA OKUMURA

同業者の心も奪う無頼派でかバスハンター

常にビッグバスのみを追い求めるスタイル、ヒット商品を生み出し続けるビルダーとしての才能など、ほとばしる魅力が満載の奥村さん。プロフェッショナルから見ても、カッコイイという声が多く聞かれた。

ブランドン・パラニューク BRANDON PALANIUK

Photo by B.A.S.S.

アメリカの超新星は日本でも大人気

海外の超実力派の若手アングラー、ブランドン・パラニュークのファンも多い。バスを見付け出す理論や惚れ惚れするような釣りのスタイル、そして実際に会った人は温厚な人柄などを好きな理由にあげていた。

伊藤巧 TAKUMI ITO

プロも知りたがる伊藤巧さんの強さの秘密

世界を股にかけて活躍する伊藤さんはすべての世代から支持を集めた。全身全霊でバス釣りに取り組む姿はどのプロフェッショナルも認めるところ。40代の某トーナメントプロも「彼の強さの手口がわからない」と興味津々。

バスプロ投票ランキング第6位(2名)

並木敏成 TOSHINARI NAMIKI

冴えわたるキャスティングスキル世界のT.NAMIKI

「魅せる釣りは見てて楽しい」と40代トーナメントプロも太鼓判。やはり直撃世代とも言える30代後半アングラーからの支持が多く、スタイリッシュなマシンガンキャストや、カッコいい釣りのスタイルに憧れたという声が多かった。

村田基 HAJIME MURATA

ジムの声を聞くと誰もが童心に返る!

1番多かった意見が「少年時代にバス釣りを始めるきっかけになった」というもの。常にビギナーに向けたわかりやすい直球の解説と唯一無二のキャストテクニックで、若い頃に大きな影響を受けた印象が今でも強く残っているのだ。

バスプロ投票ランキング第5位

川村光大郎 KOTARO KAWAMURA

輝く陸魂は全オカッパリアングラーの憧れ

「釣りも人柄もとにかく好き」といった声が多かったのが、真摯にバスフィッシングに向き合う川村さん。なかでもオカッパリをメインに活動する20代のアングラーは川村さんをひとつの目標にしている印象。「早く川村さんに認められたい」といった感想も。

バスプロ投票ランキング第4位

青木大介 DAISUKE AOKI

多くの若手が青木さんの背中を追ってプロに

20~30代のトーナメントプロの支持を集めたのが青木大介さん。青木さんがお立ち台に立つ姿が目に焼き付いて、「バスプロになるきっかけになった」、「トーナメント魂に火がついた」と言った声が聞かれた。彼が次世代のトーナメンターに与えた影響は計り知れない。

バスプロ投票ランキング第3位

リック・クラン RICK CLUNN

Photo by B.A.S.S.

いつまでも戦い続けるベテラン達の希望

今年で76歳になる最年長バスマスターエリート、リック・クラン。50代、60代のアングラーが名前をあげており、まさにレジェンドが認めるレジェンドと言ったところ。40代プロも「中学生の時の憧れで、今でも現役は凄い」とコメント。

バスプロ投票ランキング第2位

今江克隆 KATSUTAKA IMAE

国内トーナメントの帝王が2位にランクイン!

プロフェッショナルが認めるプロフェッショナル、第2位は今江克隆さん。長年にわたってトップ戦線を戦い抜く姿はすべてのトーナメンターの憧れ。「ビデオを擦り切れるほど見た」、「トーナメンターとしての生き様がかっこいい」、「今も昔もトーナメントの最前線、競技者として憧れた」と賛辞の声が集まった。

バスプロ投票ランキング第1位

田辺哲男 NORIO TANABE

バスプロが認めるバスプロ、堂々の1位はミスターマイゲーム!

すべての年代のバスプロから支持されたのが田辺哲男さん。これまでの功績はもちろん、田辺さんが発する言葉やメッセージ、そして今でも現場に勢力的に繰り出し、ルアー作りの細かい部分まで突き詰めている姿に、多くのアングラーが強い影響を受けている。バスフィッシングの未来を考え、次世代に繋ごうとする姿勢も、田辺哲男さんが多数のプロに認められている理由。

投票時に寄せられたコメント

「日本のバスフィッシングのシーズナルパターンを作った」(40代)

「中学生時代に実際に見て憧れ、青春時代を支えてもらった」(40代)

「こうでありたい。こうなりたい」(40代)

「あの年齢で情熱を持って釣りに向き合っているのはすごい」(40代)

「永遠の憧れ」(30代)

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!


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