渓流の攻略をメインとしつつも、エリアトラウトの釣りでも実績多数の「CHIDORI(パズデザイン)」に、新サイズが仲間入り。名前の由来でもある「千鳥足アクション」はそのままに、長さも重さもサイズアップ! 44mm・4.5gのスプーンは、どんなシーンで活躍するのか!?
●文:ルアーマガジンリバー編集部
「TAGIRI」ブランドの3作目「CHIDORI(中)」
「TAGIRI」ブランド始動
「滾(たぎ)る想いを形に」をコンセプトに、2022年にパズデザインが立ち上げられた新ブランド。新作の「CHIDORI(中)」もこのブランドに内包される。メインストリームであるパズデザインとは違った切り口で物作りを表現していくところに注目していただきたい。
新作の「CHIDORI(中)」は44mm・4.5g
2022年にパズデザインの「TAGIRI」ブランドからリリースされた「CHIDORI」というスプーン。その名の通り、時折バランスを崩す千鳥足のようなアクションが特徴で、遊泳時には強い波動を生み広範囲にアピールすることができる。過去に紹介した記事でも詳細を紹介しているので、そちらも参考にしてほしい。
オリジナルからサイズアップ! 波動とシルエットの強アピールは渓流域から中規模河川まで攻略範囲が幅広い!
オリジナルは36mm、板厚違いの3g、3.7gの2アイテム展開だったが、新サイズの「CHIDORI(中)」ワンサイズ。44mm、4.5gとなる。
基本コンセプトは「CHIDORI」と同様左右に不規則な千鳥るアクションが最大の売りだが、サイズあっっぷにより、大きなシルエットと波動で広範囲でアピールすることができる。魚を寄せる力は、主に中規模河川などの広いフィールドが主戦場になる。
シーズン初期の放流魚など、喰いが渋い魚向けに開発された「CHIDORI」に対し、「CHIDORI(中)」は、ハイシーズンの本流ヤマメやサツキマス、さらには秋ヤマメなどに真っ向から勝負を挑むことができる。
昨年の秋口からのフィールドテストでの釣果も上々の滑り出しで、ミノーでは中々喰わない個体もあっさりキャッチしているので、期待度は高まるばかりです。今シーズンの登場が非常に待ち遠しいアイテムだ。
多くの渓流は禁漁期間中だが、現状いくつかの冬季C&R区間では釣りが可能。冬季のトラウトルアーフィッシングは非常にシビアで、従来のミノーイングでは通用しないケースが多々あるが、11月下旬~12月中旬のタフコンディションの中で最終チェックが行われ、釣果もしっかり出ている。
そんな「CHIDORI中」は、4月下旬頃にリリースされる予定! 乞うご期待!
こちらは箱根湯本早川(神奈川県)&那須塩原の箒川(栃木県)での釣果。
パズデザインは、2022年の「CHIDORI」発売後に各地の漁協、キャンプ場協力の元、ルアー初心者や未経験者を対象としたルアー教室を複数開催!多くの生徒たちがハイアピールスプーンの威力を体感したようだ。
今回紹介した新製品は「フィッシングショーOSAKA」でも展示される!
2月4日(土)より開催される「フィッシングショーOSAKA」にはDAIWAも出展。新製品の実物展示だけでなく、スタッフから直接解説を聞くことができるのでイベント概要は要チェックだ!
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