2月に入りSNS上では「バチ抜け」というワードが増殖中。いよいよ2023年もバチ抜けパターン開幕したようだ！ ということで、シーバス大好き「HANF」TAKAさんによる2月8日（水）の「バチ抜け初戦」の模様をお届けする！
●文:ルアーマガジンソルト編集部
シーバス大好き「HANF（ハンフ）」TAKAさんの2月8日の釣行をお届け！
TAKA（HANF）
東京都在住。シーバスを始め、オフショアや渓流トラウトなど幅広い釣りを楽しむ。フィッシングを軸にしたアパレルブランド「HANF（ハンフ）」のメンバー。
川面を覆うおびただしいバチたちをイメージしながら東京湾奥河川へ
2月に入り、SNSでも湾奥エリアのアングラー達の釣果が目立ってきた。いよいよ2023年のバチ抜け狂騒曲が始まった感があるが、HANFとしても出撃しないわけにいかないと、2月8日の気温が下がる夕暮れに重い腰を上げました。
エントリーしたポイントは東京都内のメジャー河川下流域。季節が初夏であれば「鉄板バイブレーションゴリ巻き」で、引きの強いシーバスやチヌが積極的にアタックしてくる、夏らしい釣りを楽しんでいるエリアだ。
もちろん、初春のバチ抜けでもメジャーなポイントということもあって、到着したときにはすでに多くのアングラーが川沿いに等間隔で並び、竿を振っている状況だった。
モアザンスライ（DAIWA）や、エリア10（ガイア）、マニック（デュオ）、ノガレ（ピックアップ）etc…実績のあるバチルアーも準備。
時刻は19時過ぎ。今宵の潮が満潮からの下げ始めに差し掛かり、バチはもう抜けてて良い時間。
先行するアングラー達に軽く挨拶をし、空いているスペースに入らせてもらう。
川面を確認すると、バチは皆無…あれ!? まだ抜けてない？会話を交わしたアングラー達もまったく釣れていないとのこと。久しぶりの釣りで、油断してしまったのか防寒用のグローブを忘れてきてしまい、かじかむ手。しかも雨もパラついてきた…。
バチが浮いていないなら、底はどうか？ もしかしたら別のベイトが入っているのか？ 表層からボトムまで、持っているルアーをあれこれ交換していくものの、投げれども投げれども無反応。川辺に立つアングラー達のキャスト音だけが、夜の闇に響き、無情にも時間だけが過ぎていく。
バチが流れてきた！
バチきた〜。グロいけど、シーバスアングラーはこの画像に大興奮しちゃいます。
時刻はすでに20時過ぎ。このポイントの名物ともいえる、水門を流れる水流から形成される大量の泡が上流から流れてきた。その直後、泡とともにバチが、きたー!!
すぐに表層ルアーにチェンジ。相変わらずボイルはまったくないので、「モアザン スライ95F（DAIWA）」をチョイス。少しだけ水を嚙ませる。下げが効きはじめて流れも速くなってきた。やや深めにアップクロスにキャストしたルアーが、流されてダウンに差し掛かろうとしたとき「グン！」という手応えが！
引きからサイズ的にはそんなに大きくないとわかりながらも、貴重な一本！ 丁寧にランディング。なんとかバチの釣りを堪能することができました〜。その後、すぐに流れるバチの数も少なくなり納竿することに。
やっときました！サイズはそんなに大きくなかったけど、 2023シーズンのバチ抜け初戦の1尾は格別。ヒットルアーはスライ95Fの「トロピカルベイト」カラー。
ただ、最後の最後にルアーに少しの重みを感じて回収してみると、バチ？ いやサヨリでした。もしかして釣れたシーバスはサヨリに付いていたのか？
なかなか渋い初戦となりましたが、これからバチ抜けパターンはますます盛り上がりを見せていくことでしょう。僕らも引き続き楽しんでいきます！
この日はサヨリも入っていたようだ。
ちなみに、今回使ったタックルはこちらのセットです。
余談だけど、最近購入したバッグがすごくよかったのでご紹介
今回の釣行から使い始めたのが、最近新調したこちらのバッグ。アブガルシアのショルダーバッグタイプ。すっごい大容量。
釣りでショルダーバッグもアリ！
これまではミニマムに、必要最低限のルアーだけを持って行けば良い派だったので、小さいバッグを使用していましたが、小遠征や初場所だとあれこれ持って行きたくなるもの。
さらにゴミなども持ち帰る際に一時的な収納スペースも欲しくなりますよね。重さや、体への負担、フィット感などどうなのかな？ と、実際に使った感じはかなり調子が良いです。
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