2023ジャッカルが発表したのは、優に2ケタを超える大量の新作ルアーたち。本誌発売時点で早くも店頭にて購入可能な物から、今季中に発表が予定されている物まで期待の新作が盛りだくさん。だが、しかし! さらなる新作もまだまだ存在。今後も要チェック。
●文:ルアーマガジン編集部
クルーバー SF
微かな「揺らぎ」で誘う揺らぎ系ビッグベイト
低速リトリーブにおける「揺らぎ」にフォーカスして開発された、いわば「揺らぎ系ビッグベイト」という新機軸。ノー感じになりがちなi字系のデメリットを排除すべく、手元に伝わる引き抵抗感を増して誰でも簡単に演出が可能だ。180mmサイズのインパクトとナチュラルな波動は、強い波動を見切る老獪なビッグバスの捕食スイッチを刺激する。
項目 | スペック |
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全長 | 180mm |
重量 | 40g |
タイプ | Slow Floating |
カラー | 全8色 |
潜行レンジ | 約1.5m |
フック | ST36MF#2 ※オリジナルフェザーフック |
価格 | 4,620円(税込) |
発売 | 2月 |
ドリフトクラブ ミニ
ニードバグ
浮かせるか、沈めるかフルレンジ対応ベイト
惜しまれつつも姿を消したアノ名作を彷彿とさせる虫パターンの新機軸が登場。エラストマー製の中空ボディに「付属のコア」を挿入すれば水面に浮き、飛距離を稼ぐことが可能。またコアにはフックを通すアイを設け、ロストを軽減。水中での使用時はコアを抜き、素材自体の浮力でサスペンドも可能だ。
項目 | スペック |
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全長 | 約28.5mm |
重量 | 約1.75g |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
ジミーシュリンプ
「落とす・誘う・逃がす」多彩ギミックでバイト誘発
すり抜けの良いスキニーシェイプに強過ぎないアピール力と食わせのギミックで誘うエビ型ワーム。ヘッド側のフィンは回転を抑え、テール側では2枚の縦パドルが存分に水を押すと共に、2対のシャッドテールがハイピッチに動きパドルへとロールを伝達するなど、1つのワームで多彩なアクションを演出可能だ。
項目 | スペック |
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全長 | 3.8in |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
デンプシージャック 42/50
超クイックターンで水面直下を徹底攻略
カバーの中はもちろん、カバーから離れた一段下のレンジに身を潜めるターゲットへアプローチ。水面直下での移動距離の短いクイックターンは、速く進むベイトを追い切れないバスの捕食スイッチを刺激。中空構造に仕上げ、弱いバイトも確実にフックアップ。フォルムとウェイトバランスの最適化はベイトタックルでの使用も可能にしている。
項目 | スペック |
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全長 | 42mm/50mm |
タイプ | Slow Sinking |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
ピーストン
ダウズジャーク 190
ストロング版ジャークベイト「逃がし」でスイッチON
秦拓馬さんが仕掛けるもうひとつの新作は、ジャークによる「逃がし」にフォーカスした1ピース・ビッグベイト。水面直下のスライドでアピールの後、瞬時の逃がしでバスの視界からルアーを消して捕食スイッチを刺激。3つのフィンはロールを抑えると共にスライドにキレをもたらし、内部の重心移動と共に遠投性能を向上。スイベルフックアイ採用で激しいファイトでも屈することはない。
項目 | スペック |
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全長 | 190mm |
重量 | 約97g |
タイプ | Floating |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
ヴィヴィダス&ヴィヴィダス ギル
スローで「釣れる躍動感」を生むスイムベイト2タイプ
今季から本場米国のB.A.S.S.エリートツアーに挑む藤田京弥プロが手がけたのは2タイプのスイムベイト。デッドスローでも適度に頭を振り、まるでラインを介していないかの如くナチュラルな全身駆動アクションを演出。浮力の高いマテリアルを採用して、フックやシンカーなどによるカスタマイズの幅を拡大。腹側フックを外して体側左右のアイに装着すれば、ボトムステイやフッキング率UPにも。
項目 | スペック |
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ルアー名 | ヴィヴィダス |
全長 | 約145mm |
重量 | 約50g |
タイプ | Floating |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
項目 | スペック |
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ルアー名 | ヴィヴィダス ギル |
全長 | 約120mm |
重量 | 約50g |
タイプ | Floating |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
カウンターバック
バックスライドフォールを徹底追求したビッグスプーン
藤田京弥プロ開発による、もうひとつの新作は「これでしか食わない魚はいる」というビッグスプーン。長期のテストを経て追求したアクションはバックスライドフォール。左右非対称ボディとブレードの厚さのバランスを煮詰め、ラインを緩めても絶妙なスピードのバックスライドを演出可能だ。
項目 | スペック |
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全長 | 120mm |
重量 | 38g |
タイプ | Sinking |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
TN38 トリゴン
フィネスリアクションを追求したシリーズ最小版
ダウンサイズ化で魚へのプレッシャーを最小限にしながら、1スポットから複数を引き出す性能を最大限に秘めたTNトリゴン最小サイズ。安定したスイミング姿勢と抜群のキャスタビリティ、巻き始めの泳ぎ出しやストラクチャーにコンタクト後の立ち上がりの早さなどシリーズの優れた性能はもちろん踏襲。小ぶりながらも存分な重量はベイトタックルでも快適な操作性を約束する。
項目 | スペック |
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全長 | 38mm |
重量 | 7.3g |
タイプ | Sinking |
カラー | 全10色 |
価格 | 1,683円(税込) |
発売 | 2月 |
スーパーブレイクブレード / ファイン
アノ名作がタフな現代を制すべくアップデートへ
直進性に優れ、タフな状況を打ち破るブレーデッドスイムジグの定番がいよいよ現代版としてアップデートへ。よりタフな現代に挑むべく上下にワイヤーガードをプラス。再設計したブレードとアイの位置は、立ち上がりの早さとタイトピッチを追求して、過度なプレッシャーを与えずに食わせることを可能に。またフックには「Pro Spec Metal」、表面処理には「PTFE Armor」を採用して強度と優れたフッキング性能を実現する。
項目 | スペック |
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重量 | 1/4oz、3/8oz、1/2oz、1/8oz、3/16oz、1/4oz |
タイプ | Sinking |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
ディービルシャッド 55SR/MR&ソウルシャッド 45SP/52SP/58SP/58SP-SR
不朽の名作2モデルにエビ型仕様が各3色追加
スネッグレス性に優れクランキングで魅せる「ディービルシャッド」と、抜群のバランスで巻き速度を問わず安定感を得る「ソウルシャッド」に、エビをモチーフにカスタムした各3色が追加。馬場拓也さんによる「馬場拓ガサガサシュリンプ」、加木屋守プロによる「マーモシュリンプTYPE II」、そしてエビ偏食バスに実績の高い「サイト底エビ」。いずれも琥珀色の眼とヒゲを模したリアフックを搭載している。
項目 | スペック |
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ルアー名 | ディービルシャッド |
全長 | 55mm |
重量 | 5.5/5.8g |
タイプ | Floating |
カラー | 各3色 |
価格 | 1,826円(税込) |
項目 | スペック |
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ルアー名 | ソウルシャッド |
全長 | 45/52/58/58mm |
重量 | 2.7/4.05.5/5.0g |
タイプ | Suspend |
カラー | 各3色 |
価格 | 1,716/1,826/1,826/1,826円(税込) |
スイングマイキー72
ワイドに泳ぎ、ステイで揺らぎ操作して釣る楽しさを満喫
オリジナル譲りの多彩なアクションと優れたレスポンスはそのままに、弱さのエッセンスを追加したダンサイズ版。ただ巻きではジョイント部がカチカチ音を立てながらクネり、巻きを止めればクネクネと浮上。小型クランクベイトの如くサーチも良し、じっくりとピンポイントを攻略するも良し。操作して釣る楽しさを存分に味わえる小型ジョイントベイトへと昇華した。
項目 | スペック |
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全長 | 72mm |
重量 | 9.3g |
タイプ | Floating |
カラー | 未定 |
価格 | 未定 |
発売 | 未定 |
スクイーズ シリーズ
ストレイザー
シャローゲームを完遂するストレートシャンクの最適解
バスの口に対して大きな角度で侵入することで掛かりが深くバレにくいストレートシャンクの利点を最大限に引き出し、扱いやすさを重視して設計。スクイーズシリーズと同様の素材と表面処理を採用して、強度とフッキング性能は万全だ。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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