テイルウォークの新作ソルトリールは「軽量性」と「コンパクトさ」が秀逸な2機種!『セイレンス』&『タイゲーム』

ロッドからリール、ルアーやアパレル、ギアなど多方面に展開する総合ルアーメーカー「テイルウォーク」。そんな同社から2023年、コンパクトかつ軽量なソルト用ベイトリール2機種がリリースされる。今回このNEWリールの注目ポイントをテイルウォークの総合プロデューサーでもある中村宗彦さんに解説していただきました。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

中村宗彦(なかむら・むねひこ)
テイルウォークの顔とも言える同社の総合プロデューサー。ソルト、フレッシュ問わず様々な釣りを行うが、特にタイラバは得意!2011年頃よりブームに先駆け、タイラバロッドの開発を始めたいたほどの入れ込みよう。バスアングラーとして芦ノ湖で活動しており、昨年度(2022年)はNBC神奈川チャプターでシリーズチャンピオンとなっている。

――中村さん、ズバリ!2023年のテイルウォークの注目の新製品とは!?

中村「そうですね、ソルト用コンパクトベイトリールが2機種リリースされるのですが、ひとつは『SEIRENS(セイレンス)』というライトジギングやイカメタル、タイラバなどのライトオフショア全般に使用できるシリーズ」

【セイレンス スペック】

商品名ギア比自重(g)最大ドラグ糸巻量(号)ベアリング最大巻上長(cm/ハンドル1回転)本体価格
100HG-PH/R7.3:1210MAX 7PE1-300m4+173cm/1回転27,000
100HG-PH/L7.3:1210MAX 7PE1-300m4+173cm/1回転27,000

中村「そしてもうひとつは『Tai Game(タイゲーム)』という、タイラバ専用コンパクトベイトリールがリリースされます」

【タイゲーム スペック】

商品名ギア比自重(g)最大ドラグ糸巻量(号)ベアリング最大巻上長(cm/ハンドル1回転)本体価格
100-DH/R6.6:1179MAX 7PE1-300m4+166cm/1回転27,000
100-DH/L6.6:1179MAX 7PE1-300m4+166cm/1回転27,000

中村「この2機種のリール、見てもらえれば分かるように、同じボディを使用しています」

――確かに! ハンドルとギア比以外はほぼ同じ!

中村「7:3のギアを入れてシングルパワーハンドルを装着したのが『セイレンス』、そして120mmのダブルハンドルと採用し、6:6のギアを搭載したのが『タイゲーム』になります。

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中村「両リールとも『コンパクト性』をテーマに掲げながら、巻きの軽さやドラグのスムーズさも両立しています。またコンパクトだけでなく、非常に軽いリールになっていて、タイゲームで179g、セイレンスは210gとなっています」

――軽量性による感度の高さや、1日中釣りしても疲れにくい点はある意味正義ですよね。

中村「ですね、近年ロッドの軽量化が著しいのですが、リールが重ければそのバランスも崩れてしまう。ロッド本来の感度や軽さを活かすためにも、コンパクトかつ軽量性なリールを組み合わせられれば、さらに感度や操作性も大きく向上し、今まで感じ取れなかった変化にも気づけて、より1尾に近づくことができるのではないかと思います!」


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