
ティエラLJ ICはソルティガICの弟分とも言えるべきロープロファイルジギングリール。今回こだわったのはドラグの滑らかさ。ドラグ力を保持したまま、滑らかさを実現したのは電子ドラグサウンドだ。
ティエラLJ IC(DAIWA)
【スペック】
番手 | 巻取り長さ(cm/ ハンドル1回転) | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力 (kg) | 標準巻糸量PE(号-m) | スプール径(mm) | ハンドル 長さ(mm) | ベアリング(ボール/ ローラー) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
200 | 78 | 6.3 | 370 | 10.0 | 2-300 3-200 | Φ40 | 75-85 | 7/1 | 54,500 |
200L | 78 | 6.3 | 370 | 10.0 | 2-300 3-200 | Φ40 | 75-85 | 7/1 | 54,500 |
200H | 91 | 7.3 | 370 | 10.0 | 2-300 3-200 | Φ40 | 75-85 | 7/1 | 54,500 |
200HL | 91 | 7.3 | 370 | 10.0 | 2-300 3-200 | Φ40 | 75-85 | 7/1 | 54,500 |
巻き上げパワーもドラグ性能もハイレベルなライトジギングリール!
ソルティガIC300のロープロファイル版とも言えるリールがこのティエラLJ ICだ。ソルティガIC300と同じ構造・ギアなどを使っており、ハイパードライブが入っていて巻き上げも強く巻きも滑らか。そして、デプスカウンターなどのIC機能や、ロングハンドルといったスペックもソルティガIC300同様だ。PE2号が300m入るので、近海のジギングなどをオールマイティにカバー。ロープロにしたことで、高さが低くなっており、手におさまりやすく、手が小さい人でも使いやすいのがこのリールだ。
物理的抵抗を排除した次世代の電子ドラグサウンド
また、ドラグ力は10kgで、これもソルティガIC300同様でクラス最高レベル。しかし、ドラグの滑らかさに関してはティエラLJ ICが優っていると言える。ティエラLJ ICは、物理的なドラグのクリック音を廃止したことで、より滑らかなドラグ力を実現しているのだ。ドラグ引き出しのクリック音を採用しているリールは、スプールにピンを当てることで音を発生しており、それがドラグ力の抵抗になっていた。ただ、ドラグのクリック音がないと釣りをしている中で不便さが生まれるというのも事実。
そこで、ティエラLJ ICでは電子音でクリック音を再現。スプールの回転を検知し、電子的にドラグサウンドを発生させているのだ。ドラグ音は高音・中音・低音の3種類から選べ、そしてオフにすることも可能。好みや状況によって音が選べるというのは電子機構ならだ。
最大ドラグ力10kgという強い力を、これまで以上の滑らかさで維持することができるので、魚を必要以上に暴れさせないようにすることができ、やりとりもスムーズになる。結果、魚のバラシも減ることになる。
ドラグ性だけで言えばソルティガIC300以上。ソルティガまでは手が届かないという場合でも、300番代の強さのリールで立ち向かうことができる。近海ジギングファンの強い味方になってくれるリールが誕生した。
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