スピニングジギングの「頂点」を統べるロッド『オシアジガーリミテッド スピニングモデル(シマノ)』

重いメタルジグをしっかりと動かせるロッドは硬さがあるだけに疲れやすい。一方、疲れにくいロッドは柔らかくて反発力に劣るのでメタルジグが動きにくい。このジギングにおける両立しにくい問題を「超高出力&ストレスフリー」なブランクスで解決すべく登場したのが『オシアジガーリミテッド』のスピニングモデルだ。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

オシアジガー リミテッド スピニングモデル(シマノ)

【スペック】

品番全長(ft.)全長(m)継数(本)仕舞寸法(cm)自重(g)ジグウェイト(g)適合ラインPE(号)最大ドラグ(kg)本体価格(円)
S62-16’2″1.88118817270~160MAX2.5573,000
S62-26’2″1.88118818280~180MAX2.5573,000
S62-36’2″1.88118818590~200MAX3674,000円
S62-46’2″1.881188187110~240MAX4875,000円
S510-55’10”1.781178197130~280MAX51076,000円

高強度&高弾性なカーボン素材のM40Xを採用したブランクスはフルソリッドと思えるほど細径だが、スパイラルXコア&ハイパワーXによる強化で通常仕様と比較してネジリ剛性1.4倍、つぶれ強度で2.5倍の強化を達成。細くてもネジリやパワーロスを最大限に抑えて、ストレスなく思いのままにジグをアクションさせることができる。

そして、曲がりを司るテーパーの設計には、部分によって曲がりの度合いが変化する多段テーパーを採用。ブランクス全体を1本の腕に例えると、指先のように繊細なティップでジャークのタイミングを計りつつ、身体に掛かる負担を抑制。手首のようにフレキシブルなベリーではティップではまかないきれない、さらなる負担衝撃もしっかりと吸収。最後に上腕部のようにガッシリとしたバットで力強い反発力を絞り出して、アングラーの負担を減らすと同時にブランクスが仕事をしてジグを躍動的に動かしてくれる。

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グリップ&リールシートには、シマノオリジナルのフルホールディングシートを採用。手のひらが違和感なく馴染む段差レス設計で、2~4フィンガーでの幅広い握り方にも対応。さらにフードは6000番以下のリールには「S」ポジション、8000番以上のリールには「L」ポジションと、使用するリールのサイズに合わせて調整することも可能だ。

ラインナップは全5種類で、パワー「1~4」までは6ft2in、もっともパワフルな「5」のみ5ft10inの設定。スピニングジギングならではの緩急自在のゲームを極めたいならば、ぜひオシアジガーリミテッドでトライしてほしい。

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