釣行から帰ってきたら、さぁビール!? いやいや、まだやることはある! 今日1日を一緒に楽しみ、助けてくれた道具をいたわりましょう。すぐできる面倒不要のカンタンリールメンテナンス。やるとやらないじゃ大違い! チューニングショップ代表兼エンジニア、横沢達哉さんにリールの注油法のやり方をうかがった。
●文:ルアーマガジン編集部
釣行後のリールメンテナンス「注油方法」
オイルは揮発性なので、使ったり時間が経つとなくなってしまう。動きの滑らかさをキープするためにオイルを注す。目安としては3釣行に1回だ。
使うもの
- 紙ウエス 吸油性も高く丈夫
- 綿棒
- 注油用オイル
- オイル NULL EXライト(軽い)
- オイル NULL EXレギュラー(標準)
- オイル CYPHER レギュラー(ベアリング専用)
オイルはいずれもレビテーションエンジニアリング製。
第1工程「準備」
ドラグを逆回転させてスプールを外す。
ハンドルの反対側にあるハンドルキャップを外す。
ハンドルを逆回転させて外す。
外した状態。
第2工程「シャフトの注油」
写真のシャフト部分にオイルを1滴。冬は軽いオイル(NULL EXライト)、夏はレギュラー(NULL EXレギュラー)、その他の季節は好みで。
回転させてなじませる。
汚れが浮いていたら綿棒で拭きとり、再び1滴注油する。
第3工程「ハンドル軸受けの注油」
ベアリングに関係する部分なのでベアリング専用オイル(CYPHER レギュラー)を注油する。
注しすぎると内部のグリスに影響してしまうことがあるので全体に対して1滴でOK。
反対側にも1滴。
第4工程「ラインローラーの注油」
ラインローラーの受ける側に1滴(NULL EXライト)。バラして注油する方法もあるが(後述)、隙間から注すこともできる。
ローラー本体にも1滴(NULL EXライト)。指先でローラーを回転させてなじませる。スプール、ハンドルを元に戻して終了。
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