オリムピックの大人気「ハイコスパ」アジングロッド『コルトUX』フルリニューアル!【充実のラインナップを刮目せよ!】

日本が誇るロッドメーカーである「オリムピック」の大人気アジングロッド「コルト」シリーズ。現在入門モデルのUXからエキスパートモデルのプロトタイプ、そしてハイエンド、フラッグシップモデルのスーパーコルトと多くのラインナップを誇る同シリーズが、なんと…一挙にモデルチェンジ!今回は前モデルもかなり話題になり人気を呼んだUXシリーズについて同社テスターのピン子さんに解説して頂きました!

●文:ルアマガプラス編集部

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UXだけじゃない!スタンダード&ハイエンドモデルもリニューアル!!

ピン子「2023年オリムピックのアジングロッド『コルト』シリーズがリニューアルになります。アジングエントリーユーザーに向けたハイコスパモデルである『コルトUX』、そして中核を担う軽量高感度に優れたハイスタンダードモデルの『コルト』、最新の素材や製法を採用しアジングシーンを牽引するエキスパート向けのモデルが『コルト プロトタイプ』。この3機種が同時にフルモデルチェンジになります!」

――ランク別の3モデルが一挙リニューアルってなかなかないですよね!スゴイ!

ピン子「そうですね、一応コルトは先述した3モデルの頂点にあたる『スーパーコルト』&『スーパーコルトAT』というモデルがあります。このフラッグシップモデル以外のモデルが2023年度すべてリニューアルされます。今回はその中でも特に注目されているのが『コルトUX』。

【23コルトUX スペック】

番手パワーアクション自重(g)仕舞寸法(cm)対応ルアー(g)対応ライン定価
23GCORUS-482UL-HS〈ハードソリッドティップ〉ウルトラライトファスト740~1.8MAX2lb17,100円
23GCORUS-542UL-S
〈ソリッドティップ〉
ウルトラライトレギュラーラファスト840~3MAX2lb17,900円
23GCORUS-572UL-HS
〈ハードソリッドティップ〉
ウルトラライトレギュラーラファスト87.60~3MAX2lb18,000円
23GCORUS-612UL-HS
〈ハードソリッドティップ〉
ウルトラライトレギュラーラファスト95.50~3MAX2lb18,200円
23GCORUS-612L-HS
〈ハードソリッドティップ〉
ライトエクストラファスト95.60.3~4MAX3lb18,300円
23GCORUS-642L-HS
〈ハードソリッドティップ〉
ライトエクストラファスト99.60.5~5MAX3lb18,600円
23GCORUS-6102L-HS
〈ハードソリッドティップ〉
ライトエクストラファスト1070.5-8MAX4lb19,300円
23GCORUS-742L-Tライトファスト114.50.8-10MAX4/0.1-0.6(PE)19,600円
23GCORUS-7102ML-HS
〈ハードソリッドティップ〉
ミディアムライトファスト122.51-200.3-0.6(PE)20,500円

――コルトUXの前モデルはかつて編集部でもお借りしてインプレさせていただきました!軽くてキャストも操作もしやすく、値段以上に本格的!アジングロッドの特徴をビギナーにも体感しやすいロッドでした。

ピン子「そうなんです!コルトUXはアジングエントリーモデルなのですが、普通にアジングをやり込んでる方でも違和感なく使えます。なんなら僕自身もプライベートで使ってるぐらいですから」

――では前回のコルトUXとはどのような違いがあるのでしょうか?

ピン子「特徴としてシリーズを通して、軽量のジグ単専用モデルから、スタンダードなジグ単専用モデル、重量のあるキャロやメタルジグに対応したモデルとラインナップが豊富なんです。お財布の状況も含め、使うルアーやフィールドのシチュエーションに合わせてチョイスしやすいかと思います。また全部で9本あるラインナップは、モデルごとにそれぞれのタレント性があるので、中級者以上の方には自身の戦略の幅を広げる1本としても最適です」

――メインロッドとしてだけでなく、複数本揃えるのにもピッタリなんですね!

ピン子「あと大きく変わったのは『グリップ』ですね!オリムピック独自で開発したオリジナルカーボンリールシート『OP-01』をダウンロック方式で採用しています。すごく硬いグリップなんですが、手にしっかり握り込みやすくなっています。握りやすいだけでなく、大胆に肉抜きされた形状は感度アップと軽量化にも大きく貢献しています。アジの繊細なアタリも、手の平を通して増幅されるように感じられますよ」

ピン子「この新たなリールシートの『OP-01』は今回モデルチェンジするコルトUX、コルト、コルトプロトタイプすべてに採用されています。一部キャロなどの遠投モデルや、シングルハンドでキャストする前提の特殊なモデルには違うグリップが搭載されたりもしています」

――ハイエンドモデルにも採用されているグリップをハイコスパモデルにも搭載するとは…おそるべし!最後にコルトUXの購入を検討されている方へのアドバイスがあれば教えて下さい!

ピン子「基本的にロッドを選ぶときは自分がホームとするフィールドで使うジグヘッドを基準に考えます。大体1g位が目安になると思うんですが。

その重さをベースに幅を持たせるのですが『どのルアーを一番使うか』ということをベースにロッドを選んでいくとアジングというゲームの展開をより楽しめるのではないかと思います」

――なるほど自分のベースとなるロッドを見つけてから、その他に特化したモデルを揃えていけばよりアジングの面白さを追求できるということですね。

ピン子「その通り!あとロッドも一番扱いやすいウェイトの『絶対領域』があるのでそういうことも理解していくとより自分にマッチする1本が見つかりますよ!」


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