ケイテックの創業当初にデビューし、必要に応じてマイナーチェンジを重ねてきた人気ラバージグ「モデルⅠ」。2023年4月、ヘッドの仕様を見直し改良が加えられた「モデルⅠ Ver.2」が新たに登場する!
●文:ルアーマガジン編集部
創業当初からマイナーチェンジを続ける人気ラバージグ
1996年にケイテックが設立され、その直後にリリースされた『ラバージグ モデルⅠ』は、多くの釣り人に愛され続けてきた最古参アイテム。ボリュームを抑えたコンパクトな仕様やすり抜け性とスナッグレス性を両立するブラシガードホールの構造など、現在では当たり前となったジャパニーズジグのさまざまな工夫を、創業当時から独自の発送で盛り込み、必要に応じてマイナーチェンジを繰り返してきた。
今回、そんな『ラバージグ モデルⅠ』が『モデルⅠ Ver.2』と名を変え、新たにリリースされる。最新モデルの詳細を見ていこう。
【ヘッド】プレッシャーを抑えた無塗装加工
あえて塗装はせず樹脂タングステンの表面に艶消し処理を行っている。光の反射が抑えられ、余計なプレッシャーを与えません。ノーズのブラシガードホールは、単なるデザインではなく、フックアイとの隙間にゴミを拾いにくい設計となっている。
【ガード&フック】
ガードはスナッグレス性とフッキング性を検証したうえで、ライトアクションのブラシを本数まで精査。熟練のスタッフがベストな角度で手植え、長さの調整を行っている。パッケージから取り出したそのままの状態で使用可能だ。
フックはショートシャンク・ワイドギャップの『ModelⅠ』専用フック。さまざまな条件で障害物を乗り越える際のヘッドの挙動とアイ角度の関係性を追求。さらにフッキング効率、ワイヤ径と強度面のトータルで納得のいくものを求めて“特注”している。
トレーラーキーパーは通し刺しにセットしたソフトベイトをがっちりと固定するため、バーブ(かえし)を上下にひとつずつ設けました(=ダブルバーブ)。ズレがないぶんキャスト回数が増え、リズムを崩すストレスが減るためアプローチの精度向上にも寄与します。
また、トレーラーキーパーは通し刺しにセットしたソフトベイトをがっちりと固定するため、バーブ(かえし)を上下にひとつずつ設けている(=ダブルバーブ)。ズレがないぶんキャスト回数が増え、リズムを崩すストレスが減少し、アプローチの精度向上にも寄与する。
カラーバリエーション
おすすめリグ
With フレックスチャンク・ミディアム
With パドリンビーバー3.5″
With フラッパーグラブ4″
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