本戦の東山湖では数釣りペア戦で賑わった鱒王GP2023。サテライト会場となった浜名湖フィッシングリゾートでは、今年も一発大物狙いのトーナメントが開催された。優勝フィッシュは、なんと87cmのイトウ! 他にも40cmオーバーのトラウト多数で盛り上がりを見せたぞ!
●文:ルアマガプラス編集部
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浜名湖フィッシングリゾート
総面積約一万坪の規模を誇る、静岡県西部最大の管理釣り場。地下380mから組み上げるミネラル豊富な冷鉱泉を使用しているため、どのポンドの魚もコンディションが良いのが特徴。複数種類のトラウトやブラックバス、ティラピア、期間限定のコロソマなど、魚種もバリエーションに富み、小さなお子様連れのファミリーから上級者まで気軽に楽しめる釣り場だ。
住所:〒431-0101 静岡県浜松市西区雄踏町山崎4198-36
大物狙いのツワモノ32名が真剣勝負!
前日まで雨が降っていた浜名湖周辺だが、開催当日はうす曇り。抜けた低気圧の影響で時折強い風が吹いたが、日が高くなるにつれ晴れ模様となり、トラウトコンディション的にはタフな状況だった。
今年はガツンと冷え込む冬らしい冬の時期が短かったせいもあり、例年よりも水温上昇の時期が2~3週間ほど早くなっていたとのこと。どちらかというと食い渋りの傾向にある魚たちに、果たして釣果のほどは…?
優勝フィッシュは…87cmのイトウ!
そんな中、開始30分を待たずして超大物が2尾持ち込まれた!
うち、1尾はオショロコマとブラウンの交配種であるF1トラウト。
もう1尾はビッグフィッシュの雄・イトウだ。
この日、魚の活性が高いのはやはり水温が上がりきる前の午前中ということで、エキスパートポンドに並んだアングラー達は朝イチからまさに真剣勝負。
40cm以上の魚をビッグフィッシュとして計測した今回、午後3時までの持ち込みフィッシュは、計11尾。イトウ、F1の他、ロックトラウト(アメマスとニジマスの交配種)が多数を占める形となった。
大物釣りはアクションにひと工夫!
今年のビッグフィッシュチャレンジ優勝者は、87cmのイトウをゲットした加古照明さん。
ウィニングルアーはセニョールトルネード1.7g(ザクトクラフト)。ボトムからのカケアガリ狙いで、障害物やウィードにかけてから外したときのリアクションで口を使わせるという高度なワザを駆使。
「イトウを釣る前にミノーで掛けたF1をバラしちゃってたので、魚種は違いますけどリカバリーできたのが良かったですね。大物トラウトはシーズン後半、基本釣りづらくなるんです。水温が上がってくるとホントに食い渋る。なので、ちょっとヒトワザ仕込んでやらないとなかなか口を使ってくれない。今日、上位に食い込んでいるアングラーさん達、ツワモノ揃いですので何かしらワザを持ってますよ(笑)。いや~、優勝できて良かったです。ありがとうございます!」
WINNING TACKLE
項目 | タックル |
---|---|
ロッド | 999.9マイスター・ホワイトウルフ62L(ロデオクラフト) |
リール | 22イグジストLT2500S-XH(DAIWA) |
ライン | アプロードAプラス5lb(サンヨーナイロン) |
ルアー | セニョールトルネード1.7g(ザクトクラフト) |
浜名湖フィッシングリゾートでは、5月の中旬を過ぎるとエキスパートポンド、ルアーポンドでのトラウトゲームは終了となり、涼しくなる秋まで待ちの状態が続くが、夏は期間限定でアマゾンの怪魚・コロソマ釣りを楽しむことができる。
ブラックバスやティラピア釣りは通年オープンしているので、皆さん、是非一度足を運んでエリアフィッシングを気軽に楽しんでみよう!
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