明石に革命が訪れた!美しい海で繰り広げられる劇的タイラバの舞台裏に、壮絶な熱戦が繰り広げられていた。その驚愕の映像が解き放たれ、釣り愛好家たちを熱狂させている。今回は、レッドフリップ(テンリュウ)の力と、プロの知恵と技術に迫った動画を紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部
今回紹介する動画はこちら
実釣当日の明石はタフな環境かと思いきやダブルヒットまで披露。動画内ではレッドフリップ珠玉の2本「RF642B-L/VDN」と「RF5101B-ML/VSK」の真価に迫る。
タイラバ激戦区に挑む、テンリュウスタッフ
松本 宏(まつもと・ひろし)
レッドフリップシリーズの開発を担当。タイラバゲームを徹底的にやり込み、調査を続け、その知見を製品プロデュースに反映。テンリュウWEBサイト内で「タイラバタクティクス」を連載中。
舟木 雄一(ふなき・ゆういち)
ロッドメーカー、テンリュウでロッド開発や広報を担当。テストやプロモーションで全国のフィールドを飛び回り、マルチアングラーとしても活躍する人物.
状況に応じて使い分ける2本のレッドフリップ
実釣取材の当日は水深30m程と比較的浅いポイントだったものの、潮が入り組みボトムが取りづらい状況。舟木さんは、何と明石海峡でのタイラバゲーム初挑戦。産卵を意識した個体と産卵後の個体が入り交じる、釣り方を絞り込みにくい状況をどのように攻めていくのか?
当日の海況はうねりは強く、安定したリーリングが難しい状態になることも。そこで状況に応じた2本のレッドフリップが活躍。
レッドフリップ RF642B-L/VDNは、6ft4inのレングスを活かして、うねりによる船の上下をうまくいなしながら、タイラバを安定的に操作できるということで、松本さんが選択。
一方の舟木さんは、松本さんとは対照的にレッドフリップ RF5101B-ML/VSKを選択。このモデルは「バーチカル・シャロー・掛け」を得意とする、積極的にアタリを掛けていく仕様のロッドだ。
舟木「積極的にアタリを捉えていこうかなと思っています」
と、かなりやる気満々。使用するタイラバは60g。感度重視のレッドフリップ RF5101B-ML/VSKを駆使し、初の明石のマダイをキャッチできるか!?
最初に反応があったのは、今回の撮影に同行していたテンリュウスタッフの梅田さん。使用するロッドは、レッドフリップ RF642B-L/VDN。そして、立て続けに舟木さんにもヒットが…! 開始早々、マダイからの反応に船上が賑わう。
その後も、舟木さんは積極的にアタリを掛けていくタイラバゲームで、好調にマダイをキャッチしていく。2尾目はサイズアップ! 初めての明石でのマダイゲームとは思えない釣れっぷりだ! どうやら、この日の状況と、舟木さんの戦略が上手くマッチしているようだ。
ボトム付近での反応が強かったため、10巻き以内のレンジを集中的に狙うことで、釣果に結びつけた。その後、ポイントを移動し、松本さんはタックルをチェンジ。レングスは同じで乗せのモデルから、掛けのモデル(レッドフリップ RF642B-M/VDK)に持ち替える。
次にヒットしたのは梅田さん。1尾目に続き、2尾目のマダイも良型だ! 使用ロッドは、レッドフリップ RF642B-L/VDN。舟木さんと同じく、ボトムから10巻きくらいを狙ってキャッチしたとのこと。
この日は、明石海峡初挑戦の舟木さんに、タイラバの神が微笑んだようで、やることが全てハマり、コンスタントに釣果を叩き出す。このあたりの展開は、是非とも動画でチェックしてみてほしい。
そうなると、気になるのが松本さんの釣果の行方だが…。船長さんから、開発中のプロトタイプのネクタイを借りるなど、あの手この手で明石のマダイを狙う松本さん。狙うは、良型マダイなのだが…。こうやって、その日のパターンで釣果に差がつくのも、タイラバゲームの面白いところ。
釣れている人のパターンに合わせていくのもアリだし、全く違うアプローチで一発大物を狙うのも面白い。果たして、タイラバマスター松本さんの釣果はいかに…!? 結果は、動画で確認してみてほしい。
レッドフリップ RF642B-L/VDN
バーチカル・ディープ・乗せモデル。100mまでの深場でバーチカルに探り、バイトが浅く渋い状況で『乗せ』に対応したモデル。バーチカルで45~120gのタイラバに適合。マグナフレックスにて、ティップ部に低弾性カーボン、ベリーからバットは中弾性カーボンを主体にチューブラ状のブランクを構成し、ディープエリアでのバイトを逃しにくくバラし難いアクションに仕上げている。
レッドフリップ RF5101B-ML/VSK
バーチカル・シャロー・掛けモデル。50mより浅場でバーチカルに探り、『早掛け』に特化したモデル。バーチカルで45~160gのタイラバに適合。マグナフレックスにて、ティップ部に中弾性カーボン、ベリーからバットは高弾性カーボンを主体にチューブラ状のブランクを構成し、アタリに対して積極的なフッキングを可能にするアクションだ。
実釣の様子は動画をチェック!
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