[危ない!]海辺の危険生物リスト。死亡例も

釣りを通して身近に接することができるとはいえ、魚もれっきとした自然生物。自分の身を守るために鋭い牙やトゲを身につけ、あるいは人が命を落とすほど強い毒を持つ魚も数多く存在する。しかも、そういう魚に限ってよく釣れたりするもの。この記事では、釣り場で出会う可能性の高い、危険な生き物たちを紹介しよう。

●文:ルアマガプラス編集部

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知らない生き物は触らないこと! 食べないこと!

日本の海・川には魚だけで3000種、他の生き物は数万種もの生き物がいると言われ、毒をもっているものも少なくない。基本的に見たことのない魚が釣れた場合には、触ったり食べたりしない方が無難。

釣り場では放置された魚を目にすることも多く、毒魚の毒は死んでも効力がすぐには失われない。子供達が触ったり靴の上から刺されたりする場合もあるので、十分気をつけよう。

【堤防釣りでよく釣れる!】ハオコゼ

全国に広く分布し、特に内湾域の藻場などに多い小魚。防波堤からの投げ釣りやサビキなど子供達が遊ぶエリアにも多いので、家族連れの方は特に注意が必要。背ビレと尻ビレ、腹ビレに有毒のトゲがあるので絶対に触れないこと。

ハオコゼは小粒だが、毒性は強い。

【綺麗だけど……危険!】ミノカサゴ

防波堤などで良く見かけるカサゴの仲間。長い胸ビレをなびかせながら泳ぐ姿は優雅で美しく、観賞魚としての人気も非常に高い。その一方で背ビレと尻ビレ、腹ビレに猛毒のトゲを持っている。美しいからといって安易にふれることは厳禁。

美しい花には棘がある…を地で行く存在、ミノカサゴ。しかも毒入り。

【関東でも増加中……ヒレは全部毒針!】アイゴ

広い分布域を持ち、特に内湾域に多いアイゴは雑食性が強く、サビキやウキ釣りなどで釣れる場合もお多い。多くの毒魚と同じく、背ビレ、腹ビレ、尻ビレに多くの毒針を持っているの要注意。絶対に触れてはいけない。釣りなどで釣れてしまったら、魚をつかむためのハサミなどを使用し、絶対に素手では触れないようにしよう。

見た目はたいして特徴もなさそうに見える魚だが、各部のヒレのトゲに毒がある。

陸に揚げると毒ヒレを立てて威嚇。不用意に掴んだりしないこと。

アイゴの毒針は鋭く容易に刺さるので、メゴチバサミなどで固定しながら処理しよう。また死んでも毒は残っているので、クーラー等に入れる場合には、事前にキッチンバサミなどでトゲを切り取っておきたい。

【堤防釣りや夜釣りの常連! 胸ビレに強力な毒針】ゴンズイ

海水魚ですがナマズの仲間。磯、砂浜、防波堤などあらゆる場所に生息する毒魚で、特に夜釣りでよく釣れてくる魚だ。背ビレと胸ビレに毒性の強いトゲを持っている。

可愛らしいご尊顔に反して毒を持つゴンズイ。でも、確かによく見てみると黒字に黄色い縞の入った危険色だ。

防波堤などに放置されていたものを踏んで刺される事例も多いので、もし釣れたときは絶対に放置しないようにしよう。

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