「タケちゃん」の愛称でお馴染み、関西屈指のソルトルアーアングラーである武田栄さんに「ここ一番で使いたい!」シーバスルアーを選んで頂き、お気に入りのポイントや使い方を語って頂きました!今回武田さんがチョイスしたのは…シーバスルアー史に名を刻むあの「名作」ルアーです!
●文:ルアーマガジンソルト編集部
ライトゲームからロックショアまで様々なソルトルアーに精通するスペシャリスト!タケちゃん!!
武田栄(たけだ・さかえ)
エンスーでありながら初心者にも優しいフィッシングギアブランド「Go-Phish」を経営。アジからシーバスまであらゆる釣りに造詣が深い「釣り探求家」。個性的なキャラクターでファンも多い。
武田栄の“ココイチ”ルアー「TKLM12/18(タックルハウス)」
もう10年以上も前に発売されたルアーにもかかわらず、いまだ最先端、現役ともいえる世界初のリップレスミノー。デザイナーの二宮正樹氏の設計思想は、いまだ多くのルアーデザイナーに影響を与えている。(※写真はGo-PishオリジナルカラーのTKLM120GP)
【スペック】
- 全長:120mm
- 重量:18g
- タイプ:フローティング
- カラー:15色
これで釣れなければシーバスは居ない。ベテランの信頼する名品
武田「これ投げて反応無ければ、シーバスはいないていうぐらい、サカナのスイッチを本能的に入れる凄いルアー。軽量なんやけど良く飛ぶ。軽いってことは、ルアーとしての動きが良いってことにもつながるからね。
120はスローフローティング気味になっていて、水中で低速、中速、高速とあらゆるスピードで使えるのが利点かな。巻いてる最中にジャーク入れたりすると、ブルルってぶれた後に止まる。このアクションが良く効く。
なにより、使う人、状況に合わせてくれるから、自由な速度のただ巻きで使ってみたらいいよ。アナタ次第ってやつやな(笑)。使う場所はどっちかというと港湾部とかよりも、自然河川やサーフみたいなところかなぁ。一応、サイズも80mmと90mmが出てるから使い分けてみて!」
TKLM12/18+αテク
武田「話したとおり、リトリーブスピードは自由。デッドスローでも動くし、早巻きでも動く。状況に合わせて自由に使ってみるといいよ。極端な使い方をしてもアクションが破綻しない。フックはカルティバST-46の#3、太軸がおすすめです」
※本記事は、ルアーマガジンソルト2019年4月号より抜粋されたものとなります。
※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
関連する記事
重心移動システムって??? はい。HFEのフカポンです。もふもふ釣り場ネコの原稿でも書こうと思ったのですが、また飛び道具か?と訝しげな顔をされたので、一転、こんなマジメなお話を…。 ルアーには様々な叡[…]
2017年の秋に発売されたルアー「スチールミノー」。"メタルジグ系ルアーの2フック化"と"ミノーアクションの再現"という2つの難題に挑んだタックルハウスが、難産の末に導き出した答だ。その奇抜なフォルム[…]
今年で生誕10周年を迎えるフィッシング用ライトのパイオニア・ゼクサス。その製品ラインナップはいずれも高機能品ばかりで、どれを選べばいいのか迷ってしまうところ。そんな迷えるアングラーのために、ライトゲー[…]
メバルと言えば、冬の釣り…。と思ってはいませんか? 実は、尺メバルを仕留めるならこれからの季節から夏までがベストシーズン。大物狙いならプラグが手っ取り早い!? ということで達人たちのオススメのメバルプ[…]