漂い感はロッドでサビいて醸し出す
丹羽「ジグ単の釣りは、誘った後の喰わせの間で“止める”という表現します。これは落とさないということ。実際にはサオでサビいて、ジグ単はレンジキープ的に前進。当然1.5gより1gのほうが落ちにくい。軽いものほどよりスローにレンジキープしやすく、漂い感が出しやすくなります」
喰わせの間でその日のアジのご機嫌をうかがう
デイもナイトもジグ単にアクションをつけて誘った後の喰わせの間が重要。
丹羽「喰わせの間でフワンッとさせたほうが良いのか。スコンッと落ちたほうがいいのか。アジのご機嫌をうかがいます。漂い感もクイック感もどの程度の速度がその日のアジの好みかもある。ジグヘッドの重さは0.6gから3gまで使い分けます」
ナイトはシェイキングをともなうフォールも有効
丹羽「ナイトゲームはシェイキングをともなうフォールも有効です。喰うレンジを通過するここぞ! というときにラインスラックをチョンチョンと弾くようにシェイク。微振動するワームがスーッと落ちるだけでは喰わないアジを誘い、前進を抑える効果もあります。ただし、やりすぎはアジがスレます」
【使用タックルデータ】
右)●ロッド:ソアレS58SUL-S●リール:ヴァンキッシュ1000SSSPG●ライン:サイトレーザー0.3号●リーダー:ソアレリーダーEXフロロ5lb
中)●ロッド:ソアレS510SUL+ -S●リール:ステラ1000SSSPG●ライン:サイトレーザー0.4号●リーダー:ソアレリーダーEXフロロ5lb(すべてシマノ)
左)●ロッド:ソアレS80L-S●リール:ステラC2500SHG●ライン:ピットブル8+ 0.5号●リーダー:ソアレリーダーEXフロロ6lb(すべてシマノ)
※2021年6月現在のものです
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