[アジング]ジグヘッドの重さの基準は1.5g!「喰わせの間」を入れて重さを調節!

アジングのジグヘッド単体リグ(略してジグ単リグ)で迷いがちな、ジグヘッドサイズの選び方について、丹羽さんが1つの基準を提唱。1.5gを中心に、当日の状況に応じてサイズを調整していくということだが、具体的にはどのように展開するのか? 解説をお願いした。
※『ルアーマガジンソルト2021年8月号』掲載記事より抜粋して掲載

>>ジグヘッドの基準は1.5g!その理由<<

●文:ルアーマガジンソルト編集部

2024 チニング特集

丹羽 喜嗣(にわ・よしつぐ)

広島県在住。ライトゲームのスペシャリストで、ターゲットの生態にマッチさせた綿密なゲーム展開を得意とする。ホームは瀬戸内や四国エリア。アジングの楽しさ、奥深さを各メディアで発信している。ルアーマガジンソルト主催の「アジング王バトル 2ndシーズン」に進出。優勝の藤原さんとデッドヒートを繰り広げた。シマノのソルトウォーターのフィールドテスター。

重めで喰うのがわかれば、釣りの効率がアップ!

今回の実釣はナイトゲームを中心に、朝マヅメ、そしてデイの3つの時間帯で実施。実釣を通して、もっともアジの反応が良かったのがソアレ・TGファインヘッド1.2gに、ワームはソアレ・カップリングあるいはモモアジのセッティングとなった。

丹羽「特にナイトと朝マヅメ。アジがベイトフィッシュを意識していた。ベイトが小魚のときはただ巻きが効きます」

【ワームは水押しの強さで使い分ける】

実釣で活躍したワームはソアレ・カップリングと同・モモアジ。
丹羽「私は2in前後のストレートタイプを良く使います。初めての場所やその日の状況がわからないときは、水押しが強い=アピール力があるリング系のカップリング。反応がなければ水押しを抑えたモモアジを試します。それでもダメなら水押し最強でシルエットも異なるスローダイバー。あるいは3インチのストレートなど極端に違うものを試します」

フォールではなく?

丹羽「皆さん、意外とやらないけど、がっつり小魚に付くほどただ巻き。3gで遠投してボトムをとって斜めに巻き上げてくるとでかいアジがボンッと喰うことも多いです。ただ、いつでも効くパターンではないです」

漂い感はロッドでサビいて醸し出す
丹羽「ジグ単の釣りは、誘った後の喰わせの間で“止める”という表現します。これは落とさないということ。実際にはサオでサビいて、ジグ単はレンジキープ的に前進。当然1.5gより1gのほうが落ちにくい。軽いものほどよりスローにレンジキープしやすく、漂い感が出しやすくなります」

やはり基本はフォール。具体的な操作方法は?

丹羽「例えば着底後、ティップでチョンチョンッと小刻みに動かしながら誘い上げたり、ロッドの長めのストロークでスーッと引き上げる。アクション後のフォールをスッと落としたほうがいいのか。サオでサビいてレンジキープ的に漂わせるほうが喰うのか、とか」

喰わせの間でその日のアジのご機嫌をうかがう
デイもナイトもジグ単にアクションをつけて誘った後の喰わせの間が重要。
丹羽「喰わせの間でフワンッとさせたほうが良いのか。スコンッと落ちたほうがいいのか。アジのご機嫌をうかがいます。漂い感もクイック感もどの程度の速度がその日のアジの好みかもある。ジグヘッドの重さは0.6gから3gまで使い分けます」

それを基準の1.5g前後で試す?

丹羽「そうです。誘い後のフォールもレンジキープも喰わせの間です。そこでもっとふんわり漂わせたほうが良いのか、クイックに落とすほうが良いのか。1.5gを基準すれば最初はウエイト変更の振り幅を大きく、そこから効率良く適正ウェイトが絞り込めます。重めで喰えば、釣獲効率も上がります」

確かにアンダー1gでスタートすると、もっと軽くしたほうが良いかも? と思いがちです。

丹羽「効率の悪い釣りに陥ります。1.5gでアタリがない。次に1gでアジが反応。じゃあ1.2gは? 替えた途端、アクション後のレンジキープでガンガン喰う! といった具合に効率の良い重めのウェイトでヒットパターンに近づきやすい。0.5gしか喰わない状況や地域のほうが稀れですからね」

ナイトはシェイキングをともなうフォールも有効
丹羽「ナイトゲームはシェイキングをともなうフォールも有効です。喰うレンジを通過するここぞ! というときにラインスラックをチョンチョンと弾くようにシェイク。微振動するワームがスーッと落ちるだけでは喰わないアジを誘い、前進を抑える効果もあります。ただし、やりすぎはアジがスレます」

使用タックルデータ

【使用タックルデータ】
右)●ロッド:ソアレS58SUL-S●リール:ヴァンキッシュ1000SSSPG●ライン:サイトレーザー0.3号●リーダー:ソアレリーダーEXフロロ5lb
中)●ロッド:ソアレS510SUL+ -S●リール:ステラ1000SSSPG●ライン:サイトレーザー0.4号●リーダー:ソアレリーダーEXフロロ5lb(すべてシマノ)
左)●ロッド:ソアレS80L-S●リール:ステラC2500SHG●ライン:ピットブル8+ 0.5号●リーダー:ソアレリーダーEXフロロ6lb(すべてシマノ)
※2021年6月現在のものです

ワームの形状はマッチ・ザ・ベイトに固執するな!
丹羽「実釣時のナイトゲームはキビナゴがベイト。マッチ・ザ・ベイトでいえばツルンッとしたモモアジだけど、リング系のカップリングのほうが釣れました。ワームの形状はあまりガチガチにベイトに結びつけるとチャンスを逃すこともあります。ヒットパターンが見えてきたら同じアプローチでワームを替え、どちらに反応が良いかを試します」

アジングにおいて、ジグヘッドのサイズとそれと組み合わせるワームのセッティングは、選択肢が多いだけに迷いがちな部分。1.5gという扱いやすいサイズを軸に、水押し感でワームを選択するという、わかりやすい丹羽さんの理論、ぜひとも実戦で試してみてほしい。


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