DAIWA新作スピニングリールを歴代モデルと比較!メインでもサブでも活用できる万能性が魅力!

エギングを中心にアングラーズマイスターとして幅広く活躍する栗林さんが、DAIWAのエギング専用スピニングのエメラルダスリールの従来機を使用してきた上で、最新のエメラルダスRXと比較し、実際の使用感をインプレッション! 果たして、エメラルダスRXは買いなのか!?

>>エメラルダス従来機とのスペック比較表<<

●写真/文:栗林拓也(アングラーズマイスター)

2024 チニング特集

アングラー紹介

栗林 拓也(くりばやし・たくや)

長崎の暴走クリエイター。デジタル魚拓やセミオーダーフィッシングウェアなど、IoTを中心にビジネスを展開。アングラーとしてはライトゲームからビッグゲーム、フカセに至るまでショア、オフショアに関係なくソルト全般に精通。アングラーズマイスターとしても活躍中。

エメラルダスLT、AIR、MX、そしてRXと続く系譜をスペックで紐解く

ルアマガプラスをご覧のみなさん、こんにちは! アングラーズマイスターの栗林拓也です! 今回は今年の7月に発売されたばかりの「エメラルダスRX」について、気になってる方も多いかと思うので、発売から今まで、エメラルダスRX(FC LT2500S-H-DH)を使用してみた、私なりの使用感等を紹介しようと思います!

まずは、個人的にはリールにおいて最も重要な要素だと考えている、デザインやカラーリングについて考察していきましょう。

一番気になるのは見た目! リールはデザインが重要!

こう言ってしまうと「えっ!? 自重の方が重要じゃない!?」とか「ギア比は?」とか、みなさんそれぞれ意見はあるでしょう。もちろん、それも分かります。

が、しかし、しかしですよ。朝早くから起きて遠方まで車を走らせ、極寒の季節や真夏の炎天下の中、アオリイカの反応が全くなく、ひたすら歩いて歩いて、シャクってシャクって、それこそ泣きそうになりながら「一杯釣るまで、何とか一杯釣るまでは…」と、まるでエギングの沼にハマったゾンビのように磯や堤防を彷徨う中で、涙を堪えながら(大袈裟ですね…)キャストを繰り返すあなたを、果たしてリールのギア比が助けてくれるでしょうか? ベアリングの数が助けてくれるでしょうか?

否! そんな状況では、もっと違った精神的な助けが必要不可欠だと考えます(少なくとも私はそうです)。

「あぁ…! こんなにも辛い(けど楽しい)のに、お前を見ると巨大イカを一緒に仕留めたいというやる気が沸いてくるぜ!」と、たとえ釣れなくてもエギをシャクっているだけで楽しいと思えるには、やっぱりリールを始めとしたタックルのデザイン、見た目は最重要項目の1つだと考えます。

その観点から、新しいエメラルダスRX(DAIWA)を見ると、そのデザインはもう最高と言っていいでしょう。

エメラルダスRX(FC LT2500S-H-DH)[DAIWA]

エギング専用機としては、フラッグシップモデルであるエメラルダスAIRと比べても遜色のない、高級感のあるカラーリングも秀逸です。また、ブラックを基調としながら鮮やかなエメラルダスブルーを差し色に使用するこの特徴的なコントラストが、ファンにはたまらないデザインでしょう。

そして! なんとローター部分の塗装が非常に凝っている! 光の角度によって、様々な表情を見せてくれるのが新鮮! まさか、ローター部分にこのような複雑な塗装を入れてくるとは驚きです。

エメラルダスRXを担当したDAIWAのデザイナーさんは、釣れなくてもひたすらエギをシャクり続けるゾンビエギングを体験し、相当疲れ果てた限界の瞬間にこのカラーを思いついたのかもしれませんね(多分違う)。

冗談はさて置き、 釣行時も家にいるときも、所有するアングラーに高い満足感を与えてくれる秀逸なデザインは、好みはあるとは言え私は大変気に入っています。

では次に、現在エメラルダスシリーズとして発売されているリール、LT、AIR、そしてRXの前身モデルであるMXとのスペックを比較してみます。

エメラルダス従来機とのスペックの比較

さてさて、ここからはちゃんとスペックの話。ただ、色んなサイトやブログで、エメラルダスRXのスペックについては散々コスられてきていますので、一応、比較表は掲載しますが、それを踏まえた上での、あくまでも私が使用した感覚を述べていきましょう。

まずは自重について。リールの重さはエギングにとっても他の釣りにとってもかなり重要。一日シャクることを考えると軽いに越したことはないですよね。

私が使用しているエメラルダスRX FC LT2500S-H-DHの自重は、最高機種であるエメラルダスAIRには及ばないものの、DH(ダブルハンドル)で自重195gと、前身モデルとされるMXのDHに比べて、なんと20g も軽くなっています!

そして、入門機種であるエメラルダスLTと比較すると、実に45gも軽いんです! この自重の違いですが、実際に持ち換えてみると、エメラルダスRXとエメラルダスMXだと「あ、ちょっと軽くなったかな~?」くらいの感じです。ただ、この「ちょっと軽くなった」という感覚は一日釣りをやると結構な違いを実感できると思います。

何故ならば20gというのは、おおよそエギ1個分の差です。はい、もう聡明なあなたならわかりましたよね? 少々乱暴に表現すると、毎回エギを2個付けてキャストして、毎回エギを2個付けてしゃくっていることほぼ同じ(手元の重量なんでエギ2個付けてるのとは違いますけどね…)。まぁ気持ちがそのくらい違うということです。軽いは正義!

次に、ラインの巻き取りの長さ。前身モデルのエメラルダスMXはハンドル1回転につき72cm(私が所有しているモデルの場合です)、そして今回発売されたエメラルダスRX FC LT2500S-H-DHはハイギヤモデルなので82cmと、10cm巻き取りライン量が多い設定です。エメラルダスRXもシングルハンドルモデルは72cmとなっています。

ハンドルの長さに応じてギヤ比も設定されるワケですが、実際に使っていてギヤ比4.8のエメラルダスMXと大きな差を感じるかというと、そんなに違和感なく使用できてしまいます。まぁ、そのくらいの感覚だということです。

エメラルダスAIR FC LT2500S-DH[DAIWA]

私のエギングメインリールは、通常はエメラルダスAIRを使用しているのですが、釣り方も掛けてからも巻取り量の「10cm」の差は感じられませんでした。

スペック比較もいよいよ大詰め! 最終比較は「価格」!

タックルを購入する上で、「このリールにこの金額を出してもよいのか?」という点は、何よりも重要な項目でしょう。

正直、スペックだけを比較するならば、エメラルダスじゃなくてもいいと思います。他にも沢山の選択肢があるでしょう。ただ、ここまで読んでくれた、熱心な読者にズバリお答えしましょう!

エメラルダスRXは買い一択です!

「えっ…!? そんな決めつけちゃっていいの!?」そんな声が聞こえてきそうですが、この結論にいたったのには理由があります。

エメラルダスRXをしばらく使用して実感したのは、メインリールとしても、またサブ機としても活躍してくれる、非常に使い勝手の良いモデルだということです。そんな、活用の幅が広いリールが、このプライスで買えてしまっていいの!? というレベルの仕上がりになっています。

定価は34,400円ですが、実勢価格はもっと買いやすいプライスタグが付いています。

それでも「高い!」と思われる方もいらっしゃると思います。ですが、灼熱や極寒のゾンビエギングの疲労が少しでも抑えれると思うと、軽くて見た目も最高な相棒が助けてくれると思うと、決して高い買い物ではないでしょう。

仮に実勢価格を25,000円として、それを365日で割ると、1日たった68.4931506849円です! 1日70円で超格好良く「エギング最高だぜ!」と思わせてくれるリールが、あなたのフィッシングライフに加わるのです!

もはや

NO FISHING,NO LIFE.
NO EMERALDAS, NO LIFE.
NO RX, NO LIFE.

と言ってもいいでしょう!

多少大盛りにはなってしまいましたが、メインは勿論サブ機としても超優秀ですので「エメラルダスRX」エギングのリールとして考えてみてはいかがでしょうか。

最後まで脱線ばかりでよくわからないインプレ記事を最後まで読んで頂きありがとございました! 皆さんのエギングライフがナイスでハッピーで最&高でありますように。

【関連記事】エメラルダスリールにNEWモデルが登場!『エメラルダスRX』


※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。