マゴチ・メッキ・キビレ!河川のボトムゲームがお手軽で楽しすぎる!釣れる最強タッグルアーを紹介!

2024 シーバス特集

推移や流れの変化を読んで、より良い場所へ移動!

移動した先は、下流側にある水門。大まかなポイントとしては海水が混じる汽水の河口域だが、細かなポイントとしてはどんな場所 があるのか。また、シーズンや潮位変化によって狙い方に違いが出てくるのかをヒロセマンに聞いた。 

橋脚まわりもサーチ
流れがヨレたり身を隠したりしやすい橋脚まわりは、サーチしたいポイント。岸際に魚がいることもあるため、警戒心を与えない ため離れたアプローチも釣果を増やすことにつながる。

広瀬「 見つけやすい水門や支流との合流点等、流れが変わる場所は狙いたいポイントです。加えてよくチェックしてもらいたいのは、 水中のブレイクです。水中は変化がないように見えて、流れが強くあたり深く削れている水の通り道があります。水深に大きな変化がある場所は魚が集まりやすいので狙うべきポイントです」

釣り方は変更せず、ラン&ガンしていくと、今回の本命のキビレがヒット!

潮流変化や時期によって狙い方は変わりますか? 

広瀬「 基本的には流れの上流側へキャストし、流れに乗せてルアーを移動させてくるダウンクロスでルアーを通します。夏の水温が高い時期になると、水温が低い上流が狙い目です。魚が快適に過ごせる上流側の水温の低い水を求めるようになるほか、雨の後も狙い目になってきますね。夏は冷たい 水が流れやすくなる下げが効くタイミング、反対に冬は水温が安定している海水が入り込む上げのタイミングが良くなります」 

移動した水門では郡山さんにメッキがヒット。
郡山「ルアーはジグパラブレードですが、アクションは同じくリフト&フォールでヒット しました」

その他にも知っていると良いことがあれば教えてください。

広瀬「 フッキングも釣り方によって変えてください。リフト&フォ ールでは、即アワセが必須です。反対に後ろから追いかけてくるズル引きでは、早アワセ厳禁です。フォール中のバイトを取れるかど うかが大事なので、感度の良いロッドが必要になってきます。感度が高いとボトムの感触も伝わりやすく、またしっかりとしたハリも あるのでルアーを跳ね上げる動きも行いやすくなりますよ」 

即アワセのリフト&フォール!早アワセ厳禁のズル引きテク!

リアクションバイトで狙うリフト&フォールアクションでは、フォール中か着底後すぐにバイトしてくる場合が多い。違和感があればすぐ吐き出してしまうため、アタリがあればすぐにフッキングを行いたい。ズル引きではずっと後ろから追いかけてきているが、ハリに到達していな いアタリが多い。そのためしっかりとハリに掛かりロッドに魚の重みが乗ってからアワセる。

広瀬さん使用タックル紹介

<ベイトタックル(右)>
ロッド:ブラックポーギー5G BP5B-782M(メジャークラフト)
リール:14ブレニアス(シマノ)
ライン:弾丸ブレイド×4 0.6号(メジャークラフト)
リーダー:弾丸フロロショックリーダー 12lb(メジャークラフト)

<スピニングタックル(左)>
ロッド:ブラックポーギー5G BP5S-782ML (メジャークラフト)
リール:カルディアLT2500S(DAIWA)
ライン:弾丸ブレイド×4 0.6号(メジャークラフト)

ルアーマガジンソルト2023年8月号に記事掲載!

2023年6月21日に発売した、ルアーマガジンソルト2023年8月号には、今回の記事の全文が掲載されているので、気になった方は、是非とも本誌でチェックしてみてほしい。


※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。