9月8日より福島県は桧原湖で行われていたバス釣り日本一を決める大会、JBトップ50の第4戦が本日終了。優勝したのは3日間をハイウェイトで駆け抜けた藤田夏輝さん…!
●文:ルアマガプラス編集部
スモールマウス戦最終日はスモールマウスの達人が本領発揮!
JBトップ50第4戦。
秋前後に行われる伝統のスモールマウス戦が本日終了を迎えた。
予選二日間を終え、上位30名のみで行われる最終戦にトップウェイトを持ち込んだのは、同じくスモールマウスフィールドである野尻湖にてガイド業を営む五十嵐誠選手。
5尾4605gと、3日目にして今大会のMAXウエイトを持ち込んでいる。
続く2位には予選二日間をトップウエイトで通過した暫定1位の藤田夏輝選手。
この日も安定したハイウエイトを叩き出し、4425gを持ち込んでいる。
3位には今シーズンよりJBトップ50に参戦している若手・志達海輝選手が4120g。
そして4位にはMr.トーナメンター・今江克隆選手が3942gを持ち込んでいる。
スモールマウス戦を制したのは藤田夏輝選手!
予選2日間を終え、暫定首位で決勝を迎えた藤田選手だが、三日目も安定して4キロオーバーをウエイイン。
暫定3位かつスモールマウス戦を得意とする五十嵐誠選手の猛追をかわし切り、自身初となるJBトップ50優勝を果たしている。
会場には実弟であり、現在バスマスターエリートで活躍する藤田京弥選手も駆けつけて夏輝選手を祝福。
奇しくも、京弥選手のレイクジャンプレイン戦優勝、夏輝選手の桧原湖戦優勝と、兄弟それぞれが日米のスモールマウス戦をそれぞれ制覇した結果となった。
五十嵐誠選手は最終日の単日1位が効き、2位に浮上している。
一方、予選二日間終了時点で暫定2位につけていた青木唯選手は最終日にウエイトを伸ばすことができず、最終順位は3位に。
3日間非常に安定したウエイトを持ち込んだ武田栄喜選手と今江克隆選手はそれぞれ4位、5位とお立ち台に登っている。
年間優勝争いは依然佐々選手が首位!
全5戦の結果(各戦で得られるポイントの合計)で日本一が決定するJBトップ50。
本日の桧原湖戦を終え、最終戦を残した状態での年間暫定順位は佐々一真選手が第3戦終了時から引き続きトップをキープ。初の日本一がかなり現実味を帯びてきている状態だ。
しかしながら、暫定2位の志達海輝選手との差は僅か3pと拮抗している。
また最終戦が行われる遠賀川をホームとする梶原智寛選手も6ポイント差で3位につけている点も見逃せない。
10月13日からの3日間。
いよいよ2023年最強のバスプロが決定する…!
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