フィッシュグリップの「絶対的相棒」はこれ!『セーフティストラップ(DAIWA)』は紛失防止だけでなく、安全なランディングを可能にするマストアイテム!!

日本が世界に誇る総合釣具メーカー「DAIWA」。近年はロッドやリール、ルアーだけでなく、小物や便利グッズのクオリティがスゴイ!! 今回はソルトルアーアングラーの必需品とも言える「フィッシュグリップ」や「プライヤー」を装着するだけでスムーズ&セーフティーに扱える一品です!

●文:ルアマガプラス編集部

解説するのは編集部イチのソルトマルチアングラー・大木

【ルアマガプラス編集部・大木】
元大型釣具量販店の店員という経歴を持つルアマガプラス編集部員。バスソルト問わず、幅広く釣りを楽しむことをモットーとする。得意な釣りはシーバスで、時間があれば地元湘南河川でロッドを振るう。特技はモノマネ。少ない時間をやりくりして釣り場に向かうアラフォー突入中の36歳。最近はエギング熱が急上昇中!

メリットだらけ!あらゆる釣りをスムーズにする「コード」の重要性

近年釣りの小物関連の中で、ルアーフィッシングからエサ釣りまで幅広い釣種で活躍が目覚ましく、多くのアングラーが所有している「スパイラルコード」

船釣りではロッドのエンドグリップに「尻手ベルト」と組み合わせれば、置き竿時などの落下防止に。

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磯釣りや堤防釣りでも、落としやすい柄杓やタモ網、またはロッドなどにもセットすることができ、不意な事象での紛失を避けるアイテムとして欠かすことができないアイテムとなっています。

特にルアーフィッシングアングラーは切っても切れない関係といえるでしょう。それは体ひとつでフィールドを動き回りながら、釣りをするため、どこででも、ランディングや針外し、ルアーの交換などを行うため、プライヤーやハサミ、フィッシュグリップなどの小物は常に身につけてなければならないからです。

また身に付けるだけなら、ベストやカバンに収納すれば問題ありませんが、いざ使うとなると魚が暴れたり、手が滑ったり、また不安定な場所での作業となれば落下して紛失する可能性は想像以上に高いでしょう。

そんな紛失防止をするのが「スパイラルコード」。コードを装着することで、落下による紛失を防げるのはもちろん、カバンの「中」ではなく、カバンやベストの「外」に装着出来るので、スムーズに使用することが可能。またコードは伸縮するタイプがほとんどで、設定されている長さにもよりますが、必要な分だけ伸びてくれます。

不安定な場所での針外し、フィッシュグリップと組み合わせて写真撮影など様々なシチュエーションでで恩恵を受けることができます。

そんなスパイラルコードは現在、様々なメーカーからリリースされているのですが、今回ご紹介する「セーフティーストラップ」はさらに使い勝手が良いものとなっているのです!

コードの出入れがスムーズな「セーフティーストラップ(DAIWA)」

【スペック】

  • 全長:伸長時1500mm
  • スパイラルコード線径:φ2.5mm・伸長時1500mm。
  • コード収納アルミパイプ径:φ17mm・全長150mm。
  • 標準自重:約35g
  • カラー:ブラック、レッド、ゴールド

セーフティーストラップはその名の通り、大切な道具の落下や紛失を防ぐコードタイプの便利アイテム。通常のスパイラルコードとは異なる点が、コードはむき出しではなく、アルミ製パイプカバーに収納されていること。

このパイプカバーがあることにより、コードとラインによる糸絡みなどのトラブルを防ぐことができます。またパイプカバーの出入り口もラッパ形状となっているため、コードの出入りが非常にスムーズになります。

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コードは最大伸長1500mmとなっており、フィッシュグリップと組み合わせた際にも、シーバスや青物などの大型魚を掴み、写真撮影する際にも程よい長さ。ウェーディング時のランディングの際にも掴みやすい長さです。

また、コードは高強度繊維入りウレタンコーティングロープ採用し、強度は25kgクラス。パイプカバーの先端部には、ベストやバックなどのDカンにも簡単に取りけることができるカラビナが標準装備。またコード先端にはプライヤーやフィッシュグリップなどが装着可能なスプリットリングがついています。

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編集部・大木も使ってますから!

前回のFLジョイントⅡに引き続き、こちらのセーフティーストラップも実は愛用中なのは編集部・大木(笑)。

手持ちのフィッシュグリップにカラー合わせました! [写真タップで拡大]

モアザンステッカーをデコってます、カラーリングもバッチリかと。 [写真タップで拡大]

リリースされたのが約2年前で、これもリリースされて割りと早い段階で購入したかと思います。

大木はこれまでフィッシュグリップには、既存のスパイラルコードなどと組み合わせて使用していました。

しかし、先述にもあるようにスパイラルコードでは、コイル状のコードがむき出しとなっているので、リールからのラインが意図せず絡まったり、またはコードが長すぎて移動中に不意に引っかかったりと便利な反面、デメリットな部分も見えてきました。逆にコンパクトに収めようとコードが短いタイプにすれば短すぎたり、シチュエーションに応じた長さを選ぶことも難しくありました。

しかし、セーフティーストラップは、使用するとき以外はコードの部分が伸縮し、パイプカバーにすっぽり収まっているので、余計なコードを出すことがありません。

よってカバンにも装着しやすく、またベストや膨張式ライフジャケットにも組み合わせやすくなっています。

大木のシーバス用オカッパリバッグ。移動時はバッグの底面に収めてます。

大木個人が一番多く釣りをする地元河川のシーバスは、ベストを装着しないスニーカースタイルですが、移動時にはカバンに、実釣時は腰に巻く膨張式ライフジャケットに装着。

実釣時は膨張式ライフジャケットのDカンに引っ掛けてます。(写真はロックフィッシュ釣行のときのもの)

腰巻き型の膨張式ライフジャケットに装着する場合、グリップも取りやすく、すぐに魚を掴むことができるのでランディング後の動作もスムーズです。

もちろんベスト着用時の使い勝手は言わずもがな。メーカーHPでの画像を見ていただければ分かるように、現在ソルトルアー関連のゲームベストは、大方左右両サイドにDカンが付いているものが多いので、好みの側のDカンにセットすれば良いでしょう。

フィッシュグリップ装着前提に話を進めてきましたが、もちろんプライヤーなど繋げてもOK。ただし、プライヤーの場合はプライヤーホルダーありきになってくるかと思いますのでご注意を。

紛失防止による「セーフティー」という意味合いのアイテムですが、個人的にはランディングを円滑かつ安全に行える「セーフティー」なアイテムであると感じました!

既に秋のソルトルアーゲームもハイシーズンに突入し、シーバスやサワラ青物と各地で盛り上がりを見せていますが、フィッシュグリップなどを上手く身につけて収めたいのであれば「セーフティーストラップ」は超イチオシです!