「これがリアルなモノづくり!」プロとロッドデザイナーの実釣テスト模様がスゴイ!レジットデザイン2024新作ロッド実釣テスト動画が公開中!【ヴァリアントモデルに「RDS」特化ロッドが登場】

大人気ロッドメーカー「レジットデザイン」の2024年度の新作ロッドの情報がYouTubeで解禁!動画ではロッドのテスト実釣の模様が公開されているが、ロッドデザイナーとプロスタッフによる「モノづくり」のリアルな現場が見れるぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

動画はこちら

今回ご紹介するのは先日レジットデザイン(バス)公式YouTubeチャンネルに公開された、同社の2024年新作モデルのテスト釣行動画。

これまで釣具メーカーの新作ロッドの動画といえば、豪快なファイトシーンとロッドの特徴的な部分の解説、監修したアングラーのインプレッションなどが定石であった。

しかし今回ご紹介する動画は、リアルなロッドテストの現場模様!

新作ロッドは同社のプロスタッフであり、野尻湖のプロガイドでありながらも今年度琵琶湖オープンで年間優勝を果たした人気ガイド・林晃大さんが監修するRDS(リアクションダウンショットリグ)特化型ロッド

近年琵琶湖では、「O.S.P」よりリリースされているサイコロラバーのリアクションダウンショットリグが大ブームに。そのそのブームを巻き起こしたのが林さん張本人である。

林晃大(はやし・こうだい)

レジットデザインプロスタッフ。野尻湖フルタイムプロガイドを営む傍ら、琵琶湖オープンやM.B.F.T.などに参戦し、好成績を残し続けている。シャッドキャロやサイコロラバーRDS(リアクションダウンショット)など、爆釣メソッドを理論的、体系的に確立し、細部に至るタックルセッティングも注目の的。シャッドキャロ専用機、WSS64MLはニッチなロッドながら大ヒット。WSS-ST64L+もサイコロラバーRDSの流行とともに市場から姿を消した。オリジナリティと強さを併せ持つアングラーである。

これまでにも同社のYouTubeや林さんが所属するO.S.Pからもサイコロラバーによるリアクションダウンロッドの動画も多く配信されている。

また、先述のプロフィールにも記載されるようにワイルドサイドWSS-ST64L+がリアクションダウンショットに最適とされていた。

しかしこの度「特化型」ロッドとして、火付け役の林さんの監修のもとハイエンドモデルである「ヴァリアント」シリーズからリリースされることとなったのだ。

今回はそんな「究極」のリアクションダウンショットロッドのテスト模様が2回の動画にわたり配信されている。

これが「リアル」。フィールド実釣におけるロッドテスト

テストは同社ロッドデザイナーであり、C.O.Oである鬼形さんだが、林さんと共にに琵琶湖にて実釣を敢行。

林さんからはリアクションダウンショットの操作法を教わり、それぞれ段階別のプロトロッドを使用し、意見交換をしながらテストに望む。

操作性や感度を求め高弾性にしながらも、キャスタビリティを求めるためにはどうすればよいのか、林さんの感想や疑問、さらには要望を鬼形さんがしっかりと聞きながら的確に答えていきます。

途中林さんが鬼形さんへRDSのアクション方法を説明するシーンがあるが、これはRDSをもっと知りたいという方にも参考になるので是非ともチェックして頂きたい。

アクションの仕方が分かった鬼形さんはすぐにヒット!

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

良型バスがヒットしながらも、ファイト中にはロッドのパワーや硬さを確認。そしてキャッチ後はすぐさま感覚を共有し、改善箇所、改善するためにはどういった修正が必要なのかを林さんに丁寧に説明。

職人とプロによる真剣なモノづくりが画面を通しても伝わってきます。

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

ロッドデザイナーはやっぱり釣りウマ!

1本目をキャッチしたあと、ポイントを移動(!?)し、またしても鬼形さんヒット!今度はこれまでにサイコロラバー用として最適とされていた既存のWSS-ST64L+でキャッチ。

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

特化される新ロッドとの違いを比較検証するためにも既存モデルもしっかりと用意している。

さらにロッドの曲がりを確認するため、撮影時の動画もチェック。

より特化させていくためのポイントを見つけていくためにはこういった確認も欠かせないのだ。

鬼形「もっと大きいサイズも来るから竿全体パワーを上げていかないとだね」

WSS-ST64L+でキャッチして分かったことは、デカバスを穫れるパワーが必要、それだけでなくルアーも操作する繊細性も必要だということ。

近年、全国的によりタフ化が進むフィールド、さらにそれを攻略するための釣法やルアーの存在が出てくるとあらば、これまで以上にロッド開発が難しいのは想像に難くない。

さらにテストは続き、今度はプロトモデルにPEラインのセッティングでチャレンジ。鬼形さんの竿が再び曲げる!

鬼形「PEセッティングならこのサイズは余裕だね」

ロッド開発はプロが持つ感覚を、自身で体感することが非常に重要となることは言うまでもない。しかし、鬼形さんはロッドデザイナーであるのと同時にバストーナメントでもトップカテゴリーに所属できるほどの実力の持ち主。

この動画の釣れっぷりをみてもそれが一目瞭然。鬼形さんはトッププロの感覚を圧倒的な速さで理解できるからこそ、レジットデザインからは数多くの名竿をリリースされているのだ。

さらにテストは続き、動画も後編へと続く。後編では監修者である林さんもビッグバスをキャッチ!

RDSに特化したNEWワイルドサイド ヴァリアントモデル。ルアマガプラスでは発売時期や詳細やなども引き続き分かり次第お届けしよう。


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。