【レジットデザインだから魚が釣れる!】JBトップ50プロ・江尻悠真が「カスミ攻略に欠かせない!」5本のロッドを紹介! 

霞ヶ浦水系をホームに活躍するJBトップ50プロである江尻悠真さんが、レジットデザインの豊富なラインナップの中から、この水系を攻略するためのロッド5本を紹介!  

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

江尻悠真 (えじり・ゆうま)

1996年生まれ。東京都在住。北浦・霞ヶ浦水系をホームに各トーナメントに出場。2022年のバラクラではスピナーベイトをメインにパターンに、3位入賞しビッグフィッシュ賞も獲得。

 

『釣れる竿』が揃っているのがレジットデザイン 

――2023年よりレジットデザインのプロスタッフに仲間入りした江尻さん。そのきっかけは? 

江尻「レジットデザインさんとは今年の4月に契約させてもらいました。鬼形さんとは普段同じマリーナに船を停めていて面識があり、よくお話もさせていただいてました。以前のメーカーの契約が終了するタイミングで鬼形さんに相談をしたところ、今回の契約に至りました。

自分もトーナメントアングラーだし、レジットデザインが目指しているビジョンには以前から注目していました。オールマイティなロッドだけでなく、特殊な専用番手も多いし、ちょっとしたパワーやレングスの違いでロッドがラインアップされている。ワイルドサイドは手にする機会が多く、触っていくなかで良い竿が多いなと思ってました」

プロスタッフになる前からも、レジットデザインの竿を使い、その性能の高さに気付いていたという。 

プロスタッフになる前からも、レジットデザインの竿を使い、その性能の高さに気付いていたという。 

江尻「研究用に自分で買ったりもしてましたしね。自分がやりたい釣りにこちらが合わせるんじゃなく、竿にしっかり仕事を任せられるというロッドというのがワイルドサイドの印象です。

オールマイティなロッドだけでなく、特殊な専用番手も多いし、ちょっとしたパワーやレングスの違いでロッドがラインアップされている。ちょっとした違いでも、使ってみると結構大きな差だったりして、今まで欲しかった番手が揃っていたりするし、こだわって作られているんだなと思いました。

契約させてもらって本格的に使ってみると、釣りに対してロッドの答えがちゃんとある、そりゃ魚釣れるよねって正直に思いました。レジットデザインは『魚が釣れる竿』が揃っている、という感じですね」

 プロスタッフになる前からも、レジットデザインの竿を使い、その性能の高さに気付いていたという。 

霞ヶ浦水系オススメロッド:その1 『ヴァリアントモデル WSC-ST65ML/TZ  』

ボートに3本は積んでおく江尻悠真の右腕 

江尻「この水系の多くのシーンで活躍するライトカバーロッドです。アシ際などのゴージャス過ぎないカバーだったり、消波ブロックの穴撃ちだったり。ベイトフィネスよりもパワーを持たせたようなロッドで、使うルアーで言うとヤマタヌキ(ゲーリー)だったり、3inファットヤマセンコー(ゲーリー)のノーシンカーなど。あとはカバーネコなど、操作系の釣りですね」 

江尻「65レングスで操作性がありながらもバットパワーがあって、カバー越しに掛けた魚を上から抜くことができる。ピッチングもサイドハンドキャストも両方できる、ちょうど良い長さになっています。キャスト、アクションの操作、ファイトという一連の動作がスムーズにできる、欠点がないロッドですね。ヴァリアントモデルなので全体的にシャキッとしていて、シャープでダルさはありません」

ベイトフィネスのやや上のパワーレンジのWSC-ST65ML/TZ。 

江尻「この竿は本当に気に入っていて、カスミでボートを出すときは3本積んでます。ベイトフィネスリールにラインは10〜12lbをセット。軽い物をカバーに入れる用、もう少し入れる用、スモラバ・カバーネコ用みたいな。今年カスミで釣ったバスの8割はこのロッドで釣ってます(笑)。先日のトップ50でもメインで使いましたし、マスターズで釣った魚は全部このロッドでした。今の僕の主戦力、右腕です。ロッド5本紹介してくださいってことでしたが、ぶっちゃけこのロッドがあれば魚は釣れますよ! 」

【WSC-ST65ML/TZ  スペック】

  • 全長:6ft5in
  • 適合ルアー範囲:3.5〜11g
  • 適合ライン:6〜14lb

霞ヶ浦水系オススメロッドその2: 『ヴァリアントモデル WSC-ST70H/TZ 』

ソリッドティップでしっかり食い込ませられるバーサタイルヘビーカバーロッド 

江尻「このロッドで使うのは、WSC-ST65ML/TZで使うものよりもパワーを必要とするルアー、5〜7gのフリーリグやリーダーレスダウンショットリグ、バックスライド系などです。総重量10〜14gくらいのカバー用のワーミングで使います。7ftのレングスとHパワーに30tのソリッドティップ搭載で、カバーの奥で発生する伝わりにくいバイトもちゃんと捉えることができる。ソリッドでもダルさがないし、ショートなソリッドティップなのでリグがカバーに食い込まず適度なスタック感を出してくれる。リグを動かし過ぎないというメリットもありますね。ラインはフロロ14〜16lbを使用します」

【WSC-ST70H/TZ   スペック】

  • 全長:7ft
  • 適合ルアー範囲:7〜28g
  • 適合ライン:10〜20lb

霞ヶ浦水系オススメロッドその3 :『ワイルドサイド  WSC-ST610ML』

ロングワームネコならこのロッドにおまかせ 

江尻「ややワームを大きくしたリグや、フルキャストでリグをアプローチしたいときなどはこれ。カットテールワーム6.5in(ゲーリー)のネコリグ、レッグワーム2.9inの5gダウンショットリグとかですね。先ほど説明したWSC-ST65ML/TZとWSC-ST70H/TZの中間を補ってくれるのがこのロッドです。ロングワームはフッキングストロークが必要になってくるので、この長さの番手が必要になってきます。

やや大味なリグをフィネスに扱えるというのがこのロッドの特徴です。あとは、ヤマタヌキや3inファットヤマセンコー(ゲーリーヤマモト)のノーシンカーを吊るしたい時にもこのロッドを使います。ピッチングではなくキャスティングで直接カバーに引っ掛けて、誘って食わせる、そういったことができるのがこの番手です。使うラインはフロロの12lbです」

【WSC-ST610ML スペック】

  • 全長:6ft10in
  • 適合ルアー範囲:3.5〜14g
  • 適合ライン:7〜14lb

霞ヶ浦水系オススメロッドその4 :『ワイルドサイド  WSC-ST66MH 』

ミドルカバーのテキサスをするならこの竿で 

江尻「これはオーソドックスなカバーゲーム用。4〜5gシンカーのテキサスリグなどをライトカバー〜ヘビー過ぎないカバーに入れていく釣りです。WSC-ST65ML/TZでは少しパワー不足、WSC-ST70H/TZを狙うには大げさかなという、小規模なブッシュなどに入れていく感じです。カバーゲームの中核に位置するような番手ですね。ソリッドティップになっているので適度なスタック感を出しつつ、バイトをちゃんと捉えてくれる。カバー越しでのラインの絶妙なモタレ感、絶妙なラインテンションを感じ取れるロッドです。ラインは12〜14lbをセットしますよ。 

WSC-ST70H/TZとWSC-ST610ML、WSC-ST66MHは、僕の霞ヶ浦水系におけるカバーゲームに無くてはならない三銃士です。そしてWSC-ST65ML/TZを加えてその布陣をさらに強化する。ボートの釣りだけでなく、カスミをオカッパリする場合もこの4種類を全部車に積んで釣りをしますね」

【WSC-ST66MH スペック】

  • 全長:6ft6in
  • 適合ルアー範囲:5〜21g
  • 適合ライン:10〜20lb

霞ヶ浦水系オススメロッドその5:『ワイルドサイド  WSS-ST64L+』

ネズミ系&サイトを両方こなせる操作系パワースピニング 

江尻「これは桧原湖の吊るしパターン用に開発されたロッドで、カバーまわりでフィネスな釣りをしたい時に重宝します。L+表記でバットにはそれ以上のパワーがあって、掛けたバスをカバーからちゃんと引き剥がしてくることができる。でも軽いルアーもちゃんと投げられると。カスミでは、野良ネズミ(ティムコ)やカバーまわりのサイトで沈むムシなどを投げる時に使います。操作性が高く、細かいシェイクもできるし、小刻みの連続ドッグウォークも楽にアクションさせることができます。ラインはPEの0.8号にリーダー8〜10lb。野良ネズミ(ティムコ)をやるときはPE1.2号を直結でやります」

PEラインだけでなくフロロラインを使用してのフィネスリグにも高次元に対応する。 

【WSS-ST64L+ スペック】

  • 全長:6ft4in
  • 適合ルアー範囲:1.3〜8g
  • 適合ライン:2.5〜5lb、PE0.3-1.0号

上記の5本以外にも、江尻さんおすすめロッド解説動画も公開されてるのでチェックを!


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