一般社団法人日本釣用品工業会(会⻑:大村一仁)が、普段釣りをする男女974名を対象に「2023 年に釣って最も嬉しかった魚に関する調査」と「上手い釣り人の共通点とマナーに関する調査」を行った。その結果を紹介しよう。
●文:ルアマガプラス編集部 ●資料提供:LOVE BLUE PR事務局
釣り人の意識調査や釣って嬉しかった魚について、アンケート調査を実施
一般社団法人日本釣用品工業会(LOVE BLUE PR事務局)は、普段釣りをする男女974名を対象に「上手い釣り人の共通点とマナーに関する調査」と「2023年に釣って最も嬉しかった魚に関する調査」を行い、その結果を公表。調査概要は以下の通り。
【調査概要】
- 方 法:インターネットリサーチ
- 対 象:グノシーアプリ利用者、10~70歳の釣り経験者の男女
- 地 域:全国
- 期 間:2023年11月15日~11月24日
- サンプル数:974
日本釣用品工業会が取り組む「LOVE BLUE事業」について
LOVE BLUE事業は、持続可能なつり環境を構築することを目的に、2013年4月に発足されました「LOVE BLUE〜地球の未来を〜」をスローガンに、まずは、「環境保全」と「資源回復」を両軸に「水辺をキレイに」「サカナを増やそう」「フィールドを広げ よう」を3つの優先事項とし活動しています。また、参加企業各社の協力を得て「環 境・美化マーク」を釣り関連製品に表示し、その売上の一部が活動に役立てられています。
「環境保全」と「資源回復」のため、LOVE BLUE事業を通じて、マナーをしっかり守れるような釣り人を増やせるように取り組んでまいります。 マナーを守って、釣りをより楽しんでいただけるよう「てはじめにマナー」というキャッチコピーのもと、守るべきマナー項目を紹介する特設サイトをご用意しています。
上手い釣り人の共通点とマナーに関する調査
釣りが上手い人の共通点は「マナーを守ること」釣り人の13%が回答
今年釣って嬉しかった魚を来年も釣りたい、今年はなかなか釣れなかった大物も来年こそは釣り上げたい、と意気込んでいる釣り人たちに、釣りが上手い人の共通点について調査が行われた。
Q.あなたは釣りが上手い人に共通していることは何だと思いますか?
釣り人が考える、釣りが上手い人の共通点を調査した結果「マナーがいい」「ルールを守る」「ゴミを片付ける」など、マナーに関連する回答をした人が13%もいることが明らかになった。釣りが上手い人ほどマナーを意識していることがわかった。
マナーに対する関心や意識の高さをうかがわせる回答に。
※上位回答者の回答を紹介
その他「研究熱心」「経験豊富」「道具や仕掛け」など熟練した釣り人の行動や姿勢を挙げる釣り人も。また「忍耐力」や「静かさ」を上げる人がいる一方で、「せっかち」「諦めがいい」と答える釣り人もいることがわかった。
Q.あなたが釣りをする際に、もっとも意識しているマナーは何ですか?
また、釣り人が意識している釣りマナーを調査した結果、同じくゴミを持ち帰ることや、許可された場所で釣りを行うこと、安全第一を心がけるなどの項目が上位に挙がった。
釣り場環境の維持や安全など、釣りをしていないと意識できないことが多く並ぶ結果に。やはり、釣りは自然に対する畏怖の念や謙虚さを人にもたらすために有用なレジャーなのかもしれない。
回答者の多くが、マナーを意識して釣りを行う傾向にあることが調査から判明。釣り人の、環境に対する意識の高さを伺わせる結果とも言えるだろう。