ルアーフィッシングのターゲットとしてもおなじみだが、それ以前に食べられる川魚として古くから愛されていた「ナマズ」。現代では食べられる機会の少ない「ナマズ」を専門に調理する料亭がある。400年以上続くその業に感動!
●文:ルアマガプラス編集部
糀家さん自慢のなまずずくし「中川コース」をご紹介。
卵の煮付け
ナマズの卵を甘辛く煮付けた料理。
卵の粒がタラコよりも大きいため、歯ごたえが独特で美味。
ナマズの刺し身
養殖ナマズを使用しているからこそ食べられる専門店ならではの逸品。
適度な噛みごたえが特徴的で、少し淡白だが旨味を感じる味わいを持つ。
たたき揚げ
ナマズの中落ちや骨、頭、キモなど余すことなく使った旨味のたっぷり詰まったつみれを揚げたもの。
さつま揚げのような見た目だが中身はふわふわもちもちかつクリーミー。
練り上げる際に使用している味噌、そして食べる直前に絞るレモンだけのシンプルな味付けだからこその旨味を感じられる。
吉川の郷土料理。
天ぷら
同じ白身魚であるキスの天ぷらよりもより魚臭さが弱く、上品な味をダイレクトに感じられる絶品料理。
ナマズがいかに美味しい魚なのかを実感させてくれる。
マリネ
少し厚めに切ったナマズの刺し身を炙り、マリネにしたもの。
絶妙な炙り加減がナマズの旨味を引き出し、マリネならではの酸味とキレイにマッチした絶品料理。
照焼
白身魚の調理法としてはポピュラーな照焼。
噛みごたえのあるしっかりとした身が印象的で、濃いめの味付けと相まってご飯がすすむ。
だんご汁
たたき揚げと同様のすり身で作った団子が入った味噌汁。
出汁と合わさった旨味が美味でシメにもピッタリ。
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