全国に存在するバスの管理釣り場。今回は取材許可をいただいた15エリアを北は東北から、南は関西まで、編集部員が実際に行って大調査!「管釣り」と侮ることなかれ、ポンドも個性色々。あなたにピッタリのエリアがきっとあるはず!
●文:ルアマガプラス編集部
弁慶フィッシングクラブ/東京都
東京は赤坂のオフィス街にたたずむ釣り師の憩いの場、弁慶堀。釣りは手漕ぎのレンタルボートからのみ。地下鉄に乗り手軽な装備で釣りを楽しむアーバンアングラーに人気だ。エリアのほとんどがウィードに覆われているのが特徴。
電車で行ける都会のオアシス ウィードの量は琵琶湖級!?
昭和25年からボートの貸し出しを行い、釣り堀としての営業を1999年からスタートした弁慶堀。バスのアベレージサイズは25〜35cm。レコードフィッシュは2016年11月にキャッチされた54cmだ。
ベイトは10cm前後のウグイなどを定期的に放流。最高水温は30度、最低水温は4度ほど。インレットから井戸水・雨水を入れているが、水温に大きく影響を与えるほどの量ではないという。
有効微生物のEM菌の投入により水質は良好。表層にはブルーギルや小バスが多く確認でき、30〜40cmほどのバスも見かける。
バスの魚影はなかなかのもの。弁慶堀はとにかくウィードが多いので、この藻をいかに攻略できるかがキーだ。
スタッフの声
「初心者から上級者まで、いろいろなレベルのアングラーがいらっしゃいます。フィールドが狭く、ボートが近くまで流れてきてしまったりということもあります。上級者の方は、心の余裕を持ってビギナーの方と一緒に楽しんでもらえたらと思います!」
●オススメルアー
ギルが多いのでブルフラットなどギル系ワームがよく釣れ、40アップ率も高い。リグはフリーリグが好調。また、ドライブシャッドのノーシンカーでウィードの上を引いてくる釣りもかなり効果的。
ミネムーのワンポイントアドバイス/見えバスには静かに近づきましょう!
Profile
「ハイシーズンなら、まずはサイトフィッシング。かなり浅いところにもバスはいたりするので、それを見つけて静かにアプローチしてください。手漕ぎなのでゆっくり近づけば意外とバスは逃げないですよ。ウィードには、隙間にネコリグをシェイクして入れていくのがオススメ。ウィードパッチにはクランクを巻いて浮かせるパターンが効きます。浮力のあるハンドメイド系がよく釣れましたね」
アクセス
●地下鉄丸の内線/銀座線 赤坂見附駅、D5出口
●地下鉄半蔵門線/有楽町線/南北線 永田町駅、7番出口
住所:102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-26
電話番号:03-3238-0012
公式HP:http://maidokun.com/benkeifishing/
料金
1人:終日3,500円、1時間1,700円、2時間2,800円
2人:終日5,400円、1時間2,700円、2時間4,200円
営業時間:9:00〜18:00、5〜9月の土日・祭日は7:00〜18:00、10〜3月は9:00〜日没まで
●水曜日定休(悪天候の日は営業を中止する場合あり)
レギュレーション
◯ムーチング、岸釣りは禁止
◯弁慶橋に向かってのキャスト禁止
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。