近年話題となったテクニックやルアーを達人たちが一挙指南! マスターしきれてなかった人、知ってたけどどうやるのかわからなかった人、そもそも知らなかった人…etc。とりあえず、ココに載ってるテクは覚えておいて損はなし! まんべんなくマスターするもよし、ひとつだけ極めるのもよし! いいテクとの出会いがありますように。
●文:ルアマガプラス編集部
Profile
マイクロワインド×大津清彰
難易度 | ★★★ |
対でかバス | ★★★ |
汎用性 | ★★★ |
プロトで100本超をキャッチ済み! 海からバスへと移入した進化系リグ
バスの本能を刺激! 小型かつ特化型を開発
「元々『ワインド』の釣りって、海のタチウオ釣りなどで発祥した釣りですね。3年ほど前、松本幸雄さんから津久井湖でバスにも効くというお話を聞いて、その後に千田隆喜さんから使い方を教えてもらって、すごい釣りがあるなと」
近年注目の『マイクロワインド』を提唱する大津清彰さんは、自身のインスパイアの歴史をこう振り返り始めた。
ワームを一定にダートさせることで、追尾するターゲットの目線から消すや再び現れた瞬間にバイトさせるのがワインドの釣り。当初は海と同じく4〜5inクラスの大型ワームを使うことが主流だったという。
「バスならワームは小さい方が食いやすいんじゃないかなと。その後も突き詰めていった結果、去年の艇王で活躍してくれましたね」
スーパーリビングフィッシュ(ティムコ)+デルタマジック(デコイ)から始まった研究は、スパーク40+A.W.ロックヘッド3〜5g(共にアクアウェーブ)へと。艇王津久井湖戦では、あの青木唯さんを僅差で破るウイニングルアーにも輝いたのだ。
「海のワインドとスケールは異なりますが、基本は一緒。ただ大きく異なるのは、投げないこと。深場でメタルジグやフットボールジグのように操作します」
小型かつ切れ味鋭いダートスレ知らずの究極型が完成
マイクロワインドを研究し尽くし、究極を求めて大津さんが完成させたのがこのセッティング。ワームはエラストマー製かつ流線型のボディで、切れ味鋭いダートがバスの視界を遮りリアクションバイトを誘発。ジグヘッドは3ウエイト揃え、任意の水深に対応可能だ。
ココがキモ
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