近年話題となったテクニックやルアーを達人たちが一挙指南! マスターしきれてなかった人、知ってたけどどうやるのかわからなかった人、そもそも知らなかった人…etc。とりあえず、ココに載ってるテクは覚えておいて損はなし! まんべんなくマスターするもよし、ひとつだけ極めるのもよし! いいテクとの出会いがありますように。
●文:ルアマガプラス編集部
Profile
MMZデカ×浦川正則
難易度 | ★★★ |
対でかバス | ★★★★★ |
汎用性 | ★★★★ |
MMZデカ【O.S.P】
●全長:13inクラス
●カラー:全8色
●価格:3本入/891円(税込み)
ロングワームは乗らない…の定説を打破! 旧吉野川発信の”浦川リグ”に要注目
「猛烈なアタック多数。異常なほどに反応」
登場から1年を経て、早くも『でかバスを獲るワーム』として全国で周知されつつあるシリーズ最大サイズが“MMZデカ”だ。
このモデルを日々研究し続け、この夏にひとつの完成形を導き出したのが“師範代”こと、浦川正則さん。ホーム旧吉野川では何と「1日2ケタ超」(!!)という圧倒的釣果を叩き出すことにも見事成功したのだという。
「比較的浅いレンジで使うことが多いですが、魚が見えない深い水深でも、魚がいる想定で食わせる。基本はノーシンカーをシェイクしながらのスイミングで、ミドストの要領で問題ありません。深ければネイルシンカーを入れたり、フリーリグでも使いますね」
当初はサイト専用のイメージが強い小型ラインナップ中心のMMZシリーズだったが、この13in級モデルの登場で世界は広がった。
「僕はワッキーセッティングにはしない。当初は、頭にストレートフックの通し刺しでオープン、オフセットフックを刺せばカバー周りという使い分け。そこからリグが進化して、現在のようにテール側にマスバリをセットする方法に辿り着きました」
MMZデカの内部にはPEを貫通させフック同士を接続。キャスト時にワームの重みで身切れすることもなく、フッキング性能を大幅に向上させたのがこのリグだ。
「異常な勢いでバイトします。ですが、時にテールの先端だけ噛む場合も少なくない。そんな時でもしっかりフッキングできますよ」
基本リグ
「ボトムが複雑な場所や、カバー周り用として」
基本はシェイクしながらのスイミング。
「テール側にネイルシンカーを入れて着底させれば、引っ張ってもボディが伸びて移動距離が少ないんですよ」
伸縮がより強調される仕組みだ。
「テールをついばむバイトも確実に獲るオープン仕様」
ボディ内部にPE4〜5号を貫通して、フロントフックとリアフックを接続した独自リグ。敢えて命名するなら“浦川リグ”だろうか。
「フッキング性能は高まりますが、カバー周りでは要注意」
セット方法はタリズマンにPEを結び「頭側から刺しては抜きを繰り返して」テール方向へ。根気の要る作業だ。
ココがキモ
シーズン早見表
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