世の中、表があれば裏がある。バスのエリアフィッシングにも、常連たちが口を閉ざしたままひっそりと使っている裏技があるのだ。今回、全国のエリアに潜入した覆面捜査員が、その裏技情報を入手。一挙に公開する。「そんなのみんなやってるよ」というのは禁句ですよ。
●文:ルアマガプラス編集部
【円盤際の定石】えんばんぎわのじょうせき
バス管釣りではおなじみのストラクチャー「円盤」。この下に潜むバスは、ハードルアーの場合、トップとクランクを使うのが定石らしい。トップはスレスレを引くのがセオリーで、一度円盤に上陸させてもいい。クランクもスレスレを引くが、大事なのは通り過ぎる際に速引きに切り替えること! バスが白バイのように追ってくる!
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【具でかアサシン】ぐでかあさしん
富士見池の常連さんが、固い口を割って教えてくれた。
「シャローの食い気が高いときは、このジグスピナーを沖に投げて、巻いてきてアシにぶつけるんです。これがハマるとつ抜け楽勝です」
つ抜けとは2桁釣れること。この1週間前に17~18本釣ったらしい。
「こんなに具がでかくても釣れるので、釣った感ありますよ」
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【急速交換リグ】きゅうそくこうかんりぐ
バスの管釣りは、時合いが来た時にいかに効率よく釣るかが勝負となることもある。その場合、ワーム交換も素早く済ませたいものだ。そこで、神次郎で出会った釣り人がこっそり見せてくれたのがこのワーム交換システム。一見、普通のライトテキサスかと思いきや、シンカーの先にスナップスイベルがあり、それをワームフックに接続させている。ケースの中にはフック付きのワームが多数用意されているので、瞬時に交換できるのだ。
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【禁断の岸ギリトップ】きんだんのきしぎりとっぷ
トラウトの管釣りでは、立ち位置から前に投げるのがマナーかもしれない。バスの場合もほかのアングラーが近くにいたら前にしか投げられないだろう。でも、もし近くに誰もいなければ、勇気を持って岸ギリギリに投げてみよう。それもトップウォーターを。特に人が減ってくる夕方に大逆転が期待できる、おすすめの裏技だ。
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【グラブ闇討ち】ぐらぶやみうち
BRGDポンドにて、BRGDジャパンの代表である西方氏に、釣れないときの裏技を聞いてみた。
「石のすき間とかのシェードにバスが隠れているんですよ。歩きながらそういう場所を探してワームを落としていく」
落とすのはカバースキャットのノーシンカーやゲーリーグラブのジグヘッドリグがいいらしい。
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