「最強の釣り車だ…」今夏フルモデルチェンジが有力、オーダーストップ間近か?

ルアマガプラス編集部の隣には兄弟サイト「月刊自家用車WEB」編集部のデスクがズラリと並んでいる。そこで、釣り車として最適なクルマを、車の専門家に解説してもらったぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

春の新車購入 おすすめ釣り車 ホンダ・フリード

この春に新社会人となる釣り人の中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんな釣り人にこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではホンダ・フリードをピックアップ。この夏には新型登場が噂されているモデルだが、ミニバンとしての扱いやすさはいまだにトップ級。大幅値引きでバーゲン価格が期待できるこの春にこそ、狙いうちして欲しい一台なのだ。

フリードはどんなクルマ?

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フィットのプラットフォームから発展したコンパクトミニバン。全長4.3m弱のコンパクトなボディサイズにもかかわらず、3列シート仕様(7名乗り)も用意されるなど、2BOXモデルを大きく超える高いユーティリティを持つことが強みだ。釣りだけでなく、普段の街乗りでも使いやすい。

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パワートレーンは1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドを設定。現行世代のフィットハイブリッドは2モーター式のe:HEVを搭載しているが、現行のフリードハイブリッドは、一世代前となる7速DCTベースのパラレル式(i-DCD)を採用。e:HEV搭載のフィットに比べるとやや性能は劣るが、効率の良いシステムを採用していることもあって動力性能や燃費性能は一線級の実力を持っている。

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ガソリン車はハイブリッド車に比べると、燃費はもちろん、動力性能の面でも負荷がかかる状況では非力さを感じてしまうのが難点だ。

おすすめグレードはハイブリッド G(6人乗り)

動力性能やドライバビリティはハイブリッド車が上回っている。一世代前のハイブリッドシステムを選ぶのは心情的に抵抗があるかもしれないが、ハイブリッド車を選ぶのが無難な選択。価格差は30万円ほどだが、ここは出していい出費だ。

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2列シート車のフリード+と3列シート車のフリードの選び分けに関しては、フリード+はサードシートが省略されているため床面が低く、その分だけ荷室は高く広く使えるが、価格は少し高めの設定になっている。完全に釣り優先ならフリード+だが、多人数乗車もこなせるフリードの方が汎用性は高め。積載性にこだわりがないのならば、フリードを選ぶのがいいだろう。

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SUV風の加飾が加わるクロスターも魅力的だが、実用性能重視なら標準ボディ車のGで十分。6人乗りと7人乗りの違いはセカンドシートの形状によるもので、6人乗りは2列目がキャプテンシート、7人乗りはベンチシートになる。後席の居心地&快適性が良い6名乗りの方をオススメしたい。釣りもよいが家族でキャンプなど、アウトドアに最適だ。

この春は、実力ミニバンをリーズナブルに狙えるラストチャンス

今夏のフルモデルチェンジが有力。それに伴い、早ければ3月中にもオーダーストップとなる可能性が高い。今が現行型を購入できる最後のチャンスになっている。

モデル末期ということで、値引きも大きく拡大しており、編集部には付属品込みの値引きで35万円を超えたという報告例も寄せられている。この春はトヨタ・シエンタとの競合よりも、経営資本が異なるホンダ販売店を競わせる同士競合の方が効果的だ。


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