「えっ、ヤバい。おかしい。ちょっと待って」初めての吊るし切り。胃袋開封でとんでもないことに…

2024 シーバス特集

アンコウのお腹、何が入っているのか!?

お腹の中身が気になるところだが、まずは順番に捌いていく。顎のラインから包丁をいれて、エラやアバラを取り出しやすく処理を施す。

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アバラを取り外すため、包丁をすすめていくと「アンコウ7つ道具」のエラが見えてきた。鮮度の良いアンコウのエラは絶品なので、丁寧に捌いていく。

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ちょっと閲覧注意、アンコウの腹を開いていく

一通り処理を進めてアンコウのお腹を開封する段階まで到着。硬いなにかが入っており、気になっていた内容物がついに判明する。

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お腹の中は「あん肝」でパンパンなのかと思いきや、体積の大部分を占めていたのは「胃袋」だった。と、思いきやデロンと出てきた「あん肝」もかなりの大きさで、思わず「あん肝デカ!」と声が漏れる。

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胃の中身を早く見たい気持ちもあるが、とりあえず「あん肝」を救出。とてもキレイで大きな「あん肝」を見ると早く料理したくなる。

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パッとみたところ、肝にアニサキスは見当たらない。鮮度が良いこともあって、身や肝までアニサキスが到達していないようだ。ちなみにブラックライトを当てることで、表面上のアニサキスを発見する裏技があるので、是非試していただきたい。

こちらも閲覧注意、胃袋を開封していく

胃袋に包丁を入れて中を謎いてみると「なんだこれ、なんだこれ」「おかしい、おかしい」と混乱した様子の声があがる。

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中身を取り出してみると、出てきたのは大きな魚!?

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水でキレイに洗い流してみると、どうやらマダイのような魚であることが判明。4〜50cmほどある魚体は釣れれば丁度美味しいサイズ。恐るべしアンコウの食生活。

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引き続き解体を進める

胃袋の中身も確認することができたので、引き続き解体を進める。各部位ごとに切り離し、身を切り落とす。かなりの大きさだ。

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最後に頭を切り落とせば、残ったのは口だけ。このようにアンコウは余すことなく頂くことができるのだ。

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切り分けた部位はこちら、すべて食べることができるぞ。

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最後は料理にアンコウの「どぶ汁」を作る!

アンコウの吊るし切りで可食部の解体を終えたら、あとは食べるだけ! できあがったのは「どぶ汁」。水を使わずアンコウの身と野菜の水分だけで調理した鍋は絶品。

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解体したアンコウで作る「どぶ汁」のレシピや、調理工程はぜひ動画にてご視聴ください。見ているだけでもヨダレが出てしまいそうな料理なので、空腹時に見るとテンションは最高潮になるかと思います!


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。