「えぇ、マジ?」人気車なのに安くて衝撃! 街乗りからレジャーまで対応して釣り車にピッタリだ。

ルアマガプラス編集部の隣には兄弟サイト「月刊自家用車WEB」編集部のデスクがズラリと並んでいる。そこで、釣り車として最適なクルマを、車の専門家に解説してもらったぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

春の新車購入 おすすめ釣り車 スズキ・ハスラー

この春に新社会人となる釣り人の中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんな釣り人にこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではスズキ・ハスラーをピックアップ。お値ごろ価格ながら、タウンユースからレジャーのアシまで使い倒せる万能タイプで運転支援機能も充実。初めての釣り車として自信を持ってオススメできる一台なのだ。

デビュー以来、安定した人気を誇るベストセラー。こなれた価格も魅力のひとつ

すでに登場から約4年経過しているが、安定した人気を保っている。価格も比較的安価に設定されていることもあって、値引きはやや渋めだ。

競合相手の筆頭はダイハツ・タフトだが、長引く出荷停止の影響で競わせにくいこともネックのひとつ。手間を惜しまないならば、マツダに供給している姉妹車「フレアクロスオーバー」との競合も行いたい。付属品を含めた値引きで15万円というのが一つの目安になっている。

[写真タップで拡大 高画質]

骨太なボディシェルやリヤクォーターウインドウの採用など、タフなギア感を表現したスタイリング。可愛い雰囲気に精悍さもプラスされている。

[写真タップで拡大 高画質]

スズキ・ハスラーって、どんなクルマ?

軽自動車ベースのSUV、いわゆる軽SUVの先駆けとして誕生したモデル。ハードウェアはワゴンR系をベースとするが、最低地上高を180mmに設定し、クラッディング等の外装を施すことで悪路対応力を高めていることが特徴。

[写真タップで拡大 高画質]

4WDシステムは一般的なビスカス式だが、ブレーキを用いた片輪空転抑制などの悪路向けの制御も採用することで、ある程度のラフロードをこなせるモデルに仕上げている。釣り人から人気が高い本格オフローダーのジムニーとも上手に棲み分けできている。

[写真タップで拡大 高画質]

キャビンスペースや機能はワゴンRに近いが、荷室まわりは汚れや水分を拭き取りやすい防汚設計にするなど、アウトドアツールを積載しやすい仕様に変更していることも特徴。後席左右独立スライドシートを採用するなど居住性の高さも魅力のひとつ。釣り竿をはじめ荷物の多い釣り人にとってはイチオシといえる。

[写真タップで拡大 高画質]

最新モデルは、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能がNA車にも標準装着されるなど、安全&運転支援機能も充実していることも魅力だ。

[写真タップで拡大 高画質]

スズキ・ハスラーのオススメグレードは、HYBRID Xターボ(4WD)

マイルドハイブリッドは低中負荷域での余力感が高まるが、それでもNA車は高速走行や登坂路のような、負荷が連続する走行状況では非力さが否めない。タウンユース中心ならNA車でも十分だが、レジャー&ツーリングまで考えているならば、価格は約10万円高くなるがターボ車を選びたい。ハスラーのキャラからして、価格は約13万円高になるものの4WD仕様がベストだ。

最新モデルはNA車にも充実の運転支援機能が標準装着され、利便性が強化されているが、ターボ車との価格差は10万円程度。ターボ車を積極的に選びたい。


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。