【ファン歓喜!!】数多の伝説を作り上げた名作ソルトルアーが12年ぶりに復活!

ソルトルアーシーン黎明期である1990年代中頃に大きなインパクトを与えたデュエルの伝説的ルアー「アイルマグネット」シリーズ。画期的な重心移動システムは多くのソルトルアーファンを魅了し、影響を与えた。そんなアイルマグネットが12年ぶりに、令和のソルトシーンにカムバックすることとなった!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

12年ぶりの復活!名作ソルトプラグ再び旋風を巻き起こす!

今から28年前の1996年にリリースされ、デュエルを代表するハードルアーとして君臨した「アイルマグネット」シリーズ。

現在ではルアーメーカー各社搭載している「重心移動システム」システムの先駆けとも言える「マグネット式重心移動システム」を採用。

圧倒的な遠投性能、そして大型魚に対応したワイヤースルー仕様となっていたため、飛距離と強さを欲していた多くのシーバスファン、ロックショアファンから愛されるルアーであった。特にダーターモデル(DB)に関してはリップレスミノーのパイオニア的存在でもあった。

そんなファーストモデルがリリースされてから、2008年にはアイルマグネットNEOとしてリニューアル。さらに2012年にも2度目のフルモデルチェンジを果たしアイルマグネット3Gへと進化。

初代

2代目

3代目

そして2024年、12年の時を経て、新たに「アイルマグネットTG」として復活することとなったのだ。

新生アイルマグネットの特徴のひとつは「ニューマグネット式重心移動システム」の搭載。

重心移動のキモとなるボディ内部のタングステンウェイトボールが「磁着タングステンボール」となり、キャスト時はボディ内部の最後尾までウェイトボールが移動し、最大飛距離70mオーバーの遠投も可能にする。

ルアーが着水後はウェイトボールをボディ腹部にある超強力マグネットで確実に固定。レスポンスよく安定したスイミングを実現。遠投性、そしてルアーのアクションレスポンスなどもより磨きが掛かったモデルとなっている。

さらにアイルマグネットの特徴ともいえるワイヤースルー構造もしっかりと踏襲。大型青物やメータークラスのシーバスにも対応した強いつくりとなっているので、磯などのラフなシチュエーションでも酷使することができるのだ。

新生アイルマグネットから今年度リリースされるのは2モデル。ひとつは「アイルマグネットTGミノー」、そしてもうひとつは「アイルマグネットTGダーター」

アイルマグネット TG ダーター 105F/125F [写真タップで拡大]

アイルマグネット TG ミノー 105F/125F [写真タップで拡大]

アイルマグネットTGミノーはスローからファーストまで幅広いリトリーブスピードに対応したウォブンロールアクションのミノー。

潜行深度が1~1.3mとなるので、磯や堤防などはあらゆるシチュエーションで使用可能。ワイヤースルー搭載かつウォブンロールアクションなので荒れたシチュエーションでのs釣りがメインとなる磯のヒラスズキゲームや青物ゲームにもうってつけだ。

アイルマグネット TG ミノー 105F/125F(デュエル)

【スペック】

  • サイズ:105mm、125mm
  • 重量:18g、27g
  • リングサイズ:#5
  • フックサイズ:#2(105F)、#1(125F)
  • 飛距離:MAX60m(105F)、MAX70m(125F)
  • レンジ:1m(105F)、1.3m(125F)
  • タイプ:フローティング
  • 価格:オープン

アイルマグネットTGダーターはオートマチックな可変アクションで魚を誘うリップレスミノーなので、流れのある河川やサーフなどに最適。

さらに自発的に左右へイレギュラーダートするので、渋い状況ではトゥイッチなどでリアクション的なアプローチで仕掛けることも可能だ。

アイルマグネット TG ダーター 105F/125F(デュエル)

【スペック】

  • サイズ:105mm、125mm
  • 重量:18g、27g
  • リングサイズ:#5
  • フックサイズ:#2(105F)、#1(125F)
  • 飛距離:MAX60m(105F)、MAX70m(125F)
  • レンジ:60cm(105F)、80cm(125F)
  • タイプ:フローティング
  • 価格:オープン

TGダーターの前モデルでは、デュエルプロスタッフを務める九州の鉄人・松岡豪之さんが動画撮影時にメーター超えのヒラスズキをキャッチしたことで話題になったのを覚えている方も多いだろう。よってTGミノーとのローテーションで磯ヒラゲームを攻略にもおすすめだ。

TGミノー、TGダーターともに4月中旬の発売予定。日本のソルトルアーシーンを切り拓いた伝説のプラグたちが、新たな力を纏い、令和のフィールドでも活躍すること間違いなしだ。


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