[いつ出るの?]待望のSHIMANO新型リールの発売時期が確定!

漆黒のボディが特徴的なエクスセンスリールシリーズ。そのラインナップのボトムラインを担う、エクスセンスBBがフルモデルチェンジを果たすことは既報だが、不明だった発売時期がついに確定しWEBで発表となった。同機種の詳細を改めて解説するとともに、発売時期をチェックしていこう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

前モデル比−15gの軽量化を実現しながら、買いやすいプライスが嬉しい

シーバスゲーム専用スピニングリールとして、エクスセンスの名にふさわしい高いパフォーマンスを達成しながら、リーズナブルな価格帯で人気のBBシリーズ。フルモデルチェンジを果たした今モデルも、その血を継いでおり、マイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブの搭載によりナイトゲームでも手元に水中の情報を感じ取れるほどの高感度を実現する。

エクスセンスBB[シマノ]

また、ボディのマテリアルに、新カーボン素材のCI4+を採用することで、前モデルと比較して15gの軽量化(4000MXG比較※)を実現。ロングストロークスプールとの相乗効果によって、かつてないほどの振り抜けの良いキャスト性能をもたらすことが期待される。

さらに、ラピッドファイアドラグを搭載することで、シビアなシチュエーションで大型のターゲットの動きを止めたいときでも、瞬時のドラグ調整を可能とする。シーバス専用リールとして、妥協のない性能を発揮するポテンシャルを実装したモデルだ。

ナイトゲームが多いシーバスゲームに合わせた漆黒のボディ

エクスセンスリールのイメージカラーであるブラックを大胆に採用したボディデザインは、エクスセンスのロッドラインナップともベストマッチ。単なるブラックではなく、ツヤ感を抑えたマットブラックとなっており、クラスを超えた高級感も演出する。

マイクロモジュールギアIIを搭載!滑らかな巻き上げ性能を実現!

エクスセンスBBの心臓部には、シマノの高い製造技術から生まれたマイクロモジュールギアIIが組み込まれている。リールの性能を左右するドライブギアとピニオンギアの理想的な歯形状を追求することで、クラスを超えた滑らかな巻き心地となっている。ギアの精度の向上は、ルアーの水の掴み具合やリーリングによる潮流の変化などを、高い次元で感じられることにもつながるはずだ。

例えば、橋脚の明暗付近で捕食モードに入ったリバーシーバス攻略において有効なドリフト釣法。この際に重要となるリーリング時の手感度の向上も期待できるため、ルアーをシーバスの口先に持っていくなど、テクニカルな釣りにも十分対応できるだろう。

滑らかさに加えて、静粛性も手に入れた24エクスセンスBB

新しいエクスセンスBBリールには、滑らかな回転性能と静粛性を追求した、サイレントドライブも採用されている。繊細なリーリングが必要とされるような状況でも、その静粛性と滑らかさにより、より高い次元でゲームに集中できる。また、マイクロモジュールギアとの相乗効果も期待でき、水中のルアーの状況をさらなる精度で把握することを可能とする。

また、ロングストロークスプールを新採用することで、遠投時に最初から最後まで同一径に近い状態のラインを放出できるので、スプール深部からラインが引き出されてスプールエッジやバットガイドに接触するという抵抗が発生しにくい。

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このため重く大きなルアーはもちろん、軽く小さなルアーでも十分な飛距離を追求することができる。

その他にもボディにカーボン素材のCI4+を使用することで-15gという軽量化を実現(20エクスセンスBBの4000MXGで比較)、瞬時に最適な調整が可能なラピッドファイアドラグなど、価格帯以上のスペックを搭載。

サイズはC3000と3000、4000、の3種類。ハイギアがベーシックで、4000のみエクストラハイギアが用意されている。2024シーズンからシーバスに本格参戦を考えるなら、マストバイの1台だ。

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