【ファイトシーン動画見た?】試合でナナマルモンスターを捕らえた「化物ロッド」の全貌公開!使ってみたら扱いやすいくて驚いた!

先日、奈良県は七色ダムで行われた日本一のバス釣りアングラーを決める試合の第1戦目で、驚きの釣果が飛び出した。70cm5445g。バス釣りでは生涯に一度は釣ってみたいサイズとして、60cm(ロクマル)が挙げられることが多いが、それをはるかに上回るナナマル。まさしく怪物級の魚といえるだろう。そんなモンスターバスを捕らえたジャッカルの藤田夏輝プロが使っていたロッドを紹介しよう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

リボルテージ(ジャッカル)

ブランクスには東レのT1100G、M40Xなど最先端マテリアルを搭載し、価格帯を超える超高感度とパワーを持ち合わせたロッドシリーズ。

実釣のテストは国内だけでなく海外でも繰り返し行い、世界標準で戦えるロッドとして仕上がっている。

ピックアップポイント

ブランク:高性能ブランクスがワンランク上の釣りを実現

東レのナノアロイ技術を適用したカーボン「M40X」と「T1100G」を適材適所に採用。高感度・軽量化及び操作性の向上を実現しつつ、全体のトルクもアップ。操作する・巻く・掛ける・寄せるという動作を高次元に行うことができる。

ガイド:高感度で糸抜けの良いSiCガイド

全機種全ガイドに富士工業社製SiCガイドリングを採用。スベリ・放熱性・硬度に優れており、快適な釣りをサポート。

グリップ:上質な4Aハイグレードコルクグリップ

グリップには手触りの良い4Aハイグレードコルクを使用。スクリューロック部にはハニカムデザインの別注パーツをセット。各機種ごとに吟味されたグリップ長に設計し、セパレートグリップからエンドグリップまでマットフィニッシュで構成。

グリップエンド:ハイクオリティなカーボン製エンドグリップ

各ロッドスペックに合わせて金型を作って構成されたカーボン製エンドグリップ。軽快な操作性をサポートし、キャスト時の握り込みでも手に馴染みやすい。エンドキャップにはRVロゴをアルミ削り出しでデザインし、周囲をラバーでコーティング。

グリップジョイント:長尺モデルはグリップ取り外し可能

長いレングスのモデルはグリップを取り外すことができ、仕舞寸法を短くしている。

パワーフィネスロッド S68MH+

そんなリボルテージシリーズの中から藤田プロが選んだのが、パワーフィネスロッドのS68MH+。

3万6289円

バスフィッシングでは繊細な食わせの釣りを一般的に「フィネス」と呼ぶ。

小さいルアーを細いラインで丁寧に操作し、気難しい魚に口を使わせる釣りだ。当然、タックルのパワーも非力になりがちで、障害物のない、いわゆるオープンウォーターで魚をある程度自由に泳がせながらファイトしてキャッチする。

しかしあるころから、太いライン(多くの場合PEライン)と強いタックルを組み合わせたスタイルが登場。一般的なフィネスの欠点であった対障害物という点においてことさら強く、混み入った立ち木の中で繊細な誘いで食わせた魚を半ば強引に抜き上げることができるというものであり、その釣りこそが「パワーフィネス」なのだ。

『S68MH+』の使い心地は?

記者が使用して感じた率直な感想は、この手のロッド(パワーフィネスロッド)に必要な要素を十分持ちつつも、これからチャレンジしたいビギナーにもピッタリな1本。

竿が曲がりにくい分パワーフィネスロッドはキャストがかなり難しいのだが、このロッドは軽く、絶妙に残されたソフトなティップがキャスタビリティと操作性を向上させていた。

狙ったところにズバズバ入っていくので楽しくなるロッドといえるだろう。

ビーク3.5グラム(ジャッカル)にパインシュリンプ3.5インチ(ジャッカル)の頭をトレーラーにしたパワーフィネス。沖のオダに吊るして食わせ、上あごにしっかり貫通させるパワーも十分!釣れた魚はナナマルモンスターに及ばないが、そのパワーの片鱗を見ることができた


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