いくら長く使えるPEラインとはいっても、長く使っていれば徐々にその性能は落ちてくるもの。例えばガイドの抜けが悪くなったり、ライン同士が絡みやすくなったり…。そうなると、飛距離は出にくくなるしどんどん痛みやすくなってしまいます。さらにはライントラブルが頻発する原因になることも…。せっかくの高級ラインも水の泡…?そうなる前にシュッと一吹きで問題を解決してくれるスグレモノ『PEシリコンリッチコート(DAIWA)』のご紹介です!
●文:ルアマガプラス編集部
PEラインって便利ですよね!
皆さんはPEライン、使ってますか?
ソルトルアーフィッシングをやっている方であれば多くの方が使っているでしょうし、バス釣りやトラウトで使っている方も多いのではないでしょうか?
PEラインはモノフィラメントラインに比べて同じ強さでも圧倒的に補足できるため、『飛距離』というアドバンテージが大きいのが武器!
それから吸水性も極端に低いため、モノフィラメントラインよりも使っていて劣化が少ないのも魅力的です。
劣化が少ないということは長く使えるということ。
つまりお財布にも優しいといえます。
ちょっと待った!そのPEライン、どのくらい使ってます!?
でも皆さん。
PEラインが頑丈だからって、それを当てにし過ぎたりしてませんか!?
実はいくら劣化が少ないとはいえ、PEラインも少しずつ、ダメージを負っていくんです。
その最たるものが表面。
PEラインには滑りやすくしたり傷をつきにくくするようなコーティングが施されているものがほとんどなのですが、そのコーティングは使っているうちに少しずつ剥がれ落ちていくんです。
派手な色のついたPEラインって、使っているうちに色が落ちていくのがわかりやすいと思いますが、ちょうどあんな具合でPEラインの表面は少しずつ劣化していっているんです。
長く使いすぎて真っ白になったPEライン、リールに巻かれていたりしませんか?
飛距離低下にライントラブル…まさかのラインブレイクにも!?
それではPEラインの表面が劣化していくとどうなると思いますか?
長く使ったPEラインを触るとすぐに分かるのですが、明らかにツルツル感がなくなってしまい。つまり摩擦が起こりやすくなってしまうわけなんです。
そうなるとキャストをしてガイドをラインが抜ける際の抵抗になって飛距離が落ちてしまいますし、ライン同士も絡みやすくなってしまうんです。
それに加えて摩擦が起こりやすいということは摩擦熱も起こりやすくなってしまい、熱に弱いPEラインはますます劣化することに…。最悪の場合、ラインブレイクにつながることさえあるでしょう。
ちょっとお高めのPEラインを買ったならば、少しでも長く使いたいでしょうし、その性能を長く味わいたいですよね。
そんな人におすすめしたいのが、『PEシリコンリッチコート』なのです。
PEシリコンリッチコート G100(DAIWA)
『PEシリコンリッチコートG100』はPEライン用のシリコーン潤滑スプレー。
リールやロッドといったメイン釣具はもちろん、アパレルから小物類まであらゆる釣りに関する製品を展開するDAIWAさんの製品です。
なんとこのスプレーを吹きかけるだけで、PEラインの表面はコーティングされて、まるで新品のPEラインのような性能に蘇らせることができちゃうんです!
その秘密は、高濃度✕高浸透配合のシリコーン系・フッ素系潤滑剤。
PEラインに吹きかけると、最適化されたシリコーンの分子量によりPEラインに素早くしっかりと浸透し、PEの周りには高濃度配合のおかげで潤滑剤がたっぷりと付着するんです!
それでは実際に使っている様子を見てみましょう。
現場でシュッと一吹きで違いをすぐに実感!
使ってきたのはFさん。
バチ抜けパターンのシーバス狙いで釣り場にやってきたというFさんのリールに巻かれたPEラインはなんと3年物!
Fさん「いやー。釣行回数が多いわけではないので、そんなにだめになっていないんじゃないかと思うんですけどね」
そこでPEラインの上体を確かめてみると、たしかに色的にはそんなに劣化していない様子。ですが触ってみると、明らかに表面の劣化を感じ取ることができたそうです。
Fさん「これ、8本編みの0.6号なんですが、最近は手荒れした指先でラインを触っただけで毛羽立つことも多かったんです。これもPEラインの劣化が原因なんですかね」
それでは早速Fさんに『PEシリコンリッチコート G100』を使っていただきましょう。
Fさん「最初は缶をよく振って…」
Fさん「スプールに巻いたラインの上から直接吹きかけていいんですね。なるほど。スプール全体が濡れるように吹き付ける…と。スプレーの噴射が強いのでしっかり浸透していってる気になりますね。押している間だけしっかり吹き付けられるので、大きなリールでも使いやすそうです!」
吹き付けたらすぐにコーティングは完了です。
Fさん「え?これだけでOKなんですか?速乾性すごいですね。触るとたしかにツルツルになっています!シュッと吹き付けただけなのに!」
その後釣り場に移動し、実際にキャストとしてみてFさんはさらに驚くことに!
Fさん「これはスゴイ!いつもより気持ちよく飛んでれている気がします!そもそもラインがベイルアームやガイドに接触する音が小さくなったように感じるんですよね。ラインの表面がしっかりとコーティングされて、摩擦が減っているのを実感できました!」
Fさん「スプールからラインがほぐれる感じも気持ちいので、キャストだけじゃなくてバーチカルの釣りでも有効そうですね!」
ただしいくつか注意点がありますのでご注意を。
本当によく滑るので、ライン以外に付着した場合はしっかりと拭き取ることをおすすめします。またより効果的に使うために、ラインが乾いている状態で吹き付けましょう。
Fさん「一瞬でコーティングできるからといっても釣り場についたら気が焦ってすぐに投げたくなってしまう(笑)ので、出発前に使うタックル全てに吹きかけておくのを習慣づけると良さそうですね。これでPEラインをますます長く使えます!」
姉妹品『PEシリコンリッチコート(DAIWA)』もオススメ!
プッシュ式スプレータイプの『PEシリコンリッチコート(DAIWA)』ならガスを使用しないので、飛行機にも持ち込むことが可能。特に遠征時には役立つこと必至です。なおこちらは速乾性ではないため、釣行日の前日までにリールに塗布するのがオススメです!
PEシリコンリッチコート G100(DAIWA)
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