【釣れ過ぎ注意】ビバのサターンを使って本気で釣りをしてみたらヤバい結果に・・・

リーズナブルかつ高性能なハイコスパルアーを数多くリリースする「ビバ」。今回はビバの名作ソフトベイト「サターン」シリーズを駆使し早春のバスを編集部員が狙ってきた。近年全国的にハイプレッシャー化が著しく、難しくなるバスフィッシング。果たして釣ることはできたのか…?

●文:ルアマガプラス編集部

変わらず釣れ続ける“救世主ワーム”ビバの「サターンR」

超ロングセラーで、オカッパリ、ボート問わず多くのアングラーに愛されるサターンワーム。現在は「ビバのサターンR」として活躍を続けている。ボディには無数のリブがあり、テールはカーリー。オーソドックスなデザインで、様々なライトリグにマッチする。

ビバのサターンR

長さは3inで、バスのサイズを問わずガンガン釣っていくことができる。バスからの反応も良くバイトが多く出ることから、数釣りに向いておりビギナーにも超おすすめ。コストパフォーマンスに優れる点も、時代を超えて愛されている理由だ。

【スペック】

  • 全長:3in
  • 入数:10本

カラーラインナップは超充実の53色!

カラー数はなんと驚きの53種類釣れ筋のナチュラル系・地味系から、派手派手なアピール系まで超充実のラインナップ。これだけのカラー数があれば、どんな状況にもマッチする色が見つけられる。迷ったときは、釣りをする水の色に似たカラーをセレクトすれば間違いないはず。

アピールが欲しいときのファットモデルも人気!

そして現在、ビバのサターンにはオリジナルだけでなく派生モデルの「ビバのサターン・ファット」もリリースされている。 長さは3inのままで、その名の通りボディがファットに。マテリアルのソルト含有量をアップしており、高比重になっているのも見逃せない特徴。こちらはベイトフィネスタックルでのオフセットフックを使ったダウンショットリグなどが使いやすい。

ビバのサターン・ファット

【スペック】

  • 全長:3in
  • 入り数:8本

ファットモデルも充実のカラーラインナップ

カラーラインナップは25色で、ビバのサターンRほどではないが十分なカラー展開になっている。テールの色が変わっているカラーがあったりと、アピール系も複数用意してある。

パッケージは黒に、大きなピンクのVivaのロゴが目印。

往年の名作ワームをインプレするのはこのふたり!

インプレスタッフ:大木
バスもソルトも大好きなアラフォー編集部員。「釣りの上達は自分に合った道具と出会うこと」をモットーに毎週どこかの釣具屋を巡り続けている。

インプレスタッフ:西村
釣りと生き物飼育とラーメンを愛するフィッシングライター。数もデカバスも釣りたいわがままな釣り人。ライトリグはやや苦手。

インプレフィールドは関東の大人気レイク「高滝湖」

インプレをしたのは千葉県高滝湖。ワカサギが多く生息しており、バスのコンディションもかなりいい。春には産卵後の弱った瀕死のワカサギをバスが捕食し、春爆と呼ばれる入れ食いになることもある。

高滝湖観光企業組合
〒290-0557 千葉県市原市養老字柏野1365-1番地
TEL 0436-98-1277

高滝湖で釣りをするには遊漁券が必要。事前に購入して釣りを楽しもう。

いろいろなリグで使える!多彩な名手ビバのサターン!

ビバのサターンの“定番”とも言える使い方は「ダウンショットリグ」。マスバリを使い、リーダーは15〜20cm、シンカーは1/16ozくらいがおすすめ。他にはスプリットショットリグジグヘッドリグで使うのも効果的。さらに、ネコリグスモラバのトレーラーとしてもマッチする。使い方を選ばないのがサターンワームなのだ。

ダウンショットリグ

スプリットショットリグ

ジグヘッドリグ

ネコリグ

スモラバトレーラー

上がビバのサターンRで、下がビバのサターン・ファット。ファットモデルは素材に高比重のものを使っている。

「とにかくクセがなく使いやすい!」

大木はまずはダウンショットリグからスタート。根掛かりを考慮してオフセットフックを使用した。

大木「サターンワームは昔からよく使っていたワームのひとつ。ハリ持ちがいいから雑に扱ってもワームがずれたりしない。アクション面に関しても素晴らしく、リングボディが細かい波動を出してくれて、甲殻類のベイトを演出してくれます」

大木「ファットモデルは今回初めて使ったんですが、重量感が増して飛距離も出るようになっているし、アクションさせたときの水押し感がしっかりと手に伝わってきます。スピニングタックルでのダウンショットリグならビバのサターンRベイトフィネスでヘビダンなどで使うならビバのサターン・ファットという使い分けがいいんじゃないでしょうか!

「迷ったときはこれ! どこでも通用する超万能ワーム!」

西村もまずはダウンショットからスタート。さらに、スモラバのトレーラーにしてライトカバーを撃ったりと、手を変えながらバスを狙う。

西村「ビバのサターンは10代の頃に本当によく釣りました。河口湖がまだワームが使えたとき、放流バス狙いに使うとめちゃくちゃ釣れましたね。あとはため池で使って数釣りをしたり。この大きめのヘッドとボディのリブ、そして控えめなテールの組み合わせが絶妙なんですよね

西村「ビバのサターンはよく見ると、実はボディがやや扁平になっている。これがアクションさせたときに微細な水押しをしてくれて、それが釣れる理由になっているんだと思います。そしてビバのサターン・ファット。これは僕も初めて使うんですが、かなり使い勝手がいいですね! ベイトフィネスタックルでのダウンショットで使うにはベストマッチ。一発でファンになっちゃいました!」

スタッフ大木、見事なプリバスGET!

養老川河口部に広がるワンド、そのフラットなエリアを探っていると、大木にヒット!

大木「パラアシが生えていたんで、その近くをダウンショットリグでもぞもぞ探っているとラインが走りました。前日の雨でかなり濁っていたのでアピール力出したく、ビバのサターン・ファットをチョイスしました。カラーはブルーギル。アクションしている感がしっかりあるから、釣りの集中力が持ちますね。個人的一軍ワーム決定です!

ブレード追加でアピールアップ!

実釣当日は風も強く、ウィンディサイドのポイントでは岸に打ち付けられたワカサギを発見。このワカサギをヒントに西村は、フラッシングアピールを追加するためにブレード付きフックを使用、さらに飛距離を出すためにフリーリグにするという変則的なリグにした。これがなんと大当たり!40cm後半の超グッドコンディションのバスを見事キャッチ!

西村「狙ったのはウィンディーサイドのハードボトム。弱ったワカサギが風に寄せられているんじゃないかと思い、ボトムをゴリゴリ巻いて誘いました。硬い障害物をごりっと回避したらググッとバイト! ビバのサターン・ファットに、釣ったカラーはグリーンパンプキン。変則的な使い方でしたが、しっかり対応してくれました!」

「管理釣り場」に行く場合も絶対マスト!

インプレ実釣とは別の日。西村はバスの管理釣り場に行き、ビバのサターンRを試すと入れ食い状態に!

西村「ダウンショットにして、キャストしたら軽くちょんちょんとシェイクするだけでイージーにバスが釣れました! サターンはバスの管理釣り場なら最強の一角だと思います。管釣りに行くときも絶対に持っていったほうがいいです!リーズナブルなのでカラー別に数パック買っておくことをおすすめします(キリっ!!)」

これからハイシーズンに入り、どんどんバスの反応が良くなってくる季節。みなさんもビバのサターンシリーズを持っておけばマチガイない!!


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。