
バスにとっては厄介者でも、水の抵抗を受けながらも不器用に一生懸命泳ぐ様子がユーモラスでなぜか愛くるしく感じるノイジー。「出す音」を「奏でるサウンド」と表現されることに違和感がなくなったらバス釣り上級者!?
●文:ルアマガプラス編集部
でかバスを惑わせる魅惑の音色
ノイズ(雑音)をまき散らすトップウォーター。その音が、エサであるベイトが他のバスに食べられる捕食音であれば納得だが、『騒々しい』の意味を持つノイジー。食性以外の好奇心や不快感といったスイッチを押してバスに口を使わせているとすれば、バスという魚の不思議さ、魅力を端的に引き出すルアーであるともいえる。
ボディにはノイズを発生させるためのパーツが付き、形状は水を大きく動かすファットなタイプがほとんど。音の種類もパーツによって様々だが、慣れてくれば、コポコポ、パチャパチャ、ジュボなど、擬音だけでもタイプが分かるようになるくらいに個性的なのも面白い。
特別な操作を必要とせず、ただ巻きだけで誘えるのも魅力だ。
使い方ワンポイント
いつ?:夏~秋
どこで?:岸沿い/シャロー
どうやって?:ただ巻き
水押し:強い
ノイジーを使うために覚えておきたいこと
特徴
カップ
ルアーの先端にボディの幅よりも広い湾曲したカップがセットされ、右、左と交互に水を押しながら直進する。素材は金属やプラスチックが主だ。このパーツがついたタイプをカップ系と呼ぶこともある。
リップ
潜りたくても潜れない強い浮力でボディ全体が大きな引き波を立てる。見た目としてはミノーやクランクベイトと大差ないルアーが多い。ブレードやペラがセットされていることもある。リップ付きのノイジーはウエイクベイトと呼ばれることも多い。
ブレード
金属製のブレードで水をかきまわす。金属による光の反射(フラッシング)とボディにブレードが当たる音もバスにスイッチを入れる重要な要素だ。
ハネ
ボディに対し90度前後で開く左右対のハネが水をつかみクロールのように泳ぐ。大型の物はハネモノ(ビッグクローラーベイト)としてここでは別に扱う。
動きのイメージ
ただ巻きで賑やかにバスを刺激する
一定スピードのただ巻きで巻き続けるだけ。ルアーとしての動きが成立するギリギリの高速から低速まで、反応するスピードは季節やフィールド、その日の状況によって異なるが、可変ではなく一定を心がけること。ただし、ピンスポットを狙う時にはそのスポットを少し過ぎてからポーズさせるのはありだ。また、名前通りに騒がしく使うのが基本だが虫ルアーのようにあえて微かに水を震えさせる使い方が効果的なこともある。
得意なシチュエーション
岸沿い
縦護岸や斜め護岸など、バスがベイトを追い詰められるスポットを引く。塊になっているウィードや水生植物、ブイなど線になっているキワを攻めてみよう。
流れ
河川や堰の下、リザーバーのバックウォーター、流れ込みなど強い流れがあるスポットでは流れに逆らうように一点に留まらせて誘い続けるのも有効だ。
最適なタックル
柔軟でパワーのあるベイトタックル
大型のルアーが多くベイトタックルが適当だが、硬すぎるとせっかくのバイトも弾かれやすいので、レギュラーアクションのミディアムパワーが使いやすい。
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