
実力派揃いの50名以上のバスアングラーが全国5箇所のフィールドをまわって年間優勝を争う国内最高峰トーナメントカテゴリー・JBトップ50。その第3戦、SDGマリンCUPが霞ヶ浦で行われ、本日終了した。灼熱の3日間を制したのは果たして…?
●文:ルアマガプラス編集部
予選2日間を終えての首位はホームの若手アングラー
梅雨時期とは思えないほどの暑さの中で2日間行われた予選をトップ通過したのは、今回の戦いの舞台である霞ヶ浦水系をホームフィールドとし、これまでにも同水系で行われた大会で好成績を残してきた若手・江尻悠真選手。
初日にこそ派手な釣果を持ち込むことはできなかったものの、2日目に単日トップのウエイトを持ち込んでいる。
初日トップウェイトの市村修平選手が2日目にノーフィッシュになるなど、例年の霞ヶ浦に輪をかけて難しい試合となった今戦の最終結果はいかに…?
レイダースの隠し玉・喜代浜友貴選手が逆転!
案の定、開催三日目となる本日の霞ヶ浦も灼熱の気候。
バス釣りの腕前もさることながら、体力や体調管理も勝敗二影響を与える大きな要因となったことは間違いないだろう。
そんな中、頭一つ抜ける釣果を持ち込んだのが、トーナメントシャツのレイドジャパンロゴが眩しい喜代浜友貴選手。
2ウェイ(レイドジャパン)のダウンショット、リーダーレスダウンショットを使い分け、3尾3796gをウェイインしている。
初日トップの市村修平選手も猛追し、1位と700g差の3尾3080gで2番手につけている。
気になる3日間合計は、その喜代浜選手が大きくジャンプアップし、暫定10位からの大逆転優勝。
一方、2日目終了時点でトップだった江尻選手は苦戦し、3日間合計6338gで2位に。
初日首位、2日目ノーフィッシュ、本日2位の市村選手は5988gで3位に入賞を果たしている。
年間優勝争いもいよいよ本格化!
第3戦を終えて、いよいよJBトップ50は後半戦へと差し掛かる。
今戦終了時点での年間暫定順位1位は、今回の霞ヶ浦戦でもその存在感を主張した江尻悠真選手。
2位には昨年チャンピオンの梶原智寬選手が3pt差で追いかけている。
そしてその2位にわずか1pt差で3位につけているのが、2018年に年間優勝も果たしている早野剛史選手となっている。
残り2戦全て優勝すると100pt獲得できるため、まだまだ多くの選手にチャンスはあるが、やはりこの時点でのアドバンテージは小さくないはずだ。
次回9月13~15日は、伝統の桧原湖戦。
トップ50では唯一のスモールマウス戦となるだけに、ここを勝負どころとしているアングラーも少なくないだろう。
年間優勝争い、そして次年度のトップ50残留を掛けた戦いがいよいよ加速する!!
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