
日本が誇る老舗釣り糸メーカーにして、現在は産業資材事業やプラズマライズ事業などを手掛ける「サンライン」。確かな歴史と伝統の匠の技と最新テクノロジーを取り入れ続ける柔軟さは様々な釣種の釣人から愛され、その規模は国内にとどまらない。そんな同社から現在フィッシングラインの主流である「PEライン」のコストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルがリリースされた。
●文:ルアマガプラス編集部
ベーシックPE(サンライン)
【スペック】
- 規格:150m、200m
- カラー:ライトグリーン、マルチカラー
- 号数:0.3、0.4、0.5、0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、2.5、3(150&200m巻ライトグリーン)、0.6、0.8、1、1.2、1.5、2(150m巻マルチカラー)、0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、2.5、3(200m巻 マルチカラー)
同社のコストパフォーマンスに優れたラインとしてリリースされるのが「ベーシック」モデル。現在はバスフィッシング用フロロカーボンの「ベーシックFC」や基本性能が充実したオールマイティナイロンラインの「SIGLONベーシック」などがリリースされている。
そんなベーシックモデルに待望のPEにラインがリリースされる。その名も「ベーシックPE」だ。
ベーシックPEの大きな特徴は先述したラインと同じく、コストパフォーマンスに優れていること。
ベーシックPEの原糸は、HQ-PE(High Quality PE)を採用しており、品質を落とさず、コストを抑えた製法加工により、基本的な性能を保ったままローコスト化に成功。
編み数は4本撚りとなっており、8本撚りと比べ耐久性が高く長期間での使用も可能だ。
ラインカラーはルアーフィッシングにベーシックな「ライトグリーン」と船釣りなどにも使いやすいメーターマーキングが施された「マルチカラー」の2色展開。
また注目点として見逃せないのが「ラインナップの豊富さ」。
ライトグリーンカラーはなんと0.3号から3号まで11もの号数を用意。マルチカラーも0.6号から3号とライトな船釣りなどにはドンピシャな号数ラインナップなのだ。
コスパの良いラインが使いたい、普段やらない釣りで急遽PEラインを巻きかえなくてはいけなくなった、友達や彼女にレンタルするタックルにPEラインを巻きたい、予備用のリールにPEを巻いておきたいなどにも最適!
もし使用時に毛羽立ちやヨレが見られた場合は、5~10m程カット、もしくは巻替えるなどは思い切って行いたい。またラインコート剤を塗布すれば糸寿命を延ばすことが出来るので使用するのもありだろう。
幅広い釣りを楽しむマルチアングラーや初心者にも最適なPEラインなので是非ともチェックしていただきたい。
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