7月に入りいよいよクロダイをルアーで狙う「チニング」もハイシーズン到来！今年も各メーカーからロッドやルアーなど新製品が続々とリリースされている中、チニングゲーム創世記よりシーンを盛り上げてきた「メガバス」からチヌ専用のペンシルが新たにリリースされた。
●文:ルアマガプラス編集部
ドッグX クイックウォーカーSW（メガバス）
【スペック】
- 全長：87ｍｍ
- 重さ：12g
- タイプ：フローティング
- フックサイズ：＃6ｘ2
ドッグX クイックウォーカーSWは、同社の大人気バス用ペンシルベイト「ドッグX クイックウォーカー」をチヌトップ専用にセッティングされたスペシャルファンクションモデル。
「慣性バランサーシステム（PAT.）」により、チヌトップにおいて効果絶大な180°オーバーのテーブルターンを誰でも簡単に演出可能。
きわめて移動距離の少ない首振りアクションを、ストレスなく続けられるよう専用のウエイトセッティングを煮詰めてパッケージングしているのだ。
広大なベイエリアの彼方を効率よく探るため、専用ウエイトを後方重心化してマウント。
圧倒的な飛距離を叩き出すロングディスタンスゲームを展開し、接近戦を嫌うナーバスな状態のクロダイから果敢にバイトを誘発する。
ヘッド下部には、水に食らいつきスタビリティを高める「ウォータースルーギル（PAT.）」機構を搭載。ターン時に水面を切り裂きながら「スプラッシュ＆サウンド」を発生。
アクションに合わせ特別に調律した「ワンノックサウンド」との相乗効果で、広範囲のクロダイにアピールする。棚落ちして待機する深場エリアにおいても積極的にクロダイを誘い出し、水面を割らせることができる。
現在同社からリリースされているチヌ専用トップウォーター「ポッピングダック」や「SWING HOT」との使い分けでさらなるアプローチの幅を広げてくれるだろう。
編集部の一言インプレ！
ペンシル好きでお馴染み（!?）編集部・大木もクイックウォーカーSWは発表されたタイミングから注目しており、オンラインショップの先行リリースに即ポチでゲットさせていただきました！
実際に地元河川で使用してみたところ、説明の通り、クイックな180度のテーブルターンを演出しやすくアクションレスポンスは秀逸。テーブルターンと同時に鳴り響くワンノックサウンドもしっかりとアクションと相まって非常にいい感じでした。
「こりゃ釣れる動きだ…」と確信しながらキャスト＆アクションを繰り返すと、あっという間に結果は返ってきて…
グッドコンディションなチヌをゲットできました！しかもルアー丸呑み!!
さらに別日にはチヌだけでなくシーバスもキャッチ！
個人的にはジャイアントドッグX SWが好き過ぎて「ソルト最強ペンシル」と確信していたのですが、アクションのスライド幅も広く、ボリュームも少し大きいので口の大きなシーバスなら問題ないのですが、チヌだとバイトが弾かれることも多々ありました。
しかしドッグX クイックウォーカーSWはスライド幅は狭くクイックなテーブルターンアクションのため、チヌも追いつきやすく、さらにボディも細身なのでしっかりとフックアップしてくれます。
改めてトップウォーターの使い分けの大事さを学ばせていただきました…！
今回ご紹介したドッグX クイックウォーカーSWだけでなく、キリンジ70やドッグX Jr. SWとリニューアルモデルや釣れ頃な追加サイズが続々とリリースされています。昨今メガドッグなどのデカペンシルで注目を集めていますが、メガバスは元来「ポップX」や「ドッグX」など海外でも高い評価を受ける名作トップウォーターを数多く輩出しているので、これから先も新たなトッププラグのリリースに期待しちゃいます！
ドッグX クイックウォーカーSWの実釣解説動画は下記をチェック！
関連する記事
今週も始まりましたルアマガプラス編集部員による釣具自腹インプレ企画。梅雨も明け遂に夏本番！ 暑い季節に投げたくなるルアーって皆さんそれぞれありますよね！ 編集部・大木も暖かくなったらすぐにバス、ソルト[…]
ペンシルベイトは死んだのか？流行のルアーとはとても言えないこのジャンルを、ドッグXを筆頭にこれまでに数々の名作を生み出してきた鬼才・伊東由樹が語る。 ペンシルベイトはむしろ盛り上がっている 伊東「ペン[…]
＜その期待値はまさしく麒麟児!? キリンジ70の値段を見る＞ なんともメガバスらしい、いやメガバスを象徴すると行っても過言ではない「ウォータースルー機構」を搭載した新作プラグが登場！昨年発売モデルの弟[…]
→【画像】「色褪せない人気…！」ポップXのスペックと価格 T.O.Y.2023で上位に選ばれたルアーの使い方を深掘りしていくこの企画。定番的な用法だけでなく、裏技やワンステップアドバイスなどを紹介する[…]
茨城県の涸沼は汽水湖で、タイダルによる流れはほぼ無い。ここでのシーバスフィッシングはかなり独特になってくる。ハイシーズンに突入した涸沼において、スーパーロコである田口さんに涸沼名物の朝マズメボイルにイ[…]
※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
