ハイレベルのシーバスゲームにおいて、メインラインの選択は非常に重要な要素となる。今回、新たにバリバスからリリースされた「アバニ シーバス マックスパワーPE X9」は、エキスパートの要求に応えるハイスペックモデルとなっている。その詳細を見ていこう。
●文:ルアーマガジンソルト編集部 ●素材引用:バリバス
「シーバスゲーム=流れの攻略」。重要となるタックル選び
河川や港湾部、そして干潟、磯など、様々なシチュエーションで狙うことができるシーバス。ルアーマガジンソルトでも度々取り上げてきているこのターゲットは、一方で、一筋縄ではいかない難しさもある。だからこそ、エキスパートがこぞって夢中になるとも言えるだろう。
どのシチュエーションでも、シーバスゲームを展開する上で重要となるのが流れだ。この流れをうまく利用して、ルアーを操作し、シーバスのバイトを誘い出す。さらに、ヒット後はシーバスに主導権を譲らず、この流れをかわしつつ寄せてくることが要求される。
シーバスゲームではロッドやリールに対して、高い性能が求められるのは、こういったシビアなシチュエーションを背景にしていることも、1つの要因として挙げられる。また、使用するラインについても、強いこだわりを持つアングラーも多いだろう。
流れの釣りを征すシーバス専用ハイスペックPEライン
バリバスから新たにリリースされたアバニ シーバス マックスパワーPE X9は、そんな高度なシーバスゲームを展開するハイレベルなアングラーに最適な、ハイスペックPEラインという触れ込みなのだが、一体どうハイスペックなのだろうか?
高耐久性と高い操作性を生み出すX9構造
流れの中でヒットしたランカーシーバスの強烈なファイトにおいて、ラインの強度は重要となる。過酷な条件下でも、アングラーが安心してファイトに集中できる高い強度と、ルアーを意のままにアクションさせる高い操作性を併せ持つ、X9構造を採用。
“CORE-INPUT”製法の採用により、ワンランク上の高い耐久性と適度な張りを実現。流れの中でヒットしたランカーシーバスの強烈なファイトを征す高い強度と、ルアーを意のままにアクションさせる高い操作性を併せ持つ。
Vertical Braid工法(縦編み)
高感度設計なので微細なアタリや水中の情報を明確に伝えてくれる。ルアー操作時など、障害物とのコンタクトやわずかな水流の変化など、より的確に把握することができる。また、ラインの「たわみ」を大幅に軽減しているので、小さな動作でのラインメンディングが可能となっている。
Vertical Braid工法により抜群の直進性と3%台という超低伸度化に成功。高感度設計なので微細なアタリや水中の情報を明確に伝えます。またラインの「たわみ」を大幅に軽減しているので、小さな動作でのラインメンディングが可能だ。
キャスタビリティ向上が期待できる「SP-T IIコーティング」
アバニ シーバス マックスパワーPE X9は、進化したSP-T IIコーティングを採用する。これにより、撥水性も向上するため、キャスト性能が高まり、ラインさばきもスムーズに行える。
SP-T IIコーティングは、従来のSP-Tと比べてより強力な樹脂膜コーティング性能を発揮。PEライン表面の耐久性と低吸水性が大幅アップ。
視認性を高める独自マーキング
このアバニ シーバス マックスパワーPE X9は、ナイトゲームなどにおいても、高い視認性を発揮するよう、ホワイトをベースにしつつ、パープルのマーキングを採用する。カラーの明減がはっきりしているため、流れの強いフィールドにおいても、ラインの軌道や僅かな変化をアングラーに伝える。
アバニ シーバス マックスパワーPE X9のスペック
号数は、繊細なゲーム展開からランカーシーバスでも安心の、0.8〜1.5号という展開、カラーはホワイトパープルの1色となっている。
2024年8月6日に発売されたばかりの新製品だ。気になる方は是非、このハイスペックシーバス専用PEラインを試してみてほしい。
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