【水面炸裂バイトが待ち遠しい…】いよいよ開幕間近!デカトップシーバスの火付け役「メガドッグ(メガバス)」の魅力を徹底解説!!

東京湾ボートゲームを代表するターゲットがシーバス。「乗ったら釣れる」と言われるほど人気の船宿『Bay Works(ベイワークス)』のキャプテン・遠藤逸郎さんに、間もなく開幕する「デカトップ」シーバスとブームを牽引する「メガドッグ(メガバス)」の魅力を語っていただきます。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 秋エギング特集

大人気遊漁の船船長にして、メガバスプロスタッフ!

遠藤逸郎(えんどう・いつろう)

1988年生まれ、神奈川県出身。幼少期から釣りにのめり込み、海洋系の大学卒業後はメガバスに入社。その後、修行期間を経て若干20代にして遊漁船「Bay Works Tokyo」をスタートした若きキャプテン。現在、メガバスのサポートを受ける。

エキサイティングな釣りを楽しみたい! 専用タックルも重要な「デカトップ」

ここ数年注目を浴びているデカトップの釣り。『メガドッグ(メガバス)』はブームを牽引する人気ルアーです。

遠藤「ハイシーズン中はメガドッグを中心に1便で50〜70回くらいヒットすることもあります。もちろんこれはXデイ限定ではありますが、そんなエキサイティングな釣りが楽しめるのが『デカトップ』や『ビッグベイト』などの大型ルアーを使った釣りです」

元々、10月から12月の釣りとされてきましたが、昨年は7〜8月頃からデカトップの釣果が聞こえ始めていました。

遠藤「早い時期から釣れ始めたのはデカトップユーザーが増え、早い時期からデカトップの釣りを始めたことも理由のひとつだと思います。この釣りはとにかく派手だし注目度はうなぎ上り。入門者の方もかなり増えました。ただ、ルアーの大きさやウエイト的に専用タックルが必要です。『BayWorks』であればレンタルタックルがありますが、ハマって専用タックルを揃える人も増えています」

遠藤さんが愛用するのは、メガバス社のマグナムサイズルアー専用ロッド『ヴァルキリー・ワールドエクスペディション VKC-61XH』です。

遠藤「メガドッグはドッグウォークさせて音とスライドで力強くアピールするルアー。だからこそ、強く粘りのあるロッドが必要不可欠なんです。ランカーシーバスはもちろん9kgクラスのブリが回遊してくることもありますから、ルアーの操作と大型魚への対応を両立したタックルセッティングが必要ですね」

今シーズンも秋口頃からデカトップの釣りが盛り上がるに違いない。水面炸裂のド派手な釣り、ぜひともチャレンジしていただきたい!

デカトップの釣りは1日1バイトのタフな日もある。そんなタイミングでキャッチした一尾の価値は相当デカイ!

水面炸裂! オススメのルアーとタックルセッティング

動きとサウンドで強く広くアピール!「メガドッグ(メガバス)」

【スペック】

  • サイズ:220mm
  • ウエイト:130g
  • タイプ:フローティング

名作『ドッグ-X』の性能を継承する、モンスターシーバス用のデカトップ。

遠藤「コノシロやボラなど、シーバスが大型のベイトフィッシュを意識したときに強いルアーです。通年でいえば10月前後がシーズンにあたりますね。頭を浮かせてドッグウォークさせれば、動きとウエイトが発する『音』で広範囲から魚を呼び込んでくれます」

メガドッグをダウンサイジングでさらに使いやすく!「メガドッグ180(メガバス)」

【スペック】

  • サイズ:180mm
  • ウエイト:72g
  • タイプ:フローティング

フックアイにはパワースイベルを採用し、暴れる魚への追従性を向上。さらに一本化された極太(1.2mm)貫通ワイヤーを搭載しているので、大型魚のパワーにも耐えられる仕様となっている。

遠藤「ダブル慣性バランサーシステムという、遠心力を利用したウエイトを搭載していて、ドッグウォークアクションが簡単に演出できます。メガドッグよりも小ぶりなこともあり、キャストや操作は『メガドッグ180』の方が行いやすい。デカトップ入門ルアーとしてもアリだと思います」

デカトップは専用タックルで!『ヴァルキリー・ワールドエクスペディション VKC-61XH-3(メガバス)』

【スペック】

  • Length:6.1ft
  • Lure capa:MAX150g
  • 継数:3本
  • カーボン含有率:カーボン60% グラス40%
  • Price38,500円(税別)

遠藤「メガドッグシリーズを上級者編としたのは専用タックルが必要だから、という部分もあります。僕が愛用しているのは『ヴァルキリー・ワールドエクスペディション VKC-61XH』。約150g程までのルアーを背負えて、かつカーボンとグラスのコンポジットということで粘りがある。ウエイトのあるルアーの操作感も抜群です」

遠藤さんのタックルデータ

  • ロッド:ヴァルキリー・ワールドエクスペディション VKC-61XH-3(メガバス)
  • リール:カルカッタコンクエストDC200(シマノ)
  • ライン:PE4号
  • リーダー:フロロカーボン40lb

都会のど真ん中から出船!「Bay Works Tokyo Fishing」

ビギナーの受け入れにも力を入れる船宿。必要な道具はすべてレンタル可能で、手ぶらで参加できるのがうれしい。中には初めての釣りで70cmオーバーのシーバスを釣ったキッズもいるとか! 経験豊富な船長は、親切丁寧でホスピタリティも非常に高いことで有名です。

銀座線浅草駅1番出口から徒歩10秒の居酒屋「酒場寅鈴」と提携しており、釣れた魚をそのまま持ち込んで調理してもらえるサービスもある。詳細はWebサイトを参照。


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