「キタキタキタ…」「よっしゃ〜!」木製ボディがヤバい!大人気エギにとんでもない性能を持ったニューモデルが登場!

職人の手作りによる木製ボディにこだわったエギを作り続ける林釣漁具製作所から新たなエギがリリースされた。その名は『飛猿』(とびざる)。根強い人気を持つ兄貴分の餌木猿とは何が違うのか? その答えは“飛”にあるようだ。飛びといっても飛距離じゃないぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 秋エギング特集

古式ゆかしいルックスで現代エギングの実釣性能を内包する木製エギの新型がデビュー!

伝統漁具の餌木と同じ木製で現代のエギングにマッチした性能をみせる餌木猿。スーパーシャロー、プレミアムネオ、ニンジャ、紫式など派生モデルはあるが、飛猿は新たな切り口の新型エギになる。餌木猿ファンにとっては待望の新作といえるだろう。

飛猿(林釣漁具製作所)

●サイズ:3.5号●重量:約20g●沈降速度の目安:約3.3秒/m●カラー:16色●価格:1650円(税込)

カラーは4色×下地テープ4色の全16色

飛猿のカラーは海桜(みおう)ピンク、渋柿オレンジ、求仙グリーン、蒲公英(タンポポ)イエローの4色。各色にマーブル、金、赤、緑の下地テープがあり、全16色をラインナップする。デイライト、ナイト、澄み潮、濁り潮、地域性など、様々なエギングシーンに対応可能だ。

海桜ピンク/マーブル

渋柿オレンジ/金テープ

求仙グリーン/赤テープ

蒲公英イエロー/緑テープ

飛猿を動画で見る

海中を飛び回りイカに強烈にアピール! 飛猿…名は体を表す!

飛猿の兄貴分の餌木猿は、職人の手による桐製ボディの予測不能なアクションと安定したフォールがでかイカに効くと定評があり、コアなファンが多い。飛猿も餌木猿と同じハンドメイドの木製ボディだが、アクションは別物に仕上げられている。餌木猿よりダートさせやすいセッティングが施されているのだ。海中を飛び回りイカに強烈にアピール! これが飛猿のストロングポイントだ。

海中を飛び回れば、遠くの高活性イカにも気づかせやすい。キレの良いダートは喰い渋るイカの捕食のスイッチを入れやすいというメリットもある。

トラディショナルな見た目で運動性能は現代のエギングにマッチ!

薄いシンカー&前方重心でダート性能の向上を実現

飛猿がキレの良いダートを実現した主な要素は二つ。一つはシンカーを薄く設計。水を切りやすく、シャクリの入力に対するレスポンスがアップ。もう一つはやや前方重心のバランス設定。シャロータイプのエギとノーマルタイプのエギのダート性能の違いと同じで、頭下がりで沈むエギほどダートさせやすい。これはエギの定説だ。

飛猿オリジナルの薄く設計されたシンカーが“飛”の心臓部だ。

飛猿のフォール姿勢。前傾気味の安定した姿勢でフォールする。

飛猿と餌木猿の使い分けで攻略の幅が広がり、釣果UP間違いなし!

飛猿はダートによるアピール力がアップ。イカの活性が高い状況で有効なのはいうまでもない。また、沈降速度の目安は1m沈むのに約3.3秒と一般的な3.5号ノーマルタイプの範疇だがやや速め。まさに海中を飛び回るがごとくシャクリとフォールを繰り返し、テンポ良く探る釣りにも向いていそうだ。

夏や秋をはじめ、イカの活性が高いときに手返し良く攻略できる。

さらに天然木を使った木製ボディによる個体差。餌木猿同様、予測不能なイレギュラーアクションが期待でき、でかイカの捕食を誘う効果も期待できる。餌木猿よりアピール力がほしい、浅場を手返し良くサーチしたい、餌木猿に反応がないなど飛猿の出番は多い。餌木猿と使い分けることで、今まで釣れなかったイカが獲れるようになる! ということだ。

飛猿の登場で餌木猿だけでは攻略しきれなかったイカの反応が期待できる。

飛猿を動画で見る!


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